英語を使って外資系企業に就職する10の条件

英語を使って外資系企業に就職する10の条件

2013年10月で、現在 私が勤めている外資系企業で働いて丸3年が経過しました。

3年経って感じる「外資系で働くための素質・スキル・経験」などを経験に基づいてまとめたいと思います。

勿論、私個人の経験談ですので、これらのことが世の中の全ての外資系企業に当てはまるわけではありませんので悪しからず。

1. TOEIC L&R スコア 700点~ をもっている

正直、 900点は必要ないと思います。

職種にもよりますが、外資系企業で働くと言えども日本人が大多数ですし、外国人がいても日本人向けの英語を話してくれたり、時々片言の日本語を話してくれたりしますので、TOEIC L&Rで言うと700点くらいが最適ではないでしょうか。

一方で、700点以上で海外赴任をさせるような大企業もありますので、それからしますと600点でもいいかも知れません。

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2. 英語を使う上で「失敗を恐れないスキル」を備えている

TOEIC よりも大事なのは、外資系企業特有の社風に負けないマインドだと思いました。

ズバズバと物事を進めたり、根回しとかはあまりなく会議でバンバン闘ったりする中で、「英語があまり喋れないから、行けんは控えておこう・・・」って思ってしまう様では駄目なんだと思います。

 

そういった意味では、私の日本人の上司は凄いです。

完全カタコトですけど、果敢に米国人の取締役に噛みついていたりします。

 

失敗なんて考えていないです。

私は敢えて「スキル」と書きましたが、これってやっぱり出来る人と出来ない人と絵は大きな差が有ると思うんですよね。

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3. 異文化への理解力を備えている

「ここは日本だ。外国じゃねえ」ってスタンスでは外資系企業では働けません。

でも皆さん口では言うんですよ。

「異文化への理解力がある」って。

 

でもですね、ホントにその人が文化への理解力があるかどうかを見極めるのって結構難しいんです。

分かりやすいところでいうと、お隣の中国や韓国との政治摩擦があるじゃないですか?

あれって国対国レベルでは関係ありますけど、会社対会社では 基本関係ありませんよね ?

 

にも関わらず、メールや電話の節々に私情を挟んでしまう人が大勢いるんです。

表面上は異文化への理解があるって言っている人がです。

 

「理解」ってのは、ただ単に「知っている」ってことじゃありませんからね。

お互いの国事情を理解出来て、お互いの立場になって考えることが出来るみたいな意味合いだと思います。

個人的には。

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4. 貪欲である

外資系企業では 指示待ち人間は淘汰されます。

これは職種関係無しですかね。

 

まぁ、日系企業も指示待ち人間は非生産的だと捉えているはずですので、基本的にはいい目で見られないと思いますが、外資系はより顕著かと。

ですので、仕事に貪欲であることは、外資系企業に就職するに当たっては必要条件ではないですかね。

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5. 強みが確立されている

決して 外資系企業に限った事ではないと思いますが、自分のアピールポイントが明確ではないとなかなか社内での居場所がありません。

私なんかは、常に「あなたは会社の為に何が出来るの?」と米国人取締役から問われていますので、そういった時にパッと自分の強みが言えない様ではキツイかも知れません。

 

何でもいいと思うんですよ。

数字に強い、コミュニケーション能力がある、人事全般に長けている・・・など。

「英語が出来ます!」ってのは恐らく言わない方がいいでしょうね。

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6. 将来どうしたいかを考えている

私が現在の職場で働きだした初日に言われたのが、「この先、ここで働き続けてもいいし、いずれ独立してもいい。ただ、自分が自分の人生をどうしたいかだけはきちんと把握していなさい」ということでした。

これまでご紹介してきた通り、何事にも計画性が必要とされていますので、こと自分に関しても明確なビジョンが要求されます。

ま、これも普通に生きていれば自然と考えることだとは思いますが。

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7. 日常英会話をこなせる

だいぶ順番が後の方になりましたが、やっぱり日常英会話くらいはできないとマズイと思います。

“How are you?” から始まり、”Today, I’ll be out around 5. ” くらいは片言でも欲しいところです。

 

たまたま現在 営業事務職を募集していまして、多くの履歴書を拝見させて頂いていますが、やっぱり日常英会話もキツイ人は落とせと上から言われています。

うーむ、これが現実・・・。

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8. IT スキルを備えている

 これもまぁ、外資特有ではないような気もしますが、取り敢えずワード・エクセル・パワーポイントへのこだわりは半端無いです。

理由は何なんでしょうね~。

私が勝手に推測すると、本国とのやり取りをするに当たって、最新の設備・機器・ソフトなどを使う必要があるので、それらを使いこなすには 通常以上のITスキルが必要だから、とかですかね。

 

あとやっぱり「効率・効率」って言われますから、レポートを挙げるにしても、プレゼンを作るにしても、会議用の資料を作るにしても、常に時間短縮が求められる訳です。

時短を現実するには、最新の設備・機器・ソフトなどが必要だから、必然的にITスキルも必要・・・ってことでしょうか (笑)

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9. 数字に強い

企業の海外展開は、収益を上げれると踏んだから実施したはずです。

従いまして、海外現地法人における結果・実績は、毎日のように本社へ報告させられます。

その際に数字を間違えていたり、咄嗟の質問に応えられなかったりすると大変マズイので、数字に強いことは必要条件だと思います。

 

これも外資系企業に限った事ではないと思いますけどね。

何に関しても尺度は数字です。

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10. 実利主義である

先述の「数字に強い」にも若干関連しますが、外資系企業はとにかく「現実的な利益の追求」をします。

実をもぎ取ることが最優先なんです。

この考え方に賛同できない様では、ちょっとお薦め出来ませんかね。

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・・・ってな感じで、10個の条件を綴ってみました。

繰り返しですが、私見です。

そもそも「外資系企業」って定義も広すぎますし。北朝鮮の企業が日本で法人作ったら「外資系」です (出来るのかな?)。 でも、恐らくその企業には今回のことは一つも当てはまらないでしょうしね。

尚、外資系で働く情報取りは、JAC Recruitmentを活用するのがおすすめです。私もお世話になっている優良転職エージェントですね。

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