「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」の感想・レビュー【Kindle x TOEIC】

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「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」の感想・レビュー【Kindle x TOEIC】
先日の記事のとおり、人生で初めて電子書籍リーダーを購入しました。

【関連記事】 TOEIC 勉強用にKindle Paperwhiteを購入

で、記事中にもありましたが、TOEIC対策としてこのKindle Paperwhiteを使うべく、今般、「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」を購入しました。

通常のTOEIC教材レビューの簡易版として、感想を綴りたいと思います。


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「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」を購入した理由

「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」を購入した理由は、先の記事内でもあった以下の点を満たしていたからです。


1. Kindleでしか販売していないため (2015年8月時点)

2. 1,000円以下のお得な教材であるため (¥250.-)



#1については、将来的に書籍化するのかもしれませんが、本記事を書いている時点ではAmazonにおけるKindle上でしか購入できないということです。

従いまして、その他の電子書籍リーダーでは読めないということなんですよね。

やっぱり、せっかくKindleを購入したわけですし、その端末でしか使えない教材には興味が湧いちゃいます。




更に#2ですが、電子書籍価格で価格が大変お得です。



私はKindle Paperwhiteを購入する前に、もっと多くの安値書籍があるものだと思っていました。

しかしながら、実際にはそんなことはあまりなく、ほとんどが書籍価格から5%程度の値引きがされているくらいで・・・。

例えば、書籍としては¥1,500のものが、電子書籍としては¥1,400とか。

これは本当に意外で、正直残念な気持ちでいっぱいです (私の一方的な勘違いですけど)。



恐らく、書籍と電子書籍の価格に大きな差をつけてしまうと、出版社業界の今後が危うくなるという想定のもとなのでしょうね。

出版業がんばれ・・・。

話を元に戻すと、その流れの中で本教材は¥250でしたので、私としては “This is a TOEIC text in Kindle !”と喜んだわけですな。



加えて、「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」を購入した理由はその内容ですね。

あなたは「TOEIC対策としての参考書・教材」なんて聞くと、どんなものを想像するでしょうか。

恐らく問題があり、攻略法、演習問題の流れがあり、最後に模擬試験1回分、とか。



本教材は、そのどれにも属しません。

名前のとおりですが、TOEICにおける「言い換えフレーズコレクション」なのです。

パラフレーズとも言いますね。



全くご存知でない人のために簡単にご紹介しますと、TOEIC リスニング Part 3, Part 4 およびリーディング Part 7に登場する、音声・本文中の表現が、選択肢においては別の表現に言い換えられていることがありますよね。

あのパターンをまとめた教材であります。

・・・過去問ということにはなっていないと思います。色んな意味で。



私の知る限り、この類のTOEIC教材は世の中に存在しません。

ま、私が全部を把握しているわけではないですけど・・・。

いずれにせよ、TOEIC LRに登場する「言い換えフレーズ」を事前に頭に入れておき、TOEIC本番で登場した時に瞬時に対応できるよう準備しよう、というのが本教材のコンセプトじゃないですかね。



アプローチが非常に珍しくていいですよね。

内容の陳腐化が激しいTOEIC教材において、TOEIC人としてはヨダレが出るような内容です。




「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」の感想

「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」を使ってみた、というか読んでみた感想ですが、非常にマニアックで面白いです。

「TOEICを一度も受験したことがない」、もしくは「何度か受験したことはあるけど、ここ数年はご無沙汰」という人にはちょっと響かないかも知れませんけど、受験経験が5、6回以上、もしくは継続的にTOEICの勉強を行っている人であれば、その意味は大いに理解できるでしょう。



本教材を購入する前の私の想像は、言い換えフレーズがリスト化されているものだと思っていました。

簡単に言うと、単語帳のような感じ。1ページに一つのフレーズ(問題文・音声)があり、見開きのもう1ページもしくは次のページに呼応するフレーズ(選択肢)があると。

ですので、教材として机に向かって勉強する、というよりは、ぼーっと眺めたり、それを使って書いて暗記したりするものなのかなと思っていたんです。



が、実際には異なりました。

本教材は以下のようなステップで進んでいきます。


<1ページ目の記載内容>

設問での表現 : Who is the man?

正解選択肢での表現 :A hotel clerk

本文ではどういった表現となっているか?


<2ページ目の記載内容>

本文での表現 :I’m interested in booking a room for March 1.

以降解説



1ページで完結することなく、読者に言い換えフレーズを考えさせるようしています。

もちろん、ピッタリの正答を出すことは不可能ですが (TOEICマニアならできるかも)、こういった「どんな言葉にパラフレーズできるか?」を考えることが非常に良いトレーニングになると言えます。



また、最後の解説も大変面白いです。

ちょっと引用してご紹介します。


この『女性が話し始める前に』解答してしまうというのが個人的には大好きなパターンで、うまくやれると痛快な気分になれて、その後の解答にも好影響を与えます。

もちろん聴き続けていれば他にも手かがりは出ますが、「いちばん最初に出た手がかりを確実に捉えて喜びたい」のです。

TOEIC TEST言い換えフレーズコレクション! [Kindle版] 藤井久高 (著)



TOEICの受験歴および勉強歴が短い人に、この解説というかコメントを理解できるとは到底思えませんが、正にこのとおり。あの感覚はたまりませんよね。

ヒント (というか、答え)を如何に早く把握し、正答をマーキングするか、これが出来ると、もうアドレナリンが分泌されまくります。

その後も勢いづいて、どんどん良い循環が生まれるのです。



その他にも、TOEICの世界における解説も興味深いです。

報告書に取り組んでいる人は、レストラン(の奥の事務所)にも駅(の奥の事務所)にも工場(に隣接する事務所?)にもいるだろうと思いますが、不思議とTOEICでは、そういうシチュエーションは出てきません。

TOEIC TEST言い換えフレーズコレクション! [Kindle版] 藤井久高 (著)



これだけ読んでも意味不明かも知れませんが、なんと言うか、「実際(= 厳密)には、そうであっても、TOEICの世界ではそれをそうとは取らない」みたいのがTOEICの世界にはあります。

こういうのって、テクニックとは言わないとは思いますが、いずれにせよ知っておいた方がいいことですよね。

ただ、できれば「教えられて知る」よりは、「学習している過程において自ら発見する」のが方が望ましいと思っています。




「TOEIC(R)TEST 言い換えフレーズコレクション!」は英語中級者〜上級者向き

ここまで読んできて頂ければお分かりになるでしょうが、本教材はTOEIC初心者にはちょっと向いておらず、ある程度TOEICに慣れている人のための教材であると思います。

興味本位で購入することは構いませんが、いかんせん内容を理解できるとは思いえません。



・・・と感じる一方で、本教材をTOEIC対策の英単熟語本として使えるのではないかと思って読んでいました。

まとめるとこんな感じです。


英語初心者 : TOEIC頻出の英単熟語帳として

英語中級者 : TOEIC Part 3,4,7の対策として

TOEIC人  : 読み物として (私は途中から解説のところばかり読んでいました)

ビジネスマン:仕事メールのフレーズ多様化として



そして、いわゆる普通のTOEIC攻略本といった位置付けで本教材を使用してしまうと、ちょっとややこしいこともあるかもしれません。

と言いますのも、Part 3,4 7において、「正答のヒントを見つける」→「正答をマーキング」に直接つなげなくてはならないわけではなく、「不正解のヒントを見つける」→「不正解の選択肢を削除する」→「正答をマーキング」というパターンも往々にしてあるからです。

で、当然そのことを著者も認識しているとは思うのですが、本教材はあくまでも「パラフレーズ」の部分に着目しているわけですから、このアプローチで問題を解け、ということではないと思います。



更に、ビジネスマンにとっては、普段使うメールでの表現を多様化するためにいいと思います。

恐らく多くのビジネスマンは自分が書く英文メールの型が既に出来上がっていると思います。

で、そこからレベルアップするに当たって、別の表現があることを学ぶ必要があるのですが、そのために使えるんじゃないかなあと。





ということで、初めてKindle PaperwhiteにてTOEIC教材を購入し、使ってみました。

今後は、単語帳や模擬試験なんかにも手を出してみたいと思います。

さすがに最初の頃は違和感でたっぷりだと思いますが、慣れれば問題ないでしょう。

結局、勉強する人の気持ち次第です。


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