CASECの人気の秘密に迫る

CASECの人気の秘密に迫る

今日はCASECについて。

さて、このブログ上でも昨年末頃から紹介してきましたCASEC.

このTOEICとも英検とも違うオンライン模擬試験が依然人気であります。

しかも、「キャセック」とか「CASEC」などの検索ワードでこのブログに初めて辿り着く方が多いんです。

 

つまり、こういう人って純粋にCASECを調べようとしているんですよね。

私もだいぶ昔ですが受験したことはありますし、多くのTOEIC学習者も活用されている様子。

 

「TOEIC偏重」に歯止めをかける意味でも、このCASECは総合的な英語学習ツールの一つとして認識されてきていると感じます。

 

まだ知らない人の為に簡単な情報を。

えーっと、色々と特徴はありますが、個人的に素晴らしいと感じるのは、試験時間が平均40分~50分という短時間で完結出来る点。

* CASECは個人の能力に合わせてテスト問題が変わりますので(TOEFLと同じですね)、一概に「40分」とかは言えないんです。

 

40分で完結出来る点が素晴らしいと思う理由は、やはりTOEICとの比較。

 

私は一貫してブレることなく、「TOEIC 模擬試験」の重要性をお話ししていますが、(当たり前ですけど) 毎回2時間かかるんですよね。

で、会社終わりの平日の夜に、2時間を費やす (しかも仕事で疲れた後)、ってのは相当骨が折れる筈なんですよ。

まぁ、週末にやればいいってのもあるんですけどね。

 

それと比べて40分で完結し、しかもその場で採点して貰い、更には「TOEICでの目安スコア」を表示してくれるので大変親切です。

* 英検級の目安も表示してくれます。

 

この辺は(財)日本英語検定協会が開発しているだけあり、その蓄積された豊富なデータにより、目安を表示することが可能となります。

 

ちなみにCASECの構成はこんな感じ ↓

セクション 1

・問題形式:空所補充

・解答形式:4肢択一

・問題数:16問

・配点:250点

 

セクション 2

・問題形式:空所補充

・解答形式:4肢択一

・問題数:16問

・配点:250点

 

セクション 3

・問題形式:リスニング

・解答形式:4肢択一

・配点:250点

 

セクション 4 

・問題形式:リスニング

・解答形式:ディクテーション

・配点:250点

 

とまぁ、比較的どこにでも書かれている事を述べてきましたが、私が考えるCASEC受験のメリットはもう一つあったりします。

このメリットは特に、「普段TOEICの勉強しかしていない人」に有効です。

 

簡潔に申し上げますと、「TOEIC を勉強することで、本当に英語力が身についているかどうか」をチェック出来るということ。

 

TOEICは「英語力を測る為の試験」であることには間違いありませんが、その英語力は「TOEICにしか活かせないのか」、それとも「他の試験にも活かせるくらいの英語力なのか」を判定出来るんです。

 

ま、英検でも出来ちゃいますけどね。

 

ただ、英検は「1級合格・不合格」のように、ボーダーが引かれていますから、一概に「人の英語力」を測ることは出来ません。

つまりですね、あなたが日常的に勉強している英語が応用力あるものか否かを判定することが出来るんですよ。

 

TOEICでは750点なのに、CASECでは「TOEIC 600点相当」って言う人も中にはいらっしゃると思います。

恐らくその人は「TOEICならではのコツ」などに代表される、小手先のテクニックを身に付けてしまい、英語力が適切にスコアに反映されていないんだと思います。

 

さぁ、あなたはどう動きますでしょうか?

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5 件のコメント

  • 人気かどうかは知りませんが、英語試験で人気とか関係ないですよ。
    その人が英語を使ってどうするかでしょう。

  • いやCASECはないでしょ〜。
    無駄とは言わないけど転職活動で伝えても絶対理解してもらえない。

  • キャセックも結局使い方次第ですよね。
    資格どうこうじゃなくて英語力を試したい人には向いていると思います。

  • TOEICの対抗馬にはならないと思います。
    PCで受験できる利便性にて有利かもしれませんが、企業においてCASECスコアを採用している数はしれています。
    元人事マンのひとりごとでした。

  • キャセックは2018年現在も有効だと思います。
    短時間でその人の英語スキルを分析してくれますし、その内容も事細かに分けられています。
    TOEICだけに頼っている今の人は一度そのことを見直すべきではないでしょうか。

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