英語ができないので悔しいと感じている人へのシンプルなアドバイス 3つ

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英語学習における挫折はつきものです。

勉強してもしても結果が出なかったり、思うようにいかなかったりと・・・。

私なんてこれまでの英語学習人生を振り返ると挫折の連続でしたし、遠回りばっかりしていました。

英検1級なんか勉強始めてから4年後ですからね、合格したの。合計11回の受験ですよ?

まぁそんな私ですが、今現在 英語を勉強しているものの、なかなか上達しないので悔しいと感じている人へお伝えできることが3つあります。

英語堪能な完璧な姿は夢見なくて良い

留学に向けてTOEFLを勉強していた頃、留学中に英語での勉強を頑張っていた頃、商社マンとして仕事で英語を使っていた頃・・・、常々 私は英語ペラペラ・英語堪能な姿を理想として描いていました。

同様に、英語、英会話、TOEICなどを勉強している世の中の人々の大多数もそこを目指されているような気がします (TOEIC L&Rはちょっと違うかも)。

これに関しては、英語教材の殆どが「英語ペラペラになれる!」と謳っているため、そういった理想の姿を追ってしまうことは仕方ないと思いますし、そのこと自体は決して悪いことだとは思いません。

 

ですが、英語ペラペラ・英語堪能な状態でなくとも、英語でコミュニケーションを取ることって普通に出来るんですよ。

と言うか、世界中の英語を使う人の大多数が「ペラペラ・堪能」な状態ではないと思います。

 

きっと「英語をいっぱい勉強しているのに全然上達しない・・・」と感じてしまっている人って、その理想と現状のギャップに悩んでいるはず。

ですが、理想が無駄に高すぎる為に不要な挫折を味わってしまっている可能性があるとも思うんです。

「理想は高い方がいい」とは言うものの、高く理想を掲げた代償として 英語学習を諦めてしまう様では意味がないと個人的には思います。

 

一方で「TOEIC L&R 900点 取得」は、「英語ペラペラ・英語堪能」と比較すると非常に現実的な目標だと感じますけどね。

まぁTOEIC L&R 900点だって決して簡単ではないとは思います。

ですが、この2つには「具体的な達成数値があるか否か」という決定的な違いがあるじゃないですか。

 

前者は単純に数値で900点を取得すれば終わり。

ですが、「英語ペラペラ」のゴールって何でしょう?

ネイティブレベルで英語を操ることだけが「英語ペラペラ」ではありません。

英語で仕事をする!転職・キャリアアップに登録したい転職エージェント

2012.05.01

 

 

自分に必要なSWLRを判断しよう

「英語が出来ない」と一概に言っても、実際には英語の話す・書く・聴く・読むのうち、何が出来ないのでしょう?

そして そのスキルはどうしてあなたに必要なのでしょう?

 

こんな質問に容易く答えられないようであれば挫折してしまって当然だと思います。

仕事で英文メールを読むからリーディングスキルを磨きたいのか、ツアーガイドで英語を使うスピーキングスキルが必要なのか・・・など。

4つのスキルを総合的に勉強することは大変有意義ですし、相互補完できる関係にあり、効果的に英語を身に付けることが出来ますので、必要なスキルを一つだけを勉強した方がいいと言う訳ではありませんが、「その中でも自分に必要なスキルはこれだ!」といったブレない動機をもつべきだと思います。

 

ほら、TOEIC L&R 本番前のアンケートでもあるじゃないですか。

「一番身に付けたいスキルは次のうちどれですか?」みたいな質問。

 

正にあれです。

別に一つだけとは限らないと思いますしね。

 

実際に「スピーキングとリスニングスキルを是が非でも身に付けたい。何故ならば 自分は海外の日本料理店で働くことが来年の目標であるから」っていう人が私の友人にいます。

従いまして、今現在「英語ができない!悔しい!」と感じている人は、どのスキルをどうやって活用させるかという視点をで 原点を見つめ直してみると気持ちが整理できるのではないかと思います。

応募条件はTOEIC! 転職にTOEICを採用している企業一覧

2012.05.01

 

 

『やった方がいいから』では長続きしない

先日、大学のゼミOB会に参加してきました。

その時に 就職活動を控えている現役3年生から質問があったんです。

 

『すみません! 今のうちに (= 大学3年生のうちにの意) TOEIC とか勉強しておいた方がいいですか?』

 

恐らく九分九厘の人は「やるかやらないかで言ったら、やった方がいいよ」と答えるかも知れません。

理由は、どの会社・組織に所属したとしても、英語を有る程度使えれば潰しがきくし 重宝されるから・・・といったところでしょうか。

 

ですが、私は実際にこう答えました。

『やった方がいいから』くらいの理由でTOEICを勉強するくらいなら、勉強しない方がいいですよ。

それよりも 是が非でも自分がやらなきゃいけない、やりたいと思うことを3年生のうちにやっておくべきだと思います。

で、『やりたいと思うことがないから取り敢えずTOEICを』と考えている人は、TOEICなんかを勉強するよりも、自分がやりたいと心の底から感じることを見つける努力をした方が100倍意味ありますよ。」

ま、格好付けている訳でも何でもなく、今の私の率直な気持ちです。

英語に限らず語学の勉強は1ヵ月とかでは身に付きません。まぁ TOEIC L&Rスコア 100点アップとかは可能かも知れませんけど、いずれにせよ「やらないよりやった方がいいからTOEICやろう」じゃあ 長続きしません。

 

結果、挫折もするでしょうね。

・・・ということは、・・・です。

 

あんまり深入りした細かいものではありませんでしたが、「英語の勉強なんてもうやめようかな・・・」と今現在思っている人には、もう一度考え直すきっかけになるようなことを3点纏めてみました。

もう一度自分のことを見つめ直して、再出発しても決して遅くは無いと思います。

その際には電子辞書もしっかり選んでおきましょう。

 

英語を使って仕事する人必見!最新のおすすめ電子辞書

2012.05.01

6 件のコメント

  • 確かに、とりあえずTOEICって人は多いですよね。
    日本のスタンダードになっているので仕方ないかもしれませんが、そこに意思がないと無意味に思えます。

  • Yeah, i thought same thing with you.
    We should focus on more practical objective and try to measure how we are as process.
    Which means, we Japanese are not good at setting a goal, I believe.

  • 自分に必要なスキルを探すべきというところを読んで、胸にグさっと刺さりました。
    最近の人はとりあえずリスニングといったノリでTOEICを勉強しているように映りますが、おっしゃるとおり何が自分に必要なスキルなのかを最初に設定しようと思います。

  • Koさんの言うとおりで、やった方がいいという理由でやってるヤツばかりいます。
    こういうのについて行きたくないので離れるようにしてますけど。

  • 坂本さん

    コメントありがとうございます。
    英語学習における坂本さんの目標・ゴールは何でしょうか?
    TOEICで900点を取る、簡単な英会話をこなせるようになる、映画で6割くらいを字幕なしで見れるようにする、など英語学習者には各々の目標・ゴールがあります。

    ただ漠然と「英語力を伸ばしたい」というだけですと、当方からの最適なテキストのアドバイスなどができませんので、可能であれば詳細、もしくは漠然とした内容でも構いませんので、坂本さんの理想像・イメージなどをご教示頂けましたら大変幸甚です。

    外資系営業マン Ko

  • 始めまして、私は大阪府の門真市に在住いたします坂本健作と申します。現在英語の学習として「NHKテキスト 大人の英会話」という本を使用して勉強しております。
    このテキストは、DVD付ですので独学者である私にとりましては非常に使いやすい
    テキストです。その他には、文省堂出版の「これでわかる中学1年生英語」を使って
    文法事項の学習をしております。私も現在、満42歳で身体障害者であるため会社の中で
    英語を使うことが全くありません。そのため自分の英語能力が飛躍的に向上することが
    困難だと自分の中では思っております。今後の学習方法として何をするべきか、又最適なテキストや組織があれば御指導を頂けないでしょうか?
    本当に宜しくお願い申し上げます。ちなみに私は学生時代に「日米英語学院」という
    英会話スクールにて英語を勉強しており、文部科学省認定実用英語技能検定試験の準2級を
    合格しました。しかし上記英会話スクールの外国人講師や日本人女性講師いじめを受けたため、自分の英語力はあまり伸びていません。

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