「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ①

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ①

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」を日本から取り寄せました。

新形式は相変わらず受験できませんが、TOEIC対策の参考書として使ってみたいと思います。

 

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ① (この記事)

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ②

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ③

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の概要

まずはいつもどおり「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の概要から見ていきたいと思います。

概要は以下のとおりとなります。

 

名  称 : TOEIC(R)TEST長文読解TARGET900 NEW EDITION

媒  体 : 書籍 (単行本、問題集、ソフトカバー)

サ  イ  ズ: 縦 18.8 cm x 横 13.2 cm x 厚 1.4 cm

付  属  品: なし

発  売  日: 2017年5月10日

出  版  元: Jリサーチ出版

(http://www.jresearch.co.jp/book/b285897.html)

価  格 : JPY 1,300円 + tax

ページ数 : 208 page

問 題 数:合計72問

対 象 者:800点や900点といったハイスコアを目指す方 (公式HPより)

                   私(Ko)の主観では、現行TOEICスコア600点以上の人、Part 7(ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる)のパーセンテージが70%以下の人

                  → TOEIC (R) Abilities Measured の読み方・見方・対応スコア

目標レベル:900点

内  容: TOEIC LRのReading SectionにあるPart 7の問題集 (難易度やや高)。

立ち読み: 不可

視  聴: 不可

 

はい。こんな感じ。

リーディング教材ですので、音声の類はありません。

 

人によって勉強のペースは異なりますが、早い人で一週間くらいで解き切ってしまうくらいの量となっています。

やはり一冊やりきると達成感はあります。

これが継続して勉強する「次のエネルギー」となるため、勉強の好循環が生まれています。

 

 

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の目次

では次に「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の目次を確認したいと思います。

目次は以下のとおりとなっています。

 

まえがき

本書の使い方

イントロダクション

難問の解き方

例題Q1-3 (シングルパッセージ3問)

解説

ややこしい選択肢

言い換えを見抜く

新形式問題での注意点

 

Chapter1 Q1-Q22

シングルパッセージ12問

マルチプルパッセージ10問

 

Chapter2 Q1-Q23

シングルパッセージ13問

マルチプルパッセージ10問

 

Chapter3 Q1-Q24

シングルパッセージ9問

マルチプルパッセージ15問

 

以上のとおりです。

「難問の解き方」から「言い換えを見抜く」までのページで、いわゆる攻略テクニックについて触れています。

公式問題集には決して収録されていない情報ですのでしっかり頭に入れて演習に臨みたいと思います。

 

ちなみに帯の見開き箇所に、「Chapter 1, Chapter 1, Chapter 1」とありますが、「Chapter 1, Chapter 2, Chapter 3」の間違いですかね。

Chapter 1

 

 

「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」でできること・できないこと

さて、それでは次に「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」でできること・できないことについて見ていきます。

まずは「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」でできることについて。

 

<「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」でできること>

・ 難易度の高いPart 7の問題を集中的に解くことができる。

・ 一問当たりの読解時間が5分ほどであるため、すき間時間を使って勉強することができる。

・ 正答を導くためのアプローチ(解答プロセス)を知ることができる。

・ Part 7 で登場する(可能性の高い)難問単語・熟語を知ることができる。

・ 新形式問題 (= 文書が3つ)の難問を解くことができる。

 

はい、シンプルにまとめますとこんなところでしょうか。

動画でも再三触れていますが、すき間時間を使える問題構成、そしてサイズが上手く機能していると思います。

公式問題集は当然完成度・再現性などの点で素晴らしいのですが、700点、800点くらいでスコアが伸び悩んでいる場合は、こういった教材・参考書に出会うことがターニングポイントとなるかもしれません。

 

それでは次に「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」でできないことについて整理・精査していきます。

 

<「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」でできないこと>

・ Part 5, Part 6については勉強することができない。

・ Part 7 の簡単な問題 (≒ Part 7の序盤に出題される、比較的難問ではない問題)を解くことはできない。

・ 公式問題集レベルの再現性の高い問題を解くことはできない。

 

以上のような感じです。

「長文読解」という日本語からPart 5やPart 6を想像する人はいないと思いますが、TOEICを最近知ったという人は多少の混乱をきたすかもしれません。

いずれにしましても、Part 5やPart 6の問題は収録されておらず、Part 7対策となりますのでご注意を。

 

さて、次の記事では「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の使い方や解答解説についてレビューしたいと思います。 

 

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