TOEIC L&R を受験した後に送付される「スコアシート」に記載されている “Abilities Measured (アビリティーズメジャード)” の読み方を整理したいと思います。
リスニング
リスニングセクションでは次の4つの項目別正答率が示されています。
- 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
- 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
- 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
- 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
で、これってアメリカのTOEIC L&R でも同じ内容になっているのかな?と思いまして、ETSのHPを見て確認しました。
下はその抜粋です。
・・・見たところ意訳と言うよりはそのまま直訳ですね。内容は全く同じようです。
で、肝心要の対応パートですが、色々と調べた結果以下のように要約出来そうです。
短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる⇒ Part 1 と Part 2
長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
⇒ Part 3 と Part 4
短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
⇒ Part 1 と Part 2
長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
⇒ Part 3 と Part 4
完全に一致するとは思えない個所もありますが、取り敢えずこの要素を基に採点をしているのは間違いなさそうです。
リーディング
リーディングセクションでは次の5つの項目別正答率が示されています。
● 文書の中の情報をもとに推測できる
● 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
● ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
● 語彙が理解できる
● 文法が理解できる
で、同様に英語の abilities measured を見てみましょう。
はい、これもまぁ直訳ですね。
では、対応パートを纏めてみます。
文書の中の情報をもとに推測できる
⇒ Part 6 と Part 7
文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
⇒ Part 7
ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
⇒ Part 7
語彙が理解できる
⇒ Part 5 と Part 6
文法が理解できる
⇒ Part 5 と Part 6
と言う訳で Abilities Measured の見方でした。
復習が出来ないTOEIC L&R において、このパーセンタイルランクは自己分析の重要な情報源です。
確りと対策を立てて次回以降の試験に活かしたいですね。