外資系営業マン、電子辞書を新たに買うことにしました。
せっかくですので、購入までの検討記録をブログに残したいと思います。
恐らく4つくらいの記事で完了すると思われます (↓結果的に終わりませんでした)。
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (1)
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (2) (この記事)
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (3)
- SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (4)
- 【結局これがベスト】外資系営業マン、電子辞書を(ついに)買う
- 社会人向けおすすめ電子辞書を4ヶ月間使ってみた感想・レビュー
- 白の電子辞書 (5万円・カシオ) を衝動買いしてしまった・・・。
- 社会人向けおすすめ電子辞書を1年間使ってみた感想・レビュー
電子辞書を選ぶ際に不要だと思った5つの要素とその理由
最初の記事、SII? Sharp? Casio? ビジネス・英語用電子辞書の選び方【徹底比較】 (1) の最後に触れましたけど、今回の記事では「電子辞書に必要がないと感じている機能」を精査しようと思います。
あくまでも、私が使う、私の為の電子辞書ですのでご了承下さいな。
今回ご紹介する機能の中には それらを必要としている人も大勢いらっしゃるとは思いますけどね。
ま、それは読者様個人にて良い悪いをご判断下さい。
さてさて、では今回私が、英語用電子辞書を購入するに当たり調査した結果、「電子辞書にこんな機能はいらない!」と感じたことは以下の通りです。
(1) 便利系の辞書・辞典
(2) PC 接続可能 (Wi-Fi 機能)
(3) 英語の参考書
どうでしょ。
と言いますか、上記の表記でどんな機能だか想像つきます?
私は 最初、(2) の意味が良く分かりませんでした。
では、一つずつ理由を精査してみましょう。
電子辞書で不要な要素 (1) 便利系の辞書・辞典
「便利系の辞書・辞典」と言いますのは、「学習系」「実務系」「トラベル系」「生活・趣味系」などの分野に関する辞書・辞典のことを指します。
具体的には以下のような内容ですね。
・学習系
日本史辞典、世界史辞典、百人一首、生物事典、日系TEST精選200問、国語名作集、古典文学事典、英語名演説 名せりふ集・・・など。
・実務系
日系ビジネス経済・経営用語辞典、経営のヒントとなる言葉 50、不動産用語辞典、手紙文例集、スピーチ文例集、会計・監査辞典・・・など。
・トラベル系
英会話海外旅行ひとこと辞典、世界の食を愉しむ Best 500、世界の料理・メニュー辞典、けがと病気の英語辞典・・・など。
・生活・趣味系
科学大事典、野鳥図鑑、海水魚図鑑、日本の文化・観光・歴史辞典、日本国憲法、冠婚葬祭マナー辞典、食の医学館、俳句季題便覧、日本酒ハンドブック、本格焼酎・泡盛ハンドブック、スポーツ用語辞典・・・など。
これですね。本当にいりません。
要らないって言いますか、使いませんでした。
最初に購入した際には、「おおっ!旅行辞典が付いてる!海外旅行した時に使おう!」なんて考えていましたが、実際に海外に旅行するとなりますと、電子辞書なんて持っていかないんです。
あと、「金融辞典」「経済辞典」とかも、「おおっ!金融・経済辞典が付いてる! ビジネスに役立つぞぉ〜」なんて思っていましたが、使用回数はゼロ。
不要でした。
何故使わなかったのか?と改めて思い返しますと、結局、ブラウザで調べちゃうからですね。
Wikipedia や、その他専門用語を取り扱っているサイトも数多くありますし。
英語辞典や国語辞典は普通に使っていたのですが、これらの「便利系の辞書・辞典」は、本当に使いませんでした。
あ、一応付け足しておきますけど、こういった機能が「使えない・価値がない」っていうわけではないですからね。
私は使わなかった、ってだけです。
世の中には こういった機能を必要としている人も大勢いらっしゃると思いますよ。
ただ、私には必要なかったのです。
仮に、これらの機能を削ぎ落として価格を安くすることができるならば、そうしたいんですけど。
電子辞書で不要な要素 (2) PC 接続可能 (Wi-Fi 機能)
最近の電子辞書は、Wi-Fi機能が付いているんですって。
且つ、PCとも接続が可能で、ソフトのアップデートもできちゃうそうですよ。
うーん、と言うかね・・・。
PCに接続するならば、スペースアルクの英辞郎を使いますよ。
現に私も職場では、電子辞書を持っていながらも、ずーっと英辞郎を使っていますし。
もしくは、有料版英辞郎を購入しますよ。 (私は10年来の英辞郎信者です)
ちなみに、アメリカ留学時代に、日本人の先輩たちも みーんな有料英辞郎を使っていました。
あ、あと商社マン時代の先輩も有料版英辞郎でした。
やっぱ例文の量が半端ないですからね。
→ 英辞郎 第八版(辞書データVer.141/2014年8月8日版)
つまり、電子辞書なんてのは、PCを持っておらず、ネット環境にないような状況で英語や日本語を調べる際に必要とされているわけじゃないですか。
だから、そもそも 電子辞書に Wi-Fi 機能なんて付けてはいけないと思うんですけどね・・・ブツブツ。
私だったら絶対、スポーツニュースとか見ますよ?
尚、先日行った「ビックカメラ有楽町店」の販売員さんも言っていました。
「PCに繋がるくらいなら、そっちで調べますよね(汗)」って。
販売員とはいえ正直な人だ。
電子辞書で不要な要素 (3) 英語の参考書
「不要な要素 (1)」とは異なるのですが、最近の辞書には「英語の参考書」が数多く収録されています。
例えば以下の通り。
・TOEIC系
TOEIC テスト 新公式問題集、TOEIC テスト新公式問題集 Vol. 2、キクタン TOEIC Test Score 500/600/800/900、はじめての新TOEICテスト 全パート教本、新TOEICテスト ハイパー模試改訂版、TOEICテスト ボキャブラリー 730、クイズで学ぶTOEICテスト必須単語 304、TOEIC TEST 730 語彙テスト 300・・・など。
・英検系
英検Pass単熟語 3級 / 4級 / 5級、英検3級 / 英検4級 過去6回全問題集、7日間完成 英検3級 / 英検4級予想問題ドリル・・・など。
・NHKラジオ系
NHKラジオ 基礎英語 1、NHKラジオ 基礎英語 2、NHKラジオ 基礎英語 3、入門ビジネス英語、実践ビジネス英語、リトルチャロ NY編・・・など。
・・・どうですか!?
これらの教材が一つの電子辞書に収録されているのですよ!
・・・もう驚愕 (きょうがく)。
すごくないですか? 公式問題集が入っているんですって!
ホントもう、どういうこと・・・?
で、こういった教材が数多く収録されているということは、「電子辞書としては価値があるじゃないか!」と思われる人もいらっしゃるような気がしますが、やっぱり要らないですよ。
理由は、TOEICや英検は電子辞書を使って勉強するものではないからです。
電子辞書は辞書ですから。そもそもの目的に含まれておりません。
はい、と言うことで私が買うべき電子辞書が次第に浮き彫りになってきました。
次のステップとしては、ヨドバシ Akiba に出向きまして、実際に購入する機種を3つくらいまで絞ってくる予定ですので、その様子をご紹介したいと思います。
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