第4章 地獄の商社マン時代

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【目次】

第1章 KoはどうやってTOEIC(R)900点を取ったのか?

第2章 おじさんエンジニアとの出会い。そしてTOEIC(R)の威力を知った瞬間

第3章 何故今、英語を勉強しないとヤバいのか?

第4章 地獄の商社マン時代  (この記事)

第5章 インターネット先進国、日本における英語学習

あなたにとって、最も大事なものって何でしょうか?

私個人が最も大事だとしているものは、お金。

・・・ではなく、時間であります。

時間は取り戻すことが出来ませんし、人間はせいぜい80年前後しか生きることが出来ませんからね。

ましてや、この世を去る終盤になると、当然働くことなんぞ出来ない訳ですから、我々が人間らしく趣味に打ち込み、仕事をして、友達と遊んだり、家族と幸せな時間を過ごせる時間って80年よりもっともっと少ないのです。

無限・有限なんて言葉がありますが、間違いなく命は有限。

時間があるうちに、自分がしたいことや成し遂げたい事に時間を費やさないといけません。

加えて。

不慮の事故で突然命を落とす可能性だってあるんですよ?

何かが起こってから自分の不幸を嘆いても仕方ありません。

刻々と減り続ける時間をもっと大切にしなくてはいけないのです。

では、これらのことを踏まえて、普段の英語学習の中でどうすれば良いのか?

「すき間時間を極力使う」

私のような、しがないサラリーマンにとっては、これしかないでしょう。

さて、ここからは私の商社マン時代の回想シーンに入ります。

私は日本の大学を卒業してから、某総合商社へ入社しました。

入ったきっかけは、大学二年生の頃の先輩の一言です。

(Ko) 「先輩!英語を使う仕事って何ですか?」

(先輩) 「そりゃーお前、商社だろ」

・・・これだけです。

ホント無知な学生でしたので、その言葉をそのまま取りました。

ただ、その先輩は今思うと結構まともなことも言っていくれていて、当時、スターバックスで働いていた私が、

(Ko)「商社もいいですけど、スタバでも働きたいんですよね」

と、先輩に相談したところ、

(先輩) 「なら、先ず商社に入社することを目指せ。

商社からスタバへ転職することはそこまで難しくないと思うが、

スタバから商社へ転職することは相当難しい」

という回答が。

うーん、確かにその通りです。

まぁ、そんなこんなで商社マンとして社会人の第一歩を踏み出したのです。

当時、私は実家のある神奈川県から通勤していまして、door to door で1時間半掛かっていました。

最初の頃は、「これが普通なんだな」って感覚でいましたが、その感覚は3か月経つとあっという間にストレスに変わっていったんです・・・。

朝こそ9時から始まりますが、夜仕事が終わるのが大体19時~20時。

入社1ヵ月の新人ですよ。

となると、実家に帰ってこれるのが20時半~21時半です。

それから夕食を食べて、シャワーを浴びて、ゆっくりしたいけど、英語の勉強やら貿易の勉強やらで時間を取られてしまい、あっという間に一日が終わっていくんです。

で、毎朝6時起床の6時50分出発・・・。

「いやいや、それくらい普通でしょ!」

と、言われてしまうかもしれませんが、当時の私にとっては本当にキツかった。

毎朝、田園都市線の座席に座るべく、おじさんや小学生たちとイス取りゲーム (早い者勝ち)を繰り返していたんです。

今考えると、これも結構なストレスでしたね・・・。

会社では当然全てが新しいことでしたので、戸惑いや不安でいっぱいです。

よって、心が休まる時間なんて殆ど無かったんですよ。

「こんなに頑張っているのに、どんどん辛くなっていく・・・」と、心がSOSを発信した時には既に都内への引っ越しを済ませていました。

door to door で約25分。

電車だけで言えば、7分!

劇的に時間に対する余裕が生まれた瞬間です。

「今日は何時間寝れるから、明日は何時に起きて・・・」とか、そういった計算を毎日していましたが、そんな考えがぶっ飛んだ瞬間です。

「時間ってお金で買えるんだ・・・」とも思いましたね。

引っ越し料金と1人暮らしを始める為の敷金・礼金、そして毎月の家賃はこれまで払っていなかったのですから。

ちなみに家賃は\72,000でした。

当時の忙しさを軽減出来ると思えば、全然安い買い物です。

19時くらいまで仕事をしていて、先輩方に「飲みに行こうよ」と言われると、まぁ終わるのは早くても22時です。

そこから実家に帰ると・・・ね。そういう時間帯になるんですよ。

でも!

でもでもでも!

1人暮らしを始めたので、銀座で22時に解散しても、22時半には自宅に帰れるんです!

「時間って本当に大切だなぁ・・・」と思いました。

それまでは、会社近くのネットカフェやスーパー銭湯で一晩を明かすことも、更には単純に飲み明かして一晩を過ごすってこともあったくらいですから、

その日のうちに自宅に帰れるってだけで感動していました(笑)

こういった感じで、お金と時間を上手く使いこなせるようになってからは、次第に英語の勉強に時間を割けるようになってきたんです。

当時、Podcastが流行っていまして、NHKニュースやCNN、更には英検1級リスニング対策として、問題のCDを通勤時間に聞くようにしました。

実家にいた時と比べて、劇的に自分が使える時間は増えたといえども、まだまだ会社に拘束される時間がその多くを占めますので、そんな簡単に英語を勉強する時間なんて確保出来ません。

一方で、商社マンとして経験を積むにつれて、それまで先輩や上司と同行訪問していましたが、私単独で営業活動をすることも増えてきました。

営業マンの世界では極々普通のことではありますが、仕事の最中とは言えども、カフェに立ち寄ってまったりしたりするんです。

会社には「Ko : 帰社予定 15:00」と伝えた上で、仕事を14:30 くらいで終わらせ、残りの時間でスタバやエクセに入って英語の勉強をしまくっていました。

カフェにいる人って、私みたいな営業をサボっているサラリーマンや、昼間の時間を満喫しているおばさま方が多いんですよね。

こうやって捻出した30分は、決して十分な量とは言えませんが、今思えば本当に意味のある・価値のある時間でした。

そりゃー、2時間とか3時間勉強出来ればいいですよ?

でもね、2時間とかだと、結構緊張感無くなっちゃうんです。

まだ時間あるからいいかな~って。

一方で、30分しか時間が捻出できない場合は、「あと10分しかない!集中してやろう!」

といった気持に自然となるんです。

これって、単純に量が多ければ、その分勉強出来るのではなく、勉強には質と言うも概念もあるってことですよね。

これらのことを自然と教えてくれたのは、すき間時間でしか勉強することの出来なかった当時の私の環境なんです。

但し、当時の私はこれに留まっておりませんでした。

週2回~3回のペースで部署内での飲み会はありましたが、21時頃に帰れる日も当然ありましたので、「今勉強するしかない!」という気持ちを全面的に出しまして、カフェベローチェに通っていたんです。

・・・と言いましても、当時の自宅近くにあるベローチェは毎日23時閉店。

私が帰宅し、シャワーを浴びて、ゆっくりテレビなんて見てしまっていると、あっという間に22時を過ぎ、次第に閉店の時間へ・・・。

結果的に、平日の帰宅後、ベローチェにて勉強出来るのって大体1時間くらいです。

ただ、この1時間は相当貴重な1時間ですし、時間帯的には殆どお客さんもいませんので、がっつり集中出来たんですよね。

しかも、この「23時閉店」というのが今思えばよかったんだと思います。

・・・もうお分かりですよね?

そうです、勉強における「質の概念」です。

仮に、ベローチェが24時間営業のデニーズでしたらどうだったでしょう?

恐らく、21時に帰宅しても、だらだらしてしまい、結局勉強を始めるのは23時過ぎ。

最終的には、「今日はもう眠くなっちゃったな~」なんて理由をつけて、結局英語の勉強なんかしなかったのではないでしょうか?

「23時に閉店するので、この1時間 (若しくは30分)、確り集中して勉強しよう!」と言う心構えに 自然となっていたんだと思います。

「お金が潤沢にあって、今直ぐ働かなくても大丈夫」という人にとっては、明日のことを考えてしまうサラリーマンの気持ちは分からないかもしれませんが、とにかく平日の夜に勉強をするのって、果てしなくエネルギーが要るんです。

疲れているんです! 休みたいんです!

でも、英語の勉強もしたい・・・。

となると、こういった形の「すき間時間」を巧みに活用しなくてはならないんですよね。

さて、次の章では 私が最近気が付いたお金の重要さに関して話をしたいと思います。

第5章 インターネット先進国、日本における英語学習

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『第4章 地獄の商社マン時代』へのコメント

  1. 名前:taka 投稿日:2017/05/18(木) 19:59:55 ID:fb9d4b11b 返信

    お忙しい中ご解答してくださりありがとうございますm(__)m

    なるほど、やはり総合商社はハイスペックの人たちが集まっている厳しい世界なのですね。
    また必ずしも900が必須というわけではないのですね。
    まだ就活がどうなるかわかりませんが、総合商社だけでなくメーカーなども多く受けようと思います。

    またどの記事で読んだのか忘れてしまったのですが、Koさんが転職する際に総合商社はTOEICのIPではなく公開テストの提出が必須だったということを拝見しました。
    実は自分の875点はIPテストの結果なのですが(公開テストの最高は850点)、総合商社を受ける際IPの結果では不可なのでしょうか?

    • 名前:Ko 投稿日:2017/05/19(金) 11:23:04 ID:ecc0b0b6a

      厳密には各社によって異なるので何とも言えません。
      が、当時の三井物産は「IP不可」を謳っていました。
      TOEIC IPの位置づけはあくまでも社内・組織内だけのようで、対外的には使えない可能性が高いと思います。
      ただ、IPは過去のTOEIC LRのリサイクルでしかありませんので実質的には何にも変わりませんけどね。
      そういった理屈が通ればいいですが、通らない世界に入りたいならば公開試験でがっつり900点を取っちゃうことをお勧めします。

    • 名前:taka 投稿日:2017/05/28(日) 14:32:57 ID:0e483cd09

      かしこまりました。
      ご丁寧にありがとうございますm(__)m

  2. 名前:Ko 投稿日:2017/05/17(水) 23:32:14 ID:7045669d2 返信

    コメントありがとうございます。

    商社マンは英語を得意としている人の集団です(と、私は今でも思っています)。
    だから、TOEIC900点を取るべき、ということではなく、TOEIC900点くらいないと逆に落ちこぼれくらいに思われてしまいます。
    takaさんが理系で専門分野を持っているならば強みとして活かせると思いますが、私のような文系出身の人間が総合商社でやっていくには、体力・酒・アレンジ力・友人の多さ・行動力などで差を示さなくてはいけませんでした。
    まぁつまり何を言いたいかというと、総合商社に入るにはなんとしてでも900点オーバーを目指す必要はないということですね。

  3. 名前:taka 投稿日:2017/05/17(水) 17:40:53 ID:dade4d532 返信

    こんにちは。

    東京六大学の大学3年生で総合商社志望の非帰国子女です。現在TOEIC875点持っています。
    自分の限界まで勉強して900点弱までスコアを伸ばして燃え尽き症候群のようなかんじになっているのですが、総合商社に入るにはなんとしてでも900点超えを目指すべきでしょうか?

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