生まれて初めて部下を英語で評価することになった

生まれて初めて部下を英語で評価することになった

2016CYが終わって2ヶ月強が経過しました。

予算年度が終わったと同時にやることが多くあるのですが、チーム(Local)の評価をすることも私の責任の一つです。

ただ、私はこれまでの人生で部下を持ったことも初めてですし、ましてや英語で評価するのも初めてなのでドギマギしております。

本心だけ書いたらcomplaintだけになりそう

さて、チームのメンバーの評価をするのはよいものの、私はそもそも4月に赴任していますので厳密には年間を通して彼ら・彼女らを見ていません。

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ということで「本当に自分が的確なのか?」と真面目に考えてしまうのですが、どうやらその辺はインドネシア人にとってはどうでもよさそう。

そんな中、真面目に彼ら・彼女らの評価をしてみると・・・、不平不満しかでてきませんでした。

 

“You are almost always late for work.”

“Be sure to report to me when you are late.”

“CC copy to me in your e-mail communication is required.”

“I hardly feel you are self-motivated.”

“You do only what I instruct.”

 

・・・誰というわけでもなく、普段思っていること・感じていることを綴っていたら、こんなことばかり浮かんできます。

ただでさえ「人前で叱られることを嫌がる」人種でありますから、いい気はしないでしょう。

 

しかしながら、甘えた評価を下し、こちらがなめられてしまっても組織的にはよろしくありません。

日本人の感覚をどこまで持ち込むべきなのか、はどの国で仕事をしても一生つきまといそうです。

 

 

前任の評価をのぞいてみよう

前例を確認するのは仕事における進め方の一つです。

私の前任の人の評価をこそっと覗いてみましょう。

 

xxx could do well about import job due to keep good relationship with forwarder. However, she is late many times for submitting the import forecast and the PO.

 

xxx could be aware of the cost of products and we could choose competitive vendors. But you are not enough to share your information you gather from the vendors.

 

As a team leader, xxx cared the local staff well. However, we would like to request you to supervise local staff as our management. Especially, you supervised xxx business to support local staff.    

 

ハハーン。 パターン見えてキタヨ!

最初に褒めて、最後に叱るんダネ!

 

同じようなことを私も考えていましたが、やはりこの方法が良さそうです。

改善すべき箇所は書く、でも同じくらい良いところ、良くできたところも書いてあげる。

英語と日本語の違いはあれど、部下を評価する際にはこの方法が的確な気がします。

 

 

部下から上がってきた self-evaluation sheetを見てみると・・・

ということで、まずは部下から上がってきた self-evaluation sheetを見てみます。

自分たちが年初に立てた action planに対して、どういった結果だったか、更には達成度は何%なのかが書かれています。

 

7人中まだ3人分しか提出されていないのですが (既にdueは過ぎてるのに。これはこれで大問題)、それらを覗いてみると・・・

 

<Account担当>

達成度 100%

達成度 100%

達成度 95%

 

む・・・?

 

<Sales担当>

達成度 100%

達成度 100%

達成度 90%

 

いやいや・・・。

 

<Logi担当>

達成度 100%

達成度 100%

達成度 95%

 

自己評価高すぎィ!!

そしてインドネシア人、自分に甘すぎィ!!

 

 

日本人であれば、謙虚さなんかも相まって事項評価では達成度70%くらいで書きそうなものです。

しかしながら、彼ら・彼女らの評価はほぼほぼ満点ではないですか。

 

正直、歪んだ日本のサラリーマンで、赴任して1年経たない私には、「自己評価がブレてる」としか映りません。

こんなことで正確に評価ができるのでしょうか。

とりあえず最初は何を言われても受け入れるとして思ったことを書きたいと思います。