「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」の感想・レビュー ①

「TOEIC (R) テスト 公式プラクティス リーディング編」の感想・レビュー ①

おすすめ TOEIC 参考書の一つ、ETS が作成する公式本に新たに一冊が加わりました。

「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」です。

早速購入して使ってみましたので、その内容をレビューしていきたいと思います。


 「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」の概要

まずは「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」に関する基本的な情報を押さえておきましょう。

まとめてみると以下のようになると思います。

名  称: TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編

媒  体: 単行本

サ  イ  ズ: B5 (縦 25.8 cm x 横 18.2 cm x 厚さ 2 cm)

付  属  品: 無し (音声ファイル [MPEG-4] のダウンロードは有り)

発  売  日: 2014/07/19

出  版  元: 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

価  格: JPY 1,800 (+ 税)

ページ数: 224 ページ (問題編) + 127 ページ (解説編)

内  容: TOEIC(R)公式教材シリーズ待望の“リーディング”に特化した教材。

      (公式サイトからの抜粋)

立ち読み: 不可

視  聴: 不可

はい、以上です。

開封動画でも触れましたが、ついに公式のリーディング本も音声ダウンロードの手法を取ってきましたね。

「CD 付属」といった教材は今後よりいっそう少なくなり、「ウェブ経由でのダウンロード」が主流になることは間違いないと思います。

尚、今回私が「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」を買った理由ですが、純粋にリーディングスコアを上げたいというのもありますが、それ以上に「公式本の新作」という要素が強かったのが正直なところであります。

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2017.05.15

 

 

「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」のコンテンツ

次に、「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」の目次をご紹介したいと思います。


Part 5 (短文穴埋め問題)

Unit 1 動詞の形

Unit 2 品詞の識別

Unit 3 代名詞その他

Unit 4 接続詞・前置詞

Unit 5 準動詞

 

Part 6 (長文穴埋め問題)

Unit 6 Eメール・手紙

Unit 7 お知らせ・記事

 

Part 7 (読解問題)

Unit 8 日常生活

Unit 9 余暇

Unit 10 オフィス生活

Unit 11 企業・団体の活動

Unit 12 人事

本番形式テスト

解説

(引用元) TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編

この教材の前に、「ユ・スヨンのブレークスルー990 TOEIC TEST 文法 必殺解答ルール 292」を使っていたせいか、目次としてはややシンプルな印象を受けますね。

パート5もパート7も、TOEIC L&Rに出題される可能性のある全てのジャンルを網羅しているわけではなく、どちらかと言うと登場頻度が高いものに集中と選択をしているといった具合です。

 

その中でも、秀逸だな〜と感じるのは、厳選されたジャンルは全て実際のビジネス英語に活かせそうなところですかね。

英文ビジネスメールだったり、オフィス生活だったりと。

やっぱり TOEIC L&R を勉強して受験する以上、実際に英語を使用する場面で 、(TOEIC で学んだ英語を) 活用することを念頭に置きたいものです。

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2013.11.25

 

 

「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」でできること / できないこと

さて、では「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」を使った場合に、「勉強/学習できること」と「できないこと」を私の独断と偏見で取り纏めてみます。

まだ 全てを使ったわけではありませんので、漠然としているところは正直あります。

ただ、TOEIC L&Rリーディングの教材・参考書・問題集を探している人の中で、「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」が、その人の求めていること、期待していることに沿うかどうかを事前に把握する為にも、最初にまとめておきますね。

<「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」で できること>

・ TOEIC L&R 問題の作成元である ETS監修問題を285問解くことができる。

・ スラッシュリーディングを学ぶことができる。

・ スラッシュリーディングを通じて、リーディングスキルを上げることができる。

・ 基本的な英文法を学習することができる。

・ 音読を通じて、リーディングスキルを上げることができる。

・ 実際のビジネスの場で使用される、基本的なビジネス英語を学ぶことができる。

・ 戻り読みをせずに英文を読める、初歩的なスキルを身につけることができる。

・ 初心者は、TOEIC L&Rにおけるリーディングがどんな内容かを把握することができる。

・ ビジネスライティングに関する、初歩的なスキルを身につけることができる。

・ TOEIC L&R 頻出の英単熟語を、多少 把握することができる。

・ Part 7 における、情報処理スキルの訓練をすることができる。

・ 分かり易く丁寧な解説である為、TOEIC L&R学習におけるやる気を持つことができる。

・ 最新の ETS の問題傾向を知ることができる (or できるかもしれない)。

 

<「TOEIC®テスト公式プラクティス リーディング編」で できないこと>

・ TOEIC L&R 頻出単語の多くを学ぶことはできない。

・ TOEIC L&R リーディングの模擬試験 (= 100問一括) は 1回分しか解くことができない。

・ TOEIC L&R 900点オーバーを対象とした、難易度高の問題は解くことができない。

・ Part 5 における解答スピードのアップに向けた訓練をすることはできない。

・ Part 7 における本文読解スピードのアップに向けた訓練をすることはできない。

・ 深いレベルでの英文法を学ぶことはできない。

 

はい、こんなところです。「できること」が多いですね。

やっぱり 公式本は他の教材と一線を画しています。

 

さて、最初のレビューはこれくらいに致しまして、次の記事では「使い方」「問題レベル」「解説の質」などに関して見ていきたいと思います。

 

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