「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の感想・レビュー②

「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の感想・レビュー②

TOEIC SW対策の教材として、「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」を購入しました。

(実際には「教材」ではなく、「ガイド本」「テキスト」「参考書」くらいの位置付けにある本です)

その評判を確かめるべく、実際に使用し、私なりの感想を書きとどめておきたいと思います。

全3回のうちの2つ目の記事です。

<「TOEIC(R) スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の開封動画>

「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の使い方

この「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」を知らない人に向けて使い方をご説明します。

動画でもお話していますが、私も購入前までは、「ガイドって何? 勉強できるの?」といった感想をもっていました。

 

やっぱり、「TOEIC 公式本」と聞くと、我々は「TOEIC 公式問題集」を想像してしまう為、かなり戸惑う人が多いのではないですかね。

ということで、本書の使い方を以下にまとめます。

(1) TOEIC スピーキングの問題形式を読み、理解する。

(2) TOEIC スピーキングの解答例を聞き、理解する。

(3) TOEIC ライティングの問題形式を読み、理解する。

(4) TOEIC ライティングの解答例を読み、理解する。

・・・シンプルにまとめてしまうと本当にこんな感じ。

「TOEIC SWを理解する為だけの本」と言っても言い過ぎではないと思います。

 

教材としてスピーキングやライティングのトレーニング/演習を積むことも出来なくはないですけどね。

ただ、そういった使い方よりも、とにかく「TOEIC SWという英語テストを理解する」ということを目的に、本書を活用した方がいいと思います (特にTOEIC SW未受験者もしくは初心者にとっては)。

 

ちなみにですが、私がどういった場面で本書を使っていたかというと、以下の2つですかね。

1. 職場でランチを食べた後の 12:30 ~ 12:50にスタバで、ただただ スピーキングの解答例を聞く / ライティングの解答例を読む

2. 平日夜11:00 ~ 12:00 くらいのうち15分くらいをとって、自宅で同じようにスピーキングの解答例を聞く / ライティングの解答例を読む

それらに加えて、どこか遠出をする際に、バッグの中に持ち込んで電車内で読むとかもしました。

但し、ご想像がつくかもしれませんが、本書は物凄く大きくて、厚みもすんごいんです。

 

従いまして、取扱いは非常に大変。

「バッグに忍ばせて気軽にTOEIC SWの勉強~♪」というわけにはいきませんからね。

 

で、最終的には、先述の1.の勉強方法は止めまして、2.のみになりました。

ただでさえ「カフェ勉」が好きな私が、ここまで自宅での勉強を強いられるとは・・・。

フッフッフ、今後が楽しみですよ。

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「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の難易度

さて、例によって次は本書の「難易度」の紹介になるのですが、「ガイド本」ですので、難易度もクソもありません。

敢えて言うならば、「この参考書に登場する問題の難易度」を紹介することになるのでしょうが、それは本書の難易度というよりも、TOEIC SWの難易度になると思いますので、それも違う気がします。

 

ということで、ここでは私自身が感じた「TOEIC SWの難易度」について思うことを書いていきます。

結論から言いますと、スピーキングもライティングも思ったよりもハードルは高くなく、一般的に日本人がもっているであろうとされる英語力に多少の磨きをかければ、間違いなくハイスコアを獲得することができる、比較的優しい英語テストだと思います。

 

本書を読み上げれば嫌でも気付きますが、「文法は完璧でなくてはならない」とか、「発音はアメリカ英語・イギリス英語のようにきれいでなくてはならない」とか、「内容は必ず、Intro. Body Conclusionで構成されていなければならない」とか、「制限時間内に必ず終えなければならない」なんてのは・・・・・

100% いらないわけです。

 

恐らく、現時点でTOEIC SWに代表される「英語のスピーキングテスト」に抵抗をもっていらっしゃる人は、「完璧に話さないと、ハイスコアは取得できない」という風に考えられていると思いますが、ことTOEIC SWについて言えば、全然そんなことありません。

会話の「コア」みたいなものをきちんと掴み、ちょこっと話すことができればハイスコアは比較的容易に取れるのではないですかね。

 

同じことはライティングにも言えます。まー、採点が緩いこと。文法が多少違っていても採点スケール 3 (= 満点)を取れますし、途中で文章を書けなくて中途半端な仕上がりになっても、満点は取れちゃいます。

・・・ライティングにかんしてはもう少し厳しくてもいいとも思うくらいです。

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「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の解答・解説の質

さぁ、続いては「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の解答・解説の質に関してご紹介します。

ただ、既に何度も説明していますとおり、本書は問題集ではない為、「解答の質/良し悪し」たるものは存在しませんのでね。

 

で、やや異なりますが、本書の「読みやすさ、理解しやすさ」などについて考えますと、まぁまぁそこそこわかりやすいと思います。

文章が詰められていて、読みづらいとかもないですので、読んでいてすんなりと頭に入ります。

 

むしろスペースがありすぎて、もうちょっと1ページあたりの情報量を増やしてほしいくらいなのが正直なところですかね。

普通に日本語を読めて理解できる人であれば、問題なく読み進めることができるはずです。

 

ただですねー、ある程度読んでいるとちょっと飽きるかな。

さすがに途中からは「もう理解しているわ」ってなるかも。

まぁ、そうなったらそれで理解できている証拠ですから、良いことなんですけどね。

 

いずれにしましても、本書の解説が読みやすいか・読みにくいかにかかわらず、本書に記されている内容がTOEIC SWの基準となりますので、これを信じて、これに向かってスピーキングとライティングのトレーニングをしなくてはならないのです。

 

さて、次回の記事では「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」を使うべき人・使うべきでない人などについて、

私見を交えながらご紹介していきたいと思います。