「TOEIC ® テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング」の感想・レビュー (3)

「TOEIC ® テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング」の感想・レビュー (3)

TOEICリスニング対策の参考書として「TOEIC ® テストPart 3&4 鬼の変速リスニング」を購入しました。

本書のカバーを外したところ、「鬼の」は”Hard-Core”と訳されていることを発見。

いよいよ最後の記事です。


↑ 「TOEIC ® テストPart 3&4 鬼の変速リスニング」の開封動画

「TOEIC ® テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング」がおすすめな人

さてさて、前回までの記事で「TOEIC ® テストPart 3&4 鬼の変速リスニング」に関する感想を述べてまいりましたが、本書はどういった人に有益な教材なのでしょうか。

私が実際に使ってみた感覚では、以下のような人にオススメです。

  • 毎回、TOEIC Part 3とPart 4 で間違えてしまう人。
  • 現行のTOEIC リスニングスコアが300点以上の人。
  • TOEIC Part 3 と Part 4 をしっかりと時間をかけて勉強したい人。
  • 毎日勉強できず、三日坊主な人。
  • TOEIC Part 3 と Part 4 で先読みができない人。
  • TOEIC Part 3 と Part 4 の音声が速くて聞き取れないという人。
  • 電車で通勤している人 (車内で20分以上取れる人)
  • 車で通勤している人 (同上)
  • TOEIC リスニングを勉強しながら、スピーキングを勉強したい人。
  • TOEICを勉強しながら、英語の発音を勉強したい人。
  • TOEIC Part 3 と Part 4 でしばしば登場する問題の傾向を掴みたい人。

・・・はい。どうでしょう。こんな感じですかね。

こうやって思ったことを綴っていくと、非常にストライクゾーンが広い教材です。

TOEIC L&Rを勉強している多くの人にぜひとも使用して頂きたいおすすめ参考書ですね。

<参考記事:おすすめTOEIC リスニング教材>

 

 

「TOEIC ® テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング」がおすすめでない人

他方、「TOEIC ® テストPart 3&4 鬼の変速リスニング」がオススメでない人はどういった人でしょうか。

私なりにまとめますと以下のようになります。

  • 連続且つ大量に TOEIC Part 3 と Part 4 の問題を解きたい人。
  • TOEIC リスニングを通じて、英語の基礎文法を勉強したい人。
  • 現行 TOEIC リスニングスコアが450点以上で、更にその上を目指している人。
  • TOEIC リスニングを通じて、英単熟語を暗記したい人。
  • イギリス英語・カナダ英語・オーストラリア英語を勉強したい人。

・・・こんなところですかね。

お分かりかと思いますが、重きを置く点が、「単語」とか「文法」に偏っている人には不向きです。

そういった目的を持っていらっしゃる人は 単語や文法に特化した教材を選ぶべきですね。

 

本書はあくまでも、TOEIC Part 3 と Part 4 にてスコアを取るべく、「音読や変速などの多彩なアプローチが施されている」テキスト的な要素が強い教材です。

また、登場する英語はほとんどがアメリカ英語となっている為、イギリス英語やカナダ英語、オーストラリア英語を学びたいという人にはオススメではないかと思います (数問はイギリス英語が使われていますが)。

<参考記事:イギリス英語対策>

 

 

結論、「TOEIC ® テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング」は優良教材

はい、と言うことで「TOEIC ® テストPart 3&4 鬼の変速リスニング」の感想を3つの記事に分けて書いて参りました。

ほぼ文句が無いくらいの優良教材だと思います。

 

何度も繰り返していますが、勉強していて楽しいところが最大のポイントです。

この要素があれば、ほぼ無敵かと。

 

それと、TOEIC L&R対策という観点でなく、ビジネス英語を勉強するという観点からしてみても、この「2.5倍 鬼速」は有効だと思います。

仕事で中国人や華僑のアジア人と仕事をしている人であればご存知でしょうが、彼ら彼女らは大変早口な英語を操り、時にイギリス英語の如く消失音が登場するため、我々日本人にとってのアメリカ英語の感覚では聞き取れなくなることもしばしばです。

故に、本書のような変速での英語を定期的に聞き 耳に慣らすことで、中国人や華僑のアジア人が話す英語を正確に聞き取れることも可能になるはずです。

 

ただ、変速に関しては、わざわざ本書を活用せずとも、再生するプレイヤーによって 幾らでも自由にコントロールすることもできますけどね。

もし、あなたがTOEIC リスニングを勉強して、将来のチャンスを掴みたいと考えていらっしゃったら、「TOEIC ® テストPart 3&4 鬼の変速リスニング」を一度使ってみることをオススメ致します。