「bigとlargeの使い分けルール」や「米語と英語の違い」を必死に覚えるより、英語を1分間でいいから話しなさい

「bigとlargeの使い分けルール」や「米語と英語の違い」を必死に覚えるより、英語を1分間でいいから話しなさい

(ネイティブ) 「bigとlargeの違いを知っていますか?」

(日本人の英語学習者) 「知りません。ネイティブはどう使うんですか?」

(ネイティブ) 「bigは形容する名詞を主観的に捉えた場合使って、largeは形容する名詞を客観的に捉えた場合に使うんですよ!」

(日本人の英語学習者)  「は〜、そうなんですか!覚えておきます!」

・・・・・・。

事前勉強が大好きな日本人

勉強熱心なところは日本人の特長だと思います。

「勉強 (インプット) → 実践 (アウトプット)」、というわかりやすい成長ステップを踏めますし。

しかし、海外で働き英語を使って毎日仕事や生活をするようになると、この特長は悪だと感じるようになってきました。

 

理由は、いつまでたっても実践 (アウトプット)を行わないからです。

 

【関連記事】 断言しよう。「TOEICの勉強を十分にしてから、TOEICを受験する」 じゃダメだ。
http://toeic-eigo-blog.com/archives/9227

【関連記事】 通学せずにインドネシア語を1年間使い続けた結果
http://toeic-eigo-blog.com/archives/10744

 

もちろん全ての人がそうではないと思いますが、日本人については、どうもインプットの比率が高いような気がして仕方ありません。

理想的には、「勉強:実践 = 30 : 70」くらいでしょうか。

いや、違いますね。

 

「勉強:実践 = 10 : 90」

これくらいでいいでしょう。

 

一方で、英語を学習している多くの日本人の比率は・・・

「勉強:実践 = 90 : 10」

こんなもんじゃないですかね。

 

しかも、「実践 10」の内訳といえば、

 

・ 月一回のTOEIC受験

・ 年三回の英検受験

・ テンプレありきの英文メールやり取り

・ 偶然的に外国人と話す

・ 週一回のオンライン英会話

 

といった感じではないでしょうか。

これでは正直、絶対的にアウトプットの量が少ないですよね。

逆に言えば、少ないからこそ「勉強:90」の時間やエネルギーを確保できるんですけど。

 

従いまして、「勉強:実践 = 90 : 10」の人たちに、「勉強:実践 = 10 : 90」に変更しなさいと伝えると、得てして以下のような回答が帰ってきます。

 

1.「そもそも実践 (アウトプット)の機会がないのだから仕方がない」

2.「勉強が1割くらいだったら、全然成長 (レベルアップ)できない」

 

#1については環境を変化させればいいだけなので、詳細は割愛します (過去記事でも頻繁に触れていますので)。

この記事で伝えたいことは、#2は完全に間違った解釈であるということです。

 

 

実践(アウトプット)で間違えて、そこから学び成長するだけ

冒頭に、bigとlargeの例を挙げましたが、同じような使い分けルールで「アメリカ英語とイギリス英語の違い」があります。

日本語にもなっていますが、「トイレ」を英語で使おうとすると、

 

アメリカ英語 = restroom

イギリス英語 = toilet

 

といった具合に単語が異なるのです。

この違い、知っていましたか?

知っていればそれに越したことはないです。

 

ただ、知らなかったからといって、そんな大きな問題にはなり得ません。

 

イギリスに行って、”Where can I find a restroom?”とイギリス人に聞いたとしても、恐らく答えてくれますよ。

イギリス人だって伝わりますよ。

なお、私はインドネシアに赴任して最初に同じ質問をしましたが、「???」といった表情をされ、改めて”toilet”と言ったら通じました。

 

何を言いたいかもうお分かりでしょうが、そんなちっちゃなことを熱心に学ばなくとも、知っている人は知っているし、通じなければその場で学習して成長すればいいだけのことなワケですよ。

 

もう一つ私が実際に経験した例を挙げますと、「フロアの表現」ですね。

これは結構有名なので知っている日本人も多いかと思います。

 

「1階」

アメリカ英語 = first floor

イギリス英語 = ground floor 

 

「2階」

アメリカ英語 = second floor

イギリス英語 = first floor

 

海外出張に来てホテルに宿泊した時、「明日は6時にfirst floorに集合してください!」と言われて間違ってしまいました。

アメリカ英語とイギリス英語での表現の違いはわかるんですけど、その国がどちらの方式を採用しているのかがわからないんです。

インドネシアならイギリス式、カナダならアメリカ式とか国単位で統一されているところもあれば、同じ国内でも米国系ホテルとローカルホテルで表現が違ったりと、もうルールなんてありません。

 

従いまして、「(事前勉強などせず) とりあえず話してみて、間違えたらその場で学ぶ」というステップを踏めばいいだけなんです。

ちなみに、私は海外赴任してから成長ステップが以下のように完全に変わりました。

 

(before) 「勉強 (インプット)  → 実践 (アウトプット)」

(after)  「実践 (アウトプット) → 勉強 (インプット)」

 

はっきり言って学習効果も上記で言う所の(after)の方が良いんです。

失敗しているから印象も強いし、記憶に定着しやすいですしね。

従いまして、真面目にテキスト開いて勉強 (インプット)なんかするより、さっさとスピーキングの機会を設けちゃった方が効果的なんです。

 

では何故に行動に移さないかというと。

知らないと恥ずかしい、失敗するのは恥、という考えがあるから。

【関連記事】 恋愛と英語の成長プロセスが似ている件
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あなたは「出川イングリッシュ」を話せるだろうか

「世界の果てまでイッテQ!(日本テレビ系列)」の人気コーナーで、「出川哲朗はじめてのおつかい」というものがあります。

タレントの出川哲朗さんが色々な国へ行きミッションをクリアしていく企画で、番組内では出川さんが喋る独特な英語が「出川イングリッシュ」と呼ばれていますね。

 

詳細はテレビをご覧頂ければと思いますが、簡単にいうと彼は英単語をほとんど知らないので、なかなか現地の人とコミュニケーションが取れないんです。

しかしながら、拙い英語を話す中で学習していき、次第にコミュニケーションをとれるようになり、最終的に無事ミッションをクリアしていきます。

正直、彼の話す英語はめちゃくちゃで、日本もミックスされていますし、間違い満載です。

 

しかしながら、私はこれを「日本人が英語(に限らず全ての言語)を学習するに当たり、目指すべき姿の一つ」だと考えています。

すでに同番組をご覧になったことがある人はお分かりでしょうが、この記事で私が言っていることは正に「出川イングリッシュ」と同じです。

 

答えは出ましたね。日本人の英語学習者は、出川Englishを真似すれば良いだけです。

 

bigとlargeの違いを必死に暗記するよりも、出川イングリッシュ。

アメリカ英語とイギリス英語の違いを覚えようとするよりも、出川イングリッシュ。

カフェでTOEICの参考書を開いて勉強するよりも、出川イングリッシュ。

 

やってみてくださいよ。

私も、インドネシア語で今まさにやってます。

 

間違い・失敗だらけですが、その分、成長はめちゃくちゃ早いです。

何年間駐在できるかわかりませんが、3年もいればそこそこ話せる状態になっている自信はありますよ。

 

出川イングリッシュを観て、「出川はアホだなぁ〜」と爆笑しているそこのあなた。

同じことをやってみてくださいよ。

恐らくできないでしょ。

 

ですよね。失敗怖いですからね。

恥をかくのは嫌ですもんね。

タレントでもないのにやる必要もないですもんね。

 

まぁ、私も日本人ですので気持ちはわからなくもないですが、「自分は恥じかきたくないからやりたくない」っていうアホは英語・TOEICの勉強などやめちゃいなさい。

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