BIZREACH(ビズリーチ)の名前を聞いたことがある社会人は大勢いると思います。
そのイメージは「年収1,000万円を超える人ではないと登録できない転職エージェント」ではないでしょうか。
改めて調べてみましたのでシェアしたいと思います。
他の転職エージェントとBIZREACH(ビズリーチ)の違うところ
散々転職エージェントについては紹介してきたと思いますので、基本的な説明は割愛します。
公式HPでは色々と書いてありますが、私が調べたところではBIZREACH (ビズリーチ)の特徴は以下の3つです。
1.有料サービスがメイン (2,980~4,980円/月)
2.対象転職希望者の年収はミニマム750万円
3.JAC Recruitmentのように人材を紹介してもらうのではなく、直接ヘッドハントされる
特に、#1の「有料サービス」が異色だと思いません?
転職エージェントといえば無料で企業に人材を紹介し、転職が成功した時点で初めて報酬が発生するビジネスモデルだったはずです。それがお金を支払う必要があると。
具体的に無料版と有料版を確認してみましょう。以下のとおりです。
ふむふむ・・・、無料のスタンダードプランと有料のプレミアムプランがあるということですね。
ただ、その違いを読んでみると無料のスタンダードプランでは積極的な転職活動ができそうにもありません。
また、「プラチナスカウト」という聞き慣れない単語も出てきましたね。こちらも調べてみました。
つまり、有料のプレミアムプランに登録することで初めて、全てのスカウトに返信したり応募することができるということになります。
逆に言えば、無料のスタンダードプランでは、プラチナスカウトにはには返信できますが、一般求人情報に対して応募はできないということに(閲覧は可能)。
となると、ポイントはプラチナスカウトがどれくらいの頻度・確率で届くのか。
これは登録者のスキル、経歴、業界などによるでしょうから何とも言えませんが、全くプラチナスカウトが届かないような人はキツイですね。
BIZREACH(ビズリーチ)の求人一例
ハイクラス求人に私も強い興味がありますのでビズリーチに登録してみました。
ただ、途中までは順調に登録作業を進めてきたのですが、職務経歴書作成の画面でどうしようもなく面倒くさくなってしまい途中で断念。
・・・したにもかかわらずデータは送信されてしまっていたようで、登録後(正確には断念後)2日に以下のようなメールが。
ということで、「ハイクラス会員」として承認頂いちゃいましたので、折角なので求人を見てみることにします。
やはりポジションも高ければ給与レベルも高い求人ばかりですね。
全部で37,000件ほどの求人が出てきたので、この中から自分の希望にあった企業を見つけることになります。
BIZREACH(ビズリーチ)は英語で仕事をしたい人に最適
英語のレベルによって紹介してもらえる求人のレベルが違いました。
具体的には以下のとおり。
「日常会話レベル」の求人
= 簡単な読み・書き・会話ができる(例:社内資料が外国語)
= 日本語でのコミュニケーションに加え、海外拠点と外国語を用いたメールのやりとりやドキュメントのチェックなどが発生する求人。
「ビジネス会話レベル」の求人
= 相手の意見を理解し、自分の意思を伝えられる(例:社内会議が外国語)
= 外国語をベースとした会議やディスカッションなどが業務に含まれる求人です。世界中に拠点を持つグローバル企業であれば海外への出張や駐在が含まれる場合もある。
「ネイティブ」の求人
= ビジネスにおける商談・交渉ができる(例:クライアント、上司、メンバーが外国人)
= 業務上のやりとりの大半を外国語で行う、ネイティブレベルの語学力が求められる求人です。高いレベルの語学力が求められる分、強いキャリアを構築することができる。
なんだかランクと内容が一致していないような気がしますが、取り敢えず名前だけということで。
自身の英語レベルと照らし合わせて転職活動を行えるのは良いと思います。
ここをTOEIC L&Rのスコアに置き換えてしまうと勘違いが起きたり、先方との認識ミスが生まれてしまう可能性があるので要注意。
上記のようなランク分けがあり、一つ一つのランクの定義が確りしている方が分かりやすいです。
BIZREACH(ビズリーチ)の上手い使い方
さて、ここまでビズリーチを見てきましたが、やはり選ばれた人のための特別な転職エージェントと言わざるを得ません。
20代で年収800万以上となるには一部の業種や職種でないと難しいですから、一般的には使い勝手の悪い転職エージェントとなってしまいます。
一応紹介しておきますと、ビズリーチでは自社のサービスを使うメリットとして以下を挙げています。
自分の市場価値を知ることができる
企業の担当者やヘッドハンターは、あなたの職務経歴書に魅力を感じてスカウトを送信しています。しかし、その文面からは「どの経験やスキルに興味を持ったのか」「自分のどこに引かれたのか」が分からないこともあります。そこでおすすめしたいのが、「自分のどこに興味を持ってスカウトを送ったのか」を聞いてみることです。
友人や上司、部下とは異なる、より客観的な評価を確認することで、あらためてご自身の強みや現在のポジションが適切かどうかなどを把握できるようになるはずです。ご自身がなぜスカウトされたか、ぜひ聞いてみましょう。
新しいキャリアの可能性が見つかる
受け取るスカウトのなかには、ご自身が想像していなかったポジションを提示しているものもあるでしょう。そこで「なぜ自分にこんな仕事が?」と少しでも興味が湧いた際は、ぜひ一度、コミュニケーションをとってみてください。今までに築いてきたキャリアが、思わぬ形で花開くことがあるかもしれません。
また、興味がないポジションを提示してきたヘッドハンターにも、あらためて希望を伝えることで理想に近いポジションが提示されることもあります。大切なのは、ご自身の意思をきちんと伝えることです。提示されたポジションに興味がなくとも、希望を伝えてみましょう。
キャリアカウンセリングができる
ビズリーチでは、登録しているヘッドハンターを5点満点の評価で可視化した「ビズリーチスコア」を公表しています。ビズリーチ内での「直近6カ月間の採用決定人数」「採用された会員様の決定年収」「送信したプラチナスカウトの返信率」の3項目から点数をつけ、S、A、B、C、Dのランクで表示しています。
そのなかでも全体の2%しか存在しないSもしくはAランクのヘッドハンターからスカウトが届いた場合は、大きなチャンスです。あなたが持つスキルや経験がどのように生きるのか、どんな企業から求められているのか、一度直接話す機会を設けてみましょう。優秀なヘッドハンターは多くのコネクションや実績を持っているため、今すぐ転職したいというお考えでなくても、いつかのときのためにつながりを持っておくのです。いざ転職活動を始めようと思ったとき、すぐに信頼できるヘッドハンターと出会えるかどうかは分かりませんし、最適なポジションと出合えるかも分かりません。スカウトというご縁をきっかけに、パートナーになれるようなヘッドハンターと接点を持っておくことで、理想的な転職を果たせる可能性がぐっと高まります。優秀なヘッドハンターとのご縁は大切にしましょう。
うーん、上っ面っぽい感じがしますね。
私が考えるビズリーチに(タレント会員でも)登録しておくメリットは、ズバリ高年収の世界を強く認識できることにあると思います。
現時点で年種350万円の人は恐らく同じレベル、もしくは400万円くらいの転職活動を念頭に置いていることでしょう。
しかしながら、会社員だとしても1,000万円もらえる企業もあれば、活躍次第で1,500万円、さらには3,000万円強の年収を手に入れることも現実としてあるわけです。
当然自分の足元を見つめておく必要はあると思いますが、自分の世界を広くするも狭めるも自分次第。
インベスターZに出てくる飛べないバッタと同じです。
「自分は年収400万円前後の人間だ」と変に蓋をするのではなく、その上の世界を強く意識できるという点で他の転職エージェントとは大きく異なると思うのです。
リクルートエージェントに登録したら年収400万円前後の求人しか紹介してくれないですから。
上手い具合に活用するのもあなた次第です。
登録はこちらから → 会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』