ETS作成の問題を解くべく、新たに「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」を購入しました。
実際に使ってみましたのでその感想・レビューを残しておきたいと思います。
- 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の感想・レビュー ① (この記事)
- 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の感想・レビュー ②
- 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の感想・レビュー ③
「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の概要
さて、まずは概要についておさらいしておきましょう。
以下のように要約することができそうです。
名 称: 公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編
媒 体: 書籍
サ イ ズ: 縦 25.2 cm x 横 18.2 cm x 厚 2 cm
付 属 品:なし
発 売 日: 2017年6月23日
出 版 元: 国際ビジネスコミュニケーション協会
価 格 : JPY 2,000 (+税)
ページ数: 304 page
問 題 数:375問
対 象 者:(公式HPでは記載なし) TOEICスコアが700点以上の人 (Ko所感)
目標レベル:TOEIC900点
内 容: Readingの各Partを組み合わせた20のセットを解く問題集
立ち読み: 不可
視 聴: 不可
ということで、基本的には「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編」と同じですね。
サイズが微妙に違うというのには驚きました。
価格も同じですし、問題数もほぼほぼ同じですね。
【関連記事】 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編」の感想・レビュー ①
当然ですが音声CDは付いていません。
最近ではリーディング教材にもかかわらず、音声CDが付属されていてスクリプトを聴くことができるものもありますが、本書についてはそういったことはありません。
「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の目次
では次に「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の目次を見ていきます。
以下のようになります。
はじめに
TOEIC Listening & Reading Testについて
本書の特長
本書の構成
本書の使い方
Section 1
Section 2
Section 3
Section 4
Section 5
Section 6
Section 7
Section 8
Section 9
Section 10
Section 11
Section 12
Section 13
Section 14
Section 15
Section 16
Section 17
Section 18
Section 19
Section 20
ある程度想像はしていましたが、 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編」と全く同じですね。
シンプルなのはいいことだと思いますが。
「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」でできること・できないこと
そして次に「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」でできること、それとできないことについて確認していきます。
<「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」でできること>
・ ETS製作のTOEIC Reading問題を多く解ける
・ TOEIC 新形式対応のPart 5, Part 6, Part 7問題の傾向を掴むことができる
・ TOEIC Readingの問題を解き続ける体力を養うことができる
・ スラッシュリーディングはできる
・ 解説が充実していないので、間違えた理由を自分で調べる力を身につけることができる
・・・はい、正直こんなところですかね。
公式本ではあるのですが、従来のものとは異なりあまり深く学習することはできなさそうです。
と言いますのも、 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編」と同じで解説がありませんので・・・。
結果的に、「できないこと」が増えてしまいます。
<「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」でできないこと>
・ 各問題の解説を読むことはできない
・ 語彙や熟語の記載がないので、TOEIC単語の暗記をすることはできない
・ 900点対策、800点対策、700点対策など、スコア別の勉強をすることはできない
・ TOEICで使われる基本的な英文法を学ぶことはできない
・ リーディングのスクリプトを音声で聞くことはできない
はい、やはり解説がないことが大きく影響してきます。
ただ、「できること」で書きましたが、従来のTOEIC本の解説が充実しすぎていたくらいだと思いますので、「不正解だった根拠を自力で探す力」なんてのは身につくと思います。
どの教材にも当然「正答根拠」は解説されていますし、丁寧な教材では「不正解の根拠」についても収録されていたりします。
充実した解説は学習者にとっていいことなのですが、甘やかせ過ぎと言いますか、もうちょっと苦労をした方が思うこともあります。
そんな「ゆとりTOEIC世代」にとっては、この「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」は刺激的な一冊になるかもしれませんね。
ということで、次の記事ではもうちょっと深掘りしてレビューしていきたいと思います。
- 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の感想・レビュー ① (この記事)
- 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の感想・レビュー ②
- 「公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リーディング編」の感想・レビュー ③