断言しよう。「TOEICの勉強を十分にしてから、TOEICを受験する」 じゃダメだ。

断言しよう。「TOEICの勉強を十分にしてから、TOEICを受験する」 じゃダメだ。

相変わらず仕事に追われ、TOEICの勉強に時間が割けない外資系営業マンです。

<参考> 転職して、仕事で英語を使わなくなって250日経過した今の率直な気持ち

そんな中、ふと思いました。

「TOEICの勉強を十分にしてから、TOEICを受験する」 じゃダメだ。

十分な研修を受けてから本配属になる、は間違えだった

転職したのが2015年8月、ここから11月まで私は社内研修を受け続けていました。

その期間、3ヶ月ですよ。3ヶ月。

座学もあれば、現場研修もあれば、テストもあれば、飲み会もあれば。

 

もちろん、それらは私が本配属されるに当たってのこと。

基本的なことを学習・経験すれば、本配属されても十分に仕事ができるでしょう、ってことなんでしょうね。

 

当社での研修は本当に充実していました。

多くの人を巻き込んでいるし、資料なんかも充実してたし。

本当に十分すぎるほどの研修を受けさせて貰ったと感じています。

 

 

・・・でも、でもね。

 

 

本配属後、すなわち今現在行っている業務に活きているかと思い返すと・・・ちょっと違う。

いや、かなり違う。

多くの学問的なことを学びましたが、やっぱり 実務で直面するそれとは全然違うんですよね。

例えば、「ユーザーからのクレームに対する対応方法」とかって、普通 研修じゃ習いませんしね。

 

一方で、あんまり研修とかなくて、いきなり現場に放り込まれる会社ってあるじゃないですか。

前職の職場が比較的そうだったんですけど。

そういう職場って、一見、「研修が充実していない」なんて言われるかも知れませんが、そういったところの方が仕事に慣れたり、スキルがアップするのは早いと思うんですよね。

研修が充実している職場と比べて。

 

まぁ、現実的にはバランスが取れている職場が理想的なんでしょう。

 

でも、私の今の職場は3ヶ月ですよ。3ヶ月。

これは本当に長かった。「早く本配属されたい〜!」ってピーピー言ってましたしね。

ただ その結果、今キツイです。

 

いや、研修が長かったのが原因ではないですけどね。私の仕事力ですよ。

それはわかっています。研修のせいみたいに話しちゃっている時点で既に私は負け犬です。

でも、でもね。そんな中ふと悟ったんです。

 

 

考えてから走るのではなく、走りながら考えるのだ

物事を覚えるっていうステージがあり、次に実践するというステージがあります。

でもね、物事を完璧に覚えることに時間を費やしてしまうのは間違っていると思うのですよ。

走る方法を考え、学び、マスターしてから、走ってみるんじゃなくて、最初に走っちゃって そのまま考えればいいのだと思います。

 

で、これはTOEICテストでも同じ。

多くの参考書・教材を購入し、毎日毎日勉強して、3ヶ月後に本番を受験する・・・。

いや、いいと思いますよ? 目標を立てて, それに向けて勉強するって。

 

でもね。やっぱそれじゃ目標スコアを達成するのに時間がかかって仕方ないですよ。

 

例えば、自転車の乗りかたを覚えてから自転車を買う人より、

先に自転車を買って転びながら覚える人のほうが上達は絶対的に早いですもんね。

水泳なんて、いくらDVDとかで泳ぎ方を勉強しても、実際に水に入ってやってみないと絶対上達しませんし。

また、ギターが上達するまで人前で演奏しない人より、下手でも路上で弾き語りをする人のほうが100%上達は早いです。

 

そう思うと、本気でTOEICのスコアを取りたいんだったら、「毎回受験」をしなくてはいけません。

 

「いや、でも来月は ちょっとまだ早いし・・・」

「再来月は会社のゴルフが入りそうだから応募はしません」

「全然自信がないから、とりあえず半年間勉強して、それから受ける」

 

こういった人たちは本気じゃないんですよ。結局。

いつまでも勉強してないで、さっさと本番受けなさい!

 

 

英語・英会話も同じ

更に言ってしまうと、TOEICの受験だって研修と同じ位置付けですからね。

 

「英語を使えるようになりたい! まずはTOEIC900点を取ろう!」といった目標を立てた場合、

TOEIC900点を取るために時間を費やしても仕方ないです。

 

国内でTOEICの勉強を コツコツして英語を覚えてから海外に行こうとする人より、

喋れなくてもとりあえず海外に行ってしまう人のほうが英語の上達は早いでしょうし。

 

これは結局こういうこと。

TOEICの勉強にはまってしまっている人は、自分に適度なプレッシャーを課すのが怖いだけです。

TOEIC SWという実践的な英語テストよりも、TOEIC LRが日本人に好まれているのもここが根本でしょう。

 

高い基準が求められる場に積極的に飛び込む。

そうやって失敗を繰り返しながら修正・改善を繰り返さないと、人なんてのは成長できないのではないでしょうか。

 

正直、今の仕事環境はキツイです。

でも、圧倒的なスピードでの成長につながっている感はあります。

目標達成に向けてだらだらと時間をかけてもしょうがないので、今よりも上を目指すのであれば、今の自分の110%くらいのことをやった方がいいのかもしれませんね。

は〜、明日からまたがんばろ。