再就職に有利な資格としても TOEIC L&R は 近年その地位を上げて確立しつつあります。
女性の休職期間明けの再就職、現在は派遣社員として働いている人の再就職、40代・50代から再就職を考えている人にとっても、TOEIC L&R ハイスコアは物を言わせることが出来そうです。
では、ハイスコアって具体的に何点の事を指しているのでしょうか?
履歴書に書けるTOEIC点数・スコア
私が転職活動している際に、実際に転職エージェントに聞いたのは 700点以上でした。
これは業界・業種・職種問わずに、全般的に良しとされていると言う意味でのことです。
逆に言えば、TOEIC L&R スコアが700点より下である場合、書かない方が賢明であるとも言えます。
一方で英検で言えば(その人のキャリアにもよりますが)、準1級レベルが求められる模様。
同様に英検2級しか持っていないようであれば書かない方が賢い判断と言うことです。
また、TOEIC L&R ではありまえせんが簿記検定ですと、3級なら書かない方がマシだそうです。
これまた2級以上が評価の対象となるようですね。
実際の求人票にはTOEIC L&R 何点が求められているか
では実際の求人票ではTOEIC L&R 何点が求められているのでしょうか。
今現在私の手元にある求人票の一部をここでご紹介したいと思います。
いきなり綴りが間違っていますが、これは某財閥系の商社の海外事業部における総合職での要求スコアです。
700点が一つのボーダーであることは間違いなさそうですが、実際にはこういった求人も多く、語学力以外の点が見られることも多々あります。
こちらは国内勤務の海外営業職向けの求人です。
必要語学力の欄に英語と具体的な標記がありますね。
また、英語力の欄にもTOEIC L&R 700点以上とありますが、同時に中級以上とも書かれています。
つまりTOEIC L&R のみを英語の物差しとしてはいませんよ、と言うことですね。
出ました。要求スコアが800点以上。
これは将来的に海外駐在 (UK)の可能性がある営業職の求人です。
こうしてみると必要最低限としては600点、それ以上のスコアは職種によって異なってくると言うことがよく分かります。
『英語で仕事』 が未経験でもOK
再就職する為にTOEIC L&R ハイスコアが有利であることは分かりましたが、過去に英語を使った仕事をしたことがない人は そもそも前述の求人に応募出来るのでしょうか?
100%とは言えませんが、その人の英語を学ぶ姿勢を示すことが出来れば問題無いことも多いようです。
例えば、「まだ英語を十分に使えるとは言えまえんが、TOEIC L&R 800点取得に向かって現在勉強中です」のように理路整然と説明出来ることの方がよっぽど求められます。
転職エージェントを使い倒す
再就職は普通の転職と異なりエネルギーも要りますし、精神的に大変キツいものです。
何を隠そう、私自身が離職期間を経た上で現在の会社で働くことになった経緯をもっているものですから、この過酷さはよくよく心得ております。
再就職に向けて先ずすることは、
①有利となる資格取得に向け勉強に励む。
そして
②転職エージェントに登録する。
この2つです。
最近では資格取得に向けたサービスも増えてきておりますので、自分に合った資格が見つかり易くなってきています。