TOEIC、TOEIC SWときて、新たにTOEIC S (= TOEIC Speaking)が誕生しました。
TOEICのニュースリリース → http://www.toeic.or.jp/speaking/pr/01.html
記念すべき第一回TOEIC Sに申し込みをしましたので、その詳しい内容をおさらいしてみましょう。
待望のTOEIC スピーキング (ライティングはなし)
このTOEIC Speakingは私にとって待望の試験でした。
いや別に、「TOEIC SWのライティングはいらないから、外してしまえばいいのに」とは思ったわけではないんですけどが。
待望の試験と考える理由は、主に二つ。
1. TOEIC SWにおいて、ライティングは十分スコアとった (190点)から、もう受験する必要がないと感じていたため。
2. TOEIC SWの受験料は割高であり、スピーキングに特化したテストであれば受験料は割安となるため。
もともと、私がTOEIC SWに興味を持ったきっかけは、仕事で英語を使わなくなったことです。
【関連記事】 転職して、仕事で英語を使わなくなって250日経過した今の率直な気持ち
大学を卒業し10年間、毎日英語を使用していましたが、昨年転職をしたことをきっかけに国内営業・マーケティングにしか携わらなくなり、英語を使用しなくなりました。
その結果、英語スキル、特にスピーキングスキルが退化するのではないかと危惧し始めたんですよね。
で、そのスキルを維持するためにTOEIC SWを受験するようになりました。
ただ、そんな状況にもかかわらず、ライティングに関して言うと普通にハイスコアを取れちゃうんですよね。
この1年間で英文メールを打った回数なんて、恐らく10回に達していません。
でも、そんな奴ですら190点を取れちゃうわけで。
一方でスピーキングです。
こちらはそうはいきません。
転職した段階で、「ライティングスキルは放っておいても大丈夫だけど、スピーキングは何かテコ入れをしないとマズイな・・・」と強く感じていました。
そんな流れでの、TOEIC スピーキングですよ。これこそ価値あり。
ここに時間とお金を使いたいんです。
スピーキングこそ、4つの英語スキルで私が最も重要視しているスキルです。
ライティングが意味ないとは言いませんが、恐らく仕事で英語を使って会える人の多くは英文メールなんて毎日やっていて、改めて試験でスコア測定するほどのことではないんですよ。
国、人、職種などで異なる英語の言い回しとかもあると思うので、『これが正解!』という世界でもないでしょうしね。
TOEIC Speakingテストの概要、TOEIC SWとの違い
さてさて、それでは改めてTOEIC SWとTOEIC Sの違いと、その概要をおさらいしてみましょう。
公式HPにあるリストをそのまま引用させて頂きましょう。
・・・ほーう、こんな感じなんですね。
ちなみにTOEIC と TOEIC SWは受験日時が別日に設定されていますが、TOEIC SWとTOEIC Sは同一に設定されています。
が、TOEIC SWと同時受験は出来ないようですよ。
なお、上記の中でも最も個人的にインパクトが大きいのは、受験料6,804円(税込)です。
ちなみに、TOEIC SWは10,260円(税込)なので、半額とは言いませんが、約34%OFFです。
安い。圧倒的安値です。
これにより、さらにTOEIC SW人口が増えるかもしれませんね。
また、TOEIC SWは午前、午後の1日2回受験でしたが、TOEIC Sはなんと1日4回の選択肢があります。
第1回のスケジュールはこんな感じ。
2016/1/17(日) 9:45 (入場時間 9:15~9:30)
2016/1/17(日) 11:45 (入場時間 11:15~11:30)
2016/1/17(日) 13:45 (入場時間 13:15~13:30)
2016/1/17(日) 15:45 (入場時間 15:15~15:30)
ちなみに今回私はこの中からこちらの時間帯を選択しました。
記念すべき第1回 TOEIC Speakingテストの申し込み完了! 恐らく感覚的にはあっという間に終わってしまうのでしょう。 ・・・20分だもんね。 pic.twitter.com/d9HXnQ0y2R
— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2015, 12月 4
TOEIC SW未受験の人はこれを機に是非
さてさて、ということでTOEIC Sについてご紹介してまいりました。
これまでにTOEIC SWを受験したことが無い人にとっても、やや気軽に受験できる土台ができたと思います。
ということで如何でしょうか。Speakingはもちろん、SWも良いのではないですか。
【関連記事】 「は ? TOEIC SW ? 受けませんが ?」というビジネスマン・ビジネスウーマンへ
なお、TOEIC Speakingのスコアは通訳案内士試験にも活用できます。
150点以上取っていれば、なんと英語の筆記試験を免除とのこと。
→ TOEIC Speakingスコア150以上で「通訳案内士試験」の英語筆記試験が免除に!
私がこれまでに使用したTOEIC SW教材については以下の記事をご参照下さい。
【TOEICの教材レビュー】
「TOEIC(R) スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」の感想・レビュー
「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」の感想・レビュー
「はじめてのTOEICテスト スピーキング/ライティング完全攻略」の感想・レビュー
とか何とか言いながら、TOEIC Sについては東京・大阪・名古屋でしか受験できないようですので、全国に広がるのはもう少し先になりそうですね。
TOEIC Speakingの申込・詳細はこちら → http://www.toeic.or.jp/speaking.html