手持ちの電子辞書 (= SII) が古くなったので、新しく電子辞書を購入しようと思います。
そろそろ買うべきおすすめ電子辞書が見えてきました。3つ目の記事です。
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (1)
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (2)
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方 【徹底比較】(3) (この記事)
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方 【徹底比較】(4)
- 【結局これがベスト】外資系営業マン、電子辞書を(ついに)買う
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- 白の電子辞書 (5万円・カシオ) を衝動買いしてしまった・・・。
- 社会人向けおすすめ電子辞書を1年間使ってみた感想・レビュー
英語用電子辞書を選んでいる最中にまさかのニュースが
いやいや、びっくりしました。
電子辞書を7年ぶりに買い替えようと思い、本記事のシリーズを書き始めた途端ですよ。
→ SII、電子辞書から撤退 <http://www.sii.co.jp/jp/news/2014/10/07/11409/>
セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:村上 斉、本社:千葉県千葉市)は、2015年3月末をもちまして、電子辞書ビジネスから撤退することといたしましたのでお知らせいたします。
当社は、1987年より電子辞書ビジネスを開始。1992年には、業界で初めて英和・和英中辞典の文字情報を全て収録したフルコンテンツタイプの電子辞書「TR700」を発売し、紙の辞書と同じ内容をキーボードからすばやく検索するという新たな価値を提供してまいりました。その後も学生、ビジネスマン、医療関係者など、それぞれのニーズにあった電子辞書を発売し、ビジネス実務や語学学習をサポートしてまいりました。
しかしながら市場の成熟に伴い、電子辞書市場が縮小していることや、スマートフォン、タブレットなどスマートデバイスの普及により、電子辞書の需要の伸びが期待できないことなどから、2015年3月31日をもって、製造、販売を終了することにいたしました。長い間、セイコーインスツルの電子辞書製品をご愛顧いただき、心よりお礼申し上げます。
まさかこんなことが起こるとは。
やっぱり採算が悪かったのでしょうか。
いや違う、ここにもスマホ普及の余波が打ち寄せていたということでしょうね。
いずれにしましても、SIIの電子辞書は2015年3月以降、新機種・後継機種は出てこないようです。
ちなみにですが、私はスマホの電子辞書機能・アプリは使いません。
理由は、間違いなく勉強の妨げになるからです。
単語を調べている最中に電話がかかってくることもあるだろうし、例文をその場で暗記しようとしていたのに、ニュースが気になって読んじゃうこともあると思います。
そんなもん、普通の辞書の中にいきなり漫画が収録されているようなものですからね。集中できるわけないでしょう。
今回の電子辞書の選び方に大きな影響をあたえるようなニュースでしたので、まずは最初に取り上げておきました。
私のrequirementを満たす電子辞書は・・・
SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (1)と、SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (2) で調べた結果、私の要求を満たす電子辞書は、以下の電子辞書となりそうです。
(1) SII (セイコーインスツルメント)
(2) SHARP (シャープ)
(3) CASIO (カシオ)
サイズがコンパクトであることが私の最大の要求でしたので、各メーカーで考えるとこの3つがベストですかね。
今現在使用している電子辞書もコンパクトですので、既存サイズを維持したいと思っていま・・・・・
したが!
YODOBASHI Akiba で衝撃の事実を知ることに
考えが変わってしまいました。
ヨドバシカメラ 秋葉原店に行ったんですよ。
もちろん、上述の3つの電子辞書を手に取って確認するために。
まぁ目的は決まっていたものの、他の電子辞書にも目がいってしまいますよね。
そこで「最新電子辞書ベスト3」とか「社会人向け電子辞書ベスト3」とかを見たんですが、この電子辞書の凄さに驚いてしまいました。
何が凄いって、技術用語・専門用語の豊富さです。
私は仕事上、石油関連の用語を使うことが多いのですが、難しい専門用語なんかが登場するたびにネットで調べていました。
当然、会議中に難しい用語にぶつかっても、その場で直ぐに調べられませんので、別途その難しい用語を覚えておいてネットで調べる必要があります。
従いまして、できればその場で電子辞書を使って調べたいのです。
・・・が、普通の電子辞書には、そんなに難しい専門用語ってのは載っていないのですよ。
まぁ必要としている人が少ないですからね。
・・・なんですけども、この電子辞書は凄いんです。
試しに間違いなく記載されていないであろう専門用語を打ってみたんです。
「流動点降下剤」っていう。英語で言うと、”pour point depressant “ですね。っていうかそうなんですけど。
こんな用語、載っていないであろう・・・と思ったら、
載っていたのですよ!!!
しかも、私は全辞書一括検索で調べたのですが、複数の辞書で引っかかるのです!!!
図解で解説なんてのもありました。
いやー、ホントにびっくり。
売り場で「えっっっっ!!」って声出しちゃいましたもん。
ちなみに、上の電子辞書は最上位モデルで、それの一つ下がこちらになります。
ちなみにこっちでも、流動点降下剤を調べましたが、普通に出てきました。
キータッチの速度もものすごく早かったですし、外国語のソフトも別途インストールすることができます。
でも、価格もかなり高くて、サイズも大きいんですよね〜。
Wi-Fiもあるのはいいんですけど、この辞書本来の質が高い点は見逃すことができなくなってしまいました・・・。
ということで、コンパクトサイズは一旦置いておき、各メーカーの最上位モデルを調査したいと思います。
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (1)
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (2)
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【追記】電子辞書に関する考察については、改めて以下の記事にまとめましたのでご覧下さい。