英語脳とは何か

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英語脳とは何か

英語・TOEICを勉強する際に頻繁に登場する英語脳という言葉。私もこのブログ上で何度か取り上げた事がありますが、改めて考えてみたいと思います。

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英語脳の定義

定義としては、「英語を日本語訳せずに語順でそのまま理解出来る」が最も一般的な感じがします。

従いまして、英語脳ってスピーキングやライティングで威力を発揮すると言うよりは、ヒアリングしている時の内容理解、並びに リーディングをしている時の内容理解に限定されている印象が個人的にはあります。

こういったことがネイティブの世界でも存在するか否かをアメリカ人上司に尋ねましたところ「No, そんな概念はない」って言われちゃいました。どうやら日本人 (若しくは、その他の英語非ネイティブ) に限定された考え方のようです。

かによくよく考えますと、アメリカ人にとって日本語を聞いたりする時には「日本語脳」が必要と言われるでしょうし、韓国人にとってフランス語を聞いたりする時にも「フランス語脳」になりますもんね。「英語」特有の考え方ではありません。

「~脳」という言葉が「母国語の語順と異なる語順の言語をその流れで理解できる脳」と定義するならば、世界には様々な「~脳」が存在することになります。

ただ、アメリカ人にとって「フランス語脳」ってないんでしょうね。語順が同じですから。

どうして「英語脳」をもつべきと言われているのか?

TOEIC を勉強する時に英語脳が騒がれるのは、パート 3, 若しくはパート 4 辺りが理由ではないでしょうか。比較的長めの文章を理解する際に、いちいち和訳を介して理解しているようではスピードについていけず、結局設問を解くことが出来ないからですよね。

一方、パート 7 でも英語脳が求められるような気もしますが、パート 7 って言う程長文では無いと思いますので あまり必要ないと判断します。TOEIC Part 7 程度の文章量で「長い。もうダメ。やってられない」って弱音を吐いているようではまだまだですから。

「英語脳」にはなろうとしてなれるのか?

時々、「英語脳になりたいんですけど、どうすればいいですか?」と聞かれることがあります。

私自身、「英語脳になった」という意識は正直ありませんし、英語脳を身につけようと思ったこともありません。

でも世間一般では「スラッシュリーディング」とか「シャドーイング」などの勉強法によってトレーニングすることにより、英語脳は作ることが出来るって言われています。

私はこの勉強法に違和感を感じるのです。

それってただの単語の理解深耕では?

記憶が定かではありませんが、英語を語順で理解出来るようになったのは、単語、及び文法の理解度がアップしたからです。例えば以下の発言を友人から耳にしたとします。

One of the things I’ve learned over the past 5 years is not to be too enthusiastic about anything.

「過去5年の間で私が学んだことの一つは、何事につけあまり熱を上げ過ぎないということです」

この発言をすんなり頭 (= 脳) で理解出来るようになったのは、”one of the things” というフレーズを頻繁に使用することによって自分の頭にインデックス化されたからであり、”enthusiastic about ~” を単語カードを使って暗記したことが理由だと考えます。

これってただ 単語の理解度が上がっただけな気がするんです。

で、何でこんなことを突然言い出すかと言うと、実はまぁ上記の例文の通りなんですよね。英語脳という言葉に無駄にとらわれてしまっている人が多い為、警鐘じゃないですけど、「ちょっと熱を上げ過ぎですよー」って言いたかったんです。

英語脳を鍛える教材の存在

熱を上げ過ぎな理由は市販の教材が原因だと思います。必要以上に英語学習者を煽り、実際は存在しないような概念を植え付けさせてしまっているから。

かくいう私は英語脳教材を使用したことがありませんので、何とも評価できないのが正直なところです。

「そんなヤツが英語脳を語るな」

と言われてしまうとぐうの音も出ないのですが・・・まぁ、機会があれば是非是非英語脳教材を活用し、そのメカニズムに迫っていきたいと思います。

TOEICの勉強 X 英語脳

そもそもTOEICの学習に英語脳って必要なんでしょうか。そんなことを考えていたら、183回 TOEIC にて念願の900点を達成されたブログ読者様より、以下のツイッターDMを頂戴してドキッとしました。

Quote——

今回900点を超えたのは、「全く勉強をしなかったから」でした。

“いい点数を取ってやろう”、という気持ちを捨てて、とにかく聞こえてくる英語、

書かれている英文を、通常の日本語のように”単なる情報として感じて理解する”

ようにしました。

800点代後半でウロウロしていたころは、英語を情報を伝える媒体ではなく、

何かの「記号」として捉えていたからではないか、と思います。

そうなるとどうしても頭の中で変換が入ってしまいます。

日本語と英語を行ったり来たり、スピードも遅くなるし、理解度も必然的に落ちます。

対策本等の勉強は一切止めて、唯一行なったのは通勤の行き帰り、片道1.5時間のPodcastのリスニングのみでした。

それも意識しての精聴はせず、流れてくる英語を聞き流すだけでした。

それでもほとんど意味は取れていて、英語からの情報という意識はなく、映像やシーンが浮かんできて内容は自分の中に入ってきました。

後からテレビでニュースを見て、「これ、あの時聴いた内容だ」と思い出すこともありました。

結論として、我々日本人は社会人になって英語を使う時に、学生時代に勉強した「英語ギプス」で頭が固められているのでは、と思います。

例えると、一瞬で行う野球のバットの素振りを、わざわざ一動作一動作を分析してポイントで辿っているような気がします。

そこから自由になり、英語も母国語と同様に情報をやり取りするツール、とどこかで意識を変えなければならないのでは、と思います。

—-Unquote

「頭の中での変換」を産み出したのは「英語ギプス」であるということですね・・・。「脱記号」イコール英語脳ととらえていいのか、それとも二アリーイコールに過ぎないのか。色々と考えるとキリがありませんが、今後も注目キーワードとしてみていきたいと思います。

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