TOEIC L&Rを毎回受験していますと、次第に気持ちに余裕が生まれてきまして 試験監督に注目してみたりすることがあります。
究極的にはどうでもいい要素ではありますが、私が個人的に好きな試験監督はこんな感じの人です。
受験者をイライラさせない人
平日の朝、仕事に行く前に朝のニュースを見ていると、たまにアナウンサーが噛むことがありませんか?
いや、たまにではなくしょっちゅうな気もしますが。
私はそれを見ると どうにもこうにもイライラしてしまい、すぐさまチャンネルを変えてしまうんです。
昼間とか夕方、夜にはイライラしませんので、起き立ての朝 特有の感覚だと思われます。
これと似たような感じなのですが、これからTOEIC L&Rの本番だって時に、説明を噛んでしまう試験監督はどうにもこうにも駄目です。
多少ですが、「イラっ」ときてしまいます。
個人的には「棒読み」でも全然構わないので、とにかくリズム感よく、ぱぱっと読み終えてくれる試験監督が好きです。
感情がこもってようが、魂抜かれたような話し方であろうが、そこはどうでもよかったりします。
変に言い間違いがあって直したり、喋りのテンポが悪い人が一番キツイです。
・・・・ま、本人に悪気は無いと思いますし、私が無駄に神経質すぎるのかも知れませんけどね。
臨機応変な対応が出来る人
第183回 TOEIC L&Rから 12時半以降の休憩が無くなりましたよね。
その時、私が受験した会場・教室では、12時40分くらいに一人の中年のおばさまが
「すみません・・・トイレに行っても宜しいでしょうか?」と掟破りのお願いを試験官にしたんですよ。
どう対応するのかなーと思ってみていたのですが、その時の男性試験官は
「・・・今回だけですよ (ムスっ) 普通は認められませんですからね・・・!」
って、とっても怖い顔をしながら許可してました。
まぁ確かにルールは守らなくてはなりません。
でも、今回からの適用ですから そりゃー試験前の過ごし方を間違ってしまう人もいますよ?
ましてや、そのおばさまがトイレに行くフリをして、実際に単語帳を1分間眺めていたところで スコアへの影響は微々たるモノです。
そういったことを冷静に考えて、臨機応変に対応すればいいと思うのですが、その時の試験監督は「ルール厳守は当たり前」といったスタンスで終始監督していました。
正に日本の洗脳教育の弊害。
運営側からしてみるとありがたい態度かもしれませんけど、そこまでガチガチでなくともね・・・。
こんな試験監督は嫌だ 【周りにキレまくる人】
大きい会場での話ですが (ベルサール汐留か東京ビッグサイト)、運営スタッフが20名くらいいて、その人たちを纏める大親分みたいな試験監督さん (♀) がいたんです。
キャパが300名くらいの教室でしたので、受験票をまとめたり、本人確認するのに時間が掛かってしまい、結果、試験案内のアナウンスを流すタイミングが遅れてしまったもので、
「何やってるのよ!どれだけ遅れれば気が済むの!!」
と受験者300名の前でブチ切れてしまった人がいました。
・・・会場内は「シーン・・・」となってしまい、非常に気まずい空気になったのを今でも覚えています。
こんな試験監督は嫌だ ② 【対応が全てギリギリ】
多分2011年くらいの話ですけど、マイペースで淡々としている試験監督さんがいらっしゃいました。
最初は「丁寧できちんとしているな」といった印象でしたが、本人確認をする時間が12:50 くらいだったり、問題用紙を配布し始める時間が12:55 頃といった具合に やること全てがギリギリでして、こちらがドギマギしてしまったことがあります。
「おいおい・・・、これって13時に間に合わないんじゃないの・・・?」
ってな心境でいたのですが、結果的には時間通りに開始することが出来ました。
・・・あんまり心配させないで欲しいものです。
こんな試験監督は嫌だ ③ 【いちいちリアクションがでかい】
これは別に「嫌だ」ってとこまではいかないのですが、リアクションがとっても大きな試験官の人もいました。
「今のボリュームで、問題ないですかぁ~? んー? はいどうぞ! は~い分かりました! で・は、休憩中に調整しておきますっ! はい!他の人は大丈夫ですかぁ~?」
・・・元気なのはいいことなんですが。
こんな試験監督は嫌だ ④ 【妙に挙動不審】
終始おどおどしている試験官がいました。恐らく学生。
「なんで僕がメインの試験監督になっちゃったんだろう・・・?」
みたいな空気を出していまして、事前アナウンスなんかも 自信なさげにボソボソ読む始末・・・。
なぜ試験監督のバイトに応募を・・・?
おまけ
TOEIC L&R試験監督のお仕事は毎回アルバイトで募集しているようです。大阪の会場では日給9,000円、名古屋では8,000円でした。
⇒ https://toeic-eigo-blog.com/yvgc
当然、アルバイトだからといって気を抜くことなく、試験監督の皆さんは真剣に対応されていると思います。ただ残念なことに、中には管理運営に支障を与えたり、受験者に不快な思いをさせてしまう人もいらっしゃいます。
TOEIC L&R受験者は年々増加傾向にあり、試験官の需要は今後も増えると思われますが、受験生の中にはその人の人生をかけて、その時のTOEIC L&Rを受けている人もいるということを忘れないで頂きたく思います。
「日雇いのバイト」くらいな気持ちで運営されている人もいらっしゃるとは思いますが、受験者は至って真剣なわけですよ。