TOEICの対策本・参考書として「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」を買いました。
海外で仕事をしながら使ってみた感想を残しておきたいと思います。
全3回の記事の最後となります。
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ①
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ②
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ③ (この記事)
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」をおすすめな人
では最初に、現在TOEICを勉強している人の中でも、「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」を使ってベンキョするのがオススメな人について考えていきたいと思います。
私が思うのは以下のような人です。
<「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」をおすすめな人>
・ 5分〜10分レベルの隙間時間を活用してTOEICを勉強したい人
・ Part 7を解くスピードが遅く、本番で15時までにNo.200を解き切れない人
・ TOEIC必須単語はある程度暗記したので、その実力を試したい人
・ 公式本に登場する一般的なPart 7ではなく、やや難しめのPart 7を解きたい人
・ 行きつけのカフェがドトールなど、テーブルサイズが小さいカフェである人
・ 難易度が高いトリプルパッセージを解きたい人
・・・はい、どうでしょうか。
何と言ってもスキマですよ。スキマ。
このスキマ時間を上手く活用したい!と感じている社会人は大勢いますからね。
山手線、は2分おきくらいに来てしまうので難しいかもしれませんが、地方における電車の待ち時間とかですとガッツリ勉強できちゃいますから。
あと、「公式本デカスギィ!」という人にもオススメです。
ドトールで公式本を使って勉強するのって無理っす。
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」をおすすめでない人
そして次に「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」を使って勉強するのをオススメしない人について考えてみましょう。
私が思うに以下のような人たち。
<「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」をおすすめでない人>
・ Part 7の問題文を読み切るだけの基本的な英単語・英文法を理解できていない人
・ TOEICスコア600点以下の人 (Reading sectionが300点以下の人)
・ TOEIC本番で、最後のPart 7に到達した時に息切れしてしまう人 (Part 7までを解き切る体力がまだついていない人)
・ TOEIC公式本をまだ解いたことがないという人
・・・といったところでしょうか。
自分の立ち位置・現状を見極めた上で正しい教材選択を行いたいものです。
他の教材との組み合わせで活用すべし
ということで「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」を使った感想をレビューしてみました。
前記事でも触れましたが、これ一本で勉強を進めるのではなく、他の教材と一緒に組み合わせて使うべきかなと思います。
「厳選問題72問」とありますが、TOEIC 900点を目指している人からすると問題量としては足りてません。
シラフの状態で (= Part 1〜Part 6を解き終えた状態ではないの意)、いくらPart 7を解いても本当の実力にはなりませんよ。残念ながら。
この「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」に限った話ではありませんが、TOEIC Part 7のみ収録してある対策本・問題集は、疲弊した上でPart 7を解くことはできません。
従いまして、この「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」で900点に必要なテクニック・解き方などを理解する。で、その後、公式本などの模擬試験で試す。
こんな組み合わせが理想なのではないでしょうか。
ただ、参考書の使い方なんてのは千差万別。
あなたにとってベストな勉強法を確立してみて下さい。
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ①
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ②
「TOEIC TEST 長文読解 TARGET900」の感想・レビュー ③ (この記事)