「就業経験がない20代」がいます。
「非正規での就業経験しかない20代」もいます。
世間的には負け組かもしれません。
が、TOEICなら一発逆転を狙えると思っています。
理由1:手っ取り早く「自己PRできる点」を得れるから
TOEIC L&R, S&Wは今現在ではとりわけ差別化できたPRポイントではありません。
900点だろうが満点(= 990点)だろうが、実際仕事を始めたら価値はないでしょう。
ただ、「就業経験がない20代」や「非正規での就業経験しかない20代」の人にとっては、最も手取り早い自己PRポイントになり得ます。
「いや、英語なんか全然できないし、今から勉強し始めたら3年くらいかかりそう・・・」
と肩を落とす必要は全くありません。
今の日本にはTOEIC L&Rの攻略法、勉強法、テクニックなどが溢れています。
ちゃちゃっとググれば死ぬほど情報が出てきます。
10年前まではお金を払わないと得られなかった情報が、今では無料でしかも高速で得ることが出来ます。
この時点で、TOEICを勉強するに当たって、お金と時間は不要であるということを認識頂けますかね。
あとは気合・努力。
ターゲットは900点です。ここはハッキリ言いましょう。
850点を職務経歴書に書いても無駄です。
それこそ自己PRになりません。
「就業経験がない20代」や「非正規での就業経験しかない20代」だとしても、最低限900点。
これを狙いましょう。
3ヶ月で3回連続で受験しましょう (TOEIC L&Rは2月と8月は試験が組まれていないので注意)。
簿記とか英検とかプログラマとかMicrosoft検定とか要りません。
日系企業の人事担当を始めとした多くの日本人は外国語、主に英語を使える人、話せる人に対しては相当大きな敬意を示します。
こんな手っ取り早い資格は他にはないでしょう。
理由2:日本の就職・転職市場におけるTOEICの価値はまだまだ高いから
繰り返しですが、TOEIC L&R 900点は大したことありません。
ビジネスレベルで英語を話せる人はいないでしょうし、話せてもアメリカ人をフルボッコで口で負かせるくらい、言葉の暴力を浴びせることはできないでしょう。
でも、それでも就職活動市場・転職活動市場においてはTOEIC L&R 900点は自己PRになるんです。
はい、間違いなく過大評価されていますね。
だからこそそれを利用するんです。
時間もお金もかからず、結果も出やすい。それなのに評価は素晴らしい。
一度でも転職をしたことがある人であれば普通のことなんでしょうが、「就業経験がない20代」や「非正規での就業経験しかない20代」はこの事実を知らないでしょう。
嘘じゃありません。ホントホント。
私は2013年くらいから、「TOEICバブルは数年後に間違いなく弾ける」と予想していました。
が、その数年後に東京オリンピックが2020年に開催されることが決定したため、私の予想は軌道修正をせざるを得なくなりました。
結果的に、TOEICバブルは2020年までは間違いなく続くと思います。
逆に、東京オリンピック以後は一気に萎むと予想しています。
多くの外国人と触れたり、身近に海外の風を感じることによって、
「あれ?TOEICって本質的な英語とかけ離れてない?」と気付く人が増えていくでしょう。
ということは・・・わかりますよね。
2020年までです。TOEICを活用して転職するには。
理由3:どの業界でもそれなりに評価されるから
3つ目の理由は、TOEICであれば英語関係の職でなくとも通じるからです。
実際、私がニ度目の転職活動にてTHE 国内系の会社に応募した際、全くTOEICを活かせないと思いながら面接に臨んだ結果、
「ほほう・・・TOEIC900点以上あるんだね・・・すごいね・・・」
となぜかTOEICに触れられました。
全く期待していませんでした。英語を使う機会がない職種だったので。
でも、それでも評価されるんです。
私は営業職ですが、経理だとしても人事だとしても技術だとしても、一定の評価を受けれるのがTOEICなんです。
もちろん響く度合いは各々異なります。
海外営業職であれば大きく響きますし、そう無職であれば少ししか響きません。
それでも大事なのは、評価されるということ。
ここポイント。
「就業経験がない20代」や「非正規での就業経験しかない20代」が一発逆転狙うならTOEICでしょう。
英語はTOEICで、それ以外は東京しごと財団にサポートしてもらう
TOEICはさっさと受験するとして、その他のスキルは東京しごと財団を活用しちゃいましょう。
「東京しごと財団」とは、公益財団法人 東京しごと財団がパーソルテンプスタッフ株式会社に委託して運営している事業です。
まとめると以下のとおり。
◆ポイント◆
- 脱・ニート 脱・フリーター 脱・ハケン
- ゼロから正社員としての就職に挑戦【若者正社員チャレンジ事業】。
- 「働きたい」という想いを持ちながらも、さまざまな事情からそれが叶わず、ニート、フリーター、派遣社員、無職状態になっている29歳以下のみなさんを、カウンセリング、セミナー、企業紹介、実習、奨励金制度などで支援し、正社員として働く道を切り開くために生まれた、東京都の支援事業。
- これまでに、500名以上が就職決定している。
◆特徴◆
- プロの資格を持った担当が就職支援をサポート
- 企業内実習に参加する事で就労のミスマッチを防ぐ
- 実習期間中は最大10万円の支援金支給あり
◆登録すべき人◆
- 20代
- 既卒3年以上
- 正社員になりたい方
- ニートやフリーター、派遣など非正規雇用が長い方
- 卒業後、就職・就業経験のない方
- 卒業後、非正規での就業経験のみの方
- 直近2年以内に、正社員の職歴が通算1年を超えない方
さんざんTOEICで煽りましたが、こういった現実的なサポート体制も整っていますので、全部活用できるものは活用していき一発逆転を狙いましょう。