TOEIC(R) の参考書を選ぶ 8つのコツ

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TOEIC(R) の参考書を選ぶ 8つのコツ

書店に行けば、TOEICの参考書は数多く存在します。

膨大なTOEIC参考書の中から自分にぴったりな参考書を選ぶコツはあるのでしょうか。

「ランキング ⚪︎位だから」や「著者が有名だから」といった理由で選ぶのは愚の骨頂。

TOEICの参考書を受け身で選ぶのではなく、あくまでも能動的に選ぶ際の8つのコツを私の経験からまとめてみます。

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コツ ⑴ その参考書の『本当の対象スコア』を掴む

多くの参考書には、「本教材の対象TOEIC スコア : xxx 点 〜」などのように、使用する人に向けて対象スコアを記述しています。

どの教材を購入したら良いか悩んでいる人に対しては非常に親切な情報ですよね。

・・・ですが、これらの対象スコアは得てして盛られていることが多いのです。

例えば、本来であれば 現行TOEICスコアが850点以上を持っていないと解くのが難しいに参考書であるにもかかわらず、「本教材の対象TOEICスコア :  700点以上の人」のように記載しているなど。

その理由は容易に想像できますよね。

そう謳った方が その参考書を買ってくれる可能性が高まるからです。

私も大学を卒業してから営業職・マーケティング職を10年近く経験していますが、こういったことはどの業界でも当然のごとく行います。

言わば販売のための戦略、コピーライティングの一種です。

ちなみにですが、私が過去に購入したTOEIC参考書の中で、こんな教材がありました。

私の記憶が正しければ、この教材の中で著者のTEX加藤さんが「誰がこんなの買うんだw」とか「こんな教材は見たことがない」のような趣旨の発言をされていた気がします。

この教材に限って言えば、「BEYOND 990 超上級問題」と大々的に表紙に書くことで、自ら「買ってくれる可能性を狭めている」ことになりますよね。

この点において、当該教材は非常に正直な参考書だと思いますし、TOEICにおけるニッチなマーケットを開拓したパイオニアであるとも思えます (2010年当時、TOEIC満点を狙う参考書はそこまで多くありませんでした)。

但し、残念なことに この参考書のように、正直に対象スコアを謳ってくれるものは多くありません。

故に、本来の対象スコアを正確に掴まないと誤った参考書を選んでしまい、結果的にTOEICのスコアアップに結びつかないことになってしまうのです。

で、「本当の対象スコア」を知るコツです。

個人的には 「その参考書で謳っている対象スコア x 1.1 」くらいが本来の対象スコアではないかなと考えます。

つまり、「500点以上の人にオススメ!」と書いてあれば、550点くらい。

「TOEIC 700点の人が800点を取るための参考書です!」とあれば、770点くらいですかね。

当初は、「その参考書で謳っている対象スコア x 1.2」くらいが適当かなとも思いましたが、それはちょっと言い過ぎな感じがしましたので、「x 1.1」もしくは「x 1.15」くらいのイメージでしょうか。

<関連記事> いろいろなTOEIC(R)の教材・参考書・問題集に飛びついてしまい、英語の勉強が中途半端になってしまっている人には耳が痛い3つの事実

コツ ⑵ 著者オリジナルの勉強法が記載されているか否か

TOEIC教材の構成として、「演習問題を解く」 → 「解答・解説」 → 「実践問題を解く」 → 「解答・解説」というパターンは英語の勉強において王道であり、誰でも作れる参考書です。

それだけではなく、TOEICのスコアアップに繋がるような著者オリジナルの勉強法 (ie. 音読、シャドーイング、単語暗記法など)がその参考書に収録されているか否かがTOEICの参考書を選ぶ2つ目のコツです。

必ずしも オリジナル勉強法が効果を発揮するとは限りませんが、TOEICのみならず英語の勉強方法の一つを知ることができ、今後の英語学習に活かせることは間違いありません。

例えば、この教材は基本はTOEIC Part 3 と Part 4 に関する演習問題で構成されていますが、その中で音読演習 (= オーバーラッピング、リピーティング、シャドーイング)が盛り込まれており、総合的な英語力をアップできる内容に仕上がっています。

私の使用感想記事はこちら → 「TOEIC (R) テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング」の感想・レビュー

コツ ⑶ アメリカ英語の他に、イギリス英語・カナダ英語・オーストラリア英語が収録されているか否か

TOEIC リスニング対策の参考書は多く存在しますが、その中でナレーターに着目することが、TOEICの参考書を選ぶときの3つ目のコツです。

時に目にするのが、「アメリカ人男性 1名」と「アメリカ人女性 1名」のみで収録されている参考書。

決して意味がないとは言いません。

言いませんが、昨今のTOEICではアメリカ英語の他に、イギリス英語はもちろん、カナダ英語やオーストラリア英語が登場しており、受験者の耳を非常に困惑させています。

となると、それらへの対策はしっかりとすべきなのですが、いかんせんアメリカ人のナレーターのみを取り扱っているリスニング教材が意外と多いのです。

そして、こういった要素を気にせずにTOEICの参考書を買ってしまう人が多い。

これでは、幾らリスニングを勉強しても、本番で聞き取れないことが起きてしまいます。

ただ、これに関しての対策は簡単です。

最近のTOEICの参考書には、よっぽどのことがない限りナレーターに関する情報が記載されています。

書店で立ち読みができるようであれば、事前にチェックしましょう。

但し、その際にアメリカ英語とその他英語の比率もきちんと確認すべきです。

中には「イギリス英語とカナダ英語も収録されています!」とは書いてあるものの、リスニング問題50問中、45問がアメリカ英語で残りの5問しかイギリス英語とカナダ英語に対応していないということもあります。

本番で登場するのはアメリカ英語が多いとは思いますが、耳慣れしていないイギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語が多く収録されている参考書がオススメです。

<関連記事> TOEIC (R) リスニング対策 イギリス英語の発音・なまりを聞き取れない人向け攻略・コツ

コツ ⑷ 解答・解説ページに問題文が掲載されているか否か

4つ目のコツは、書籍として扱いやすいかどうかという話です。

TOEICは英語の試験ですので、その参考書は当然 問題文ページ解答・解説ページ別々になっています。

問題を解いた後に解答・解説ページで正解・不正解を確認し、解説を熟読、理解するわけですが、この時に、解答・解説ページにその問題文が掲載されていない参考書が散見されるのです。

簡単なことです。

つまりは、問題文に関しては 問題文ページまで戻って読んで下さいね、ということ。

一見、大したことなさそうに聞こえますが、勉強する側からしてみると意外と煩雑な作業なのです。

問題ページに左手を挟みながら、右手で解答・解説ページを見る。

問題文には何と書かれていたかな?と思えば、また左手で問題ページを見返す・・・。

勉強している環境が、大きな机の上であったり、周りに人もいなければ問題ないでしょうが、通勤・通学の電車の中や、ドトール・カフェドクリエ、時にはスタバ・エクセルシオール・ベローチェなどの混在した狭い空間で勉強する人にとっては大変な気苦労となります。

例えば、この問題集は大変勉強するのに苦労しました。

詳細はレビュー記事をご覧下さい。

私の使用感想記事はこちら → イ イクフン本「極めろ! TOEIC(R) TEST ゴールド模試 1000 (極めろ! シリーズ)」の感想・レビュー

コツ ⑸ 不正解の解説が為されているか否か

TOEICの参考書を選ぶ5つ目のコツは、解答・解説の質に関してです。

TOEICで出題される問題の正答に関する解説は当然のごとくあります。

しかし、全ての参考書が不正解に関する解説をしているかと聞かれたら、決してそうではありません。

中には、Part 5 にでの「正しい品詞を選ぶ問題 」のように、「そもそも不正解に関する解説などできない」というものもあります。

ですが、引っ掛け問題のように二者択一で意図的に迷わせているような問題も中にはあるのです。

こういった問題においては、正答に関する解説はもちろん、その他の不正解の選択肢がどうして不正解なのかに関する解説もなされるべきだと考えます。

TOEICは全て選択問題ですので、正答にたどり着く手段として、「正答を1つ見つける」に加えて、「不正解を3つ見つける」という消去法も存在するわけですからね。

ただ、この不正解の解説に関しては、昨今の参考書ではほとんど網羅されているような気もしますので、そこまで心配しなくても良いのかと。

但し、どこまで丁寧に解説されているかどうかは参考書次第。

事前に中身を確認できるようでしたら、一度目を通しておくことをオススメします。

<関連記事> TOEIC(R) でわからない問題を諦めて/捨てて、次に行けない人の3つの原因

コツ ⑹ 分量として2周できる量か否か

TOEIC参考書を選ぶ6つ目のコツは その分量です。

多すぎても良くないですし、少なすぎてもどうかと思います。

定量的に表現することが難しいのですが、目安としては その参考書を2周できるかどうかです。

1周した後にもう一度モチベーションをキープしたまま2周目に入れるか否か。

英語初心者や勉強時間に余裕がない人は量的には少ない方がオススメですし、英語中級者・上級者や勉強時間に余裕がある人は量的に多くても十分2周目に突入できるかも知れません。

TOEICのみならずですが、参考書を使って勉強していて1周目に感じることと、2周目に感じることは大抵異なります。

2週目には新たな発見が必ずあります。

従いまして、一つの参考書を1周で終わらせてしまうのは大変勿体ないわけで、2周目に突入しない手はないのです。

となりますと、あなたにとってその参考書が2周できるかどうかが重要であることは言わずもがな。

事前に参考書を手に取れるようであれば、ペラペラと眺めてみて自分にとって2周できるかどうかをご確認してみて下さい。

<関連記事> TOEIC(R) 勉強法として「同じ問題を繰り返し解く」ことで得られる3つのこと

コツ ⑺ 出版年月が古くないか否か

7つ目のコツはそのまんまです。出版年月が過度に古いものは選ばない方がいいかと思います。

理由は、TOEIC本番には少なからずトレンドが存在するからです。

最近では、2014年10月の第194回公開テストにおいては、Part 7 でスマホのインターネットブラウザが題材として扱われました。

確認してはいませんが恐らく、2009年に出版されたTOEIC参考書にはこの種の問題は出てこないでしょう。

また、リスニングセクションにおいてもアメリカ英語の比率が減り、その他英語 (= イギリス英語、カナダ英語、オーストラリア英語)の比率が増えてきたように思えます。

こういったトレンドを考慮すると、出版年月が新しい参考書の方が、より最近のトレンドを網羅していることは言わずもがなです。

もっと言ってしまいますと、2006年4月に発売されたTOEIC 公式問題集 Vol. 1ですら既に使えません。

理由は2006年5月の第122回公開テストから内容が変わったからですね。

→ http://www.toeic.or.jp/toeic/about/what/philosophy/philosophy_03/philosophy_03_02.html

コツ ⑻ TOEIC対策としてのテクニックに触れられているか否か

TOEICの参考書を選ぶ最後のコツはテクニックに関して触れられているかどうかです。

「TOEICのテクニック」と言いますのは、Part 3 や Part 4 での先読みでしたり、Part 5 や Part 7 での時間配分だったり、TOEIC で登場する状況 (= オフィス、面接現場、電話 など) の事前情報などを指します。

英語試験の本質的な部分ではなく、あくまでもTOEICのスコアをアップさせる為のテクニックのことです。

これに関しましても 私が言わなくとも、昨今のTOEIC参考書ではほとんどがテクニック論を展開しておりますので、改めて言う必要もないのですけどね。

これらのテクニックが、ある程度収録されている参考書が望ましいと思います。

中には「終始テクニックに関する記載しかない」という参考書もあるので要注意ですが。

また、TOEICのテクニックと言いましても、個人個人で様々なものが存在し、あなたにとって最も有効なものが何なのかは未知数です。

従いまして、try and error の精神で、色々と試してみるのも良いかと思います。

<関連記事> 「ビジネス知識」を身に付けることが TOEIC(R) スコアアップに繋がるか?

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