TOEIC L&R リスニングのトレーニングを「すき間時間」に出来るようなアプリを探していまして、結局このアプリに辿り着きました。
今現在も会社帰りの電車の中で使用していまして、なかなか面白いリスニングアプリになっていますので、ここでご紹介したいと思います (全二回)。
860点対策・730点対策・600点対策 Part 1 & Part 2 のトレーニング
先ず概要をご説明しましょう。「TOEIC L&R 900点対策」とはなっておらず、860点・730点・600点を取ることを目標とした、TOEIC リスニングセクションのパート 1 とパート2 の演習問題、及び詳細解説を盛り込んだアプリとなっております。
各目標スコアに対して、 「Part 1 x 30問」、「Part 2 x 90問」の演習問題が収録されていますので、合計で360問を解くことが出来ます (= 本番9回分)。
このアプリのシリーズの特長である「問題数の多さ」が魅力ですよね。
二周すれば720問、三周で1080問ですか。
さすがに三周を終わらせたときには全問正解で乗り切れるくらいにしたい教材ですね。
尚、それらの問題画面は既出の通りです。
アメリカ英語・イギリス英語・カナダ英語・オーストラリア英語に対応
何気に一番気に入った点はこれです。
TOEIC L&R 本番の形式と同様、ナレーターは各国のネイティブスピーカーを採用している点。
正直、聞いていてそこまで極端なクセやアクセントがあるようには聞こえません。
ですので比較的 問題文を聞きやすく、且つ本番に近いトレーニングを実践出来るという。
アプリでここまでやってくれるものがあるとは思っていませんでした。
・・・ですが、本番と比べて音声・ナレーションはややノイズ (っぽい感じ)が激しく、全体的に質が悪いと言わざるを得ません。
あと、カナダ人の男性の声が渋すぎるのもちょっと気になりますかね。
ちょっと話が逸れてしまいますが、数年前から4カ国英語がTOEIC L&R に採用され、「オーストラリアの男性の声が聞き取れない」とか「イギリス人女性の声は癖があるよねー」とかの議論がありますが、私が思うに、TOEIC L&R 受験者の殆どは、どのナレーションがアメリカ英語で、どれがオーストラリア英語だとかって理解していないと思うんです。
正直、私だって、クセとかアクセントを強調しているナレーターでしたら違いは認識できますが、アメリカ英語とカナダ英語の違いとかは未だによく分かりませんし、そもそもナレーターによってその特徴はまちまちだと思うんです。
で、話は戻りまして、このアプリでは『どの発音・アクセントがどの国の英語なのか』をトレーニングすることが出来るわけです。
問題を解くことは勿論ですが、何英語かを推測し、その特徴を掴むことも重要だとは思います。
その他の特徴
このアプリのその他の特長ですが、自動再生時間を設定可能・ランダム出題が可能・間違えた問題の復習が可能、などが挙げられます。
どれも最近のTOEIC L&R アプリの中では見慣れた機能ですが、復習は英語学習において必要不可欠ですので、使わない手はないですね。
・・・と言う通り一遍等の特徴紹介は置いておきまして。
私がご紹介したいのは「各設問に不正解の理由が記載されている」という点であります!
但し、そこまで細かくは書いていませんので悪しからず。
「(A)は質問と無関係」で済ます設問も普通に存在します。
やっぱり自分の中で「何故その選択肢を選んだか、他の選択肢を選ばなかったか」などを認識した上で演習を進めないといけません。
と言う事で、今回は取り敢えず主観は抜きにして、客観的事実を書きましたが (主観が入っているのも少々ありますが)、次の記事ではその感想をまとめておきたいと思います。