TOEIC SWの内容が実際の仕事に役立っているのかどうかを検証したいと思います。
今回はTOEIC SWのWritingについてです。
海外赴任前にTOEIC SWを1年間勉強していたが仕事で役立っているかどうかを検証 (1)
海外赴任前にTOEIC SWを1年間勉強していたが仕事で役立っているかどうかを検証 (2) (この記事)
Write a sentence based on a picture (写真描写問題)
与えられた2つの語(句)を使い、写真の内容に合う一文を作成する問題です。
これは海外赴任したことがない人でも想像がつくと思いますが、完璧な再現性はまずありません。
2つの語しか与えられないというのもあり得ませんし、写真を見て一文を作る機会もありませんね。
しかしながら、毎日のE-Mail作成作業には多少なりとも活きているような気がします。
私は毎日平均して50通くらいの英文メールを作成していますが、作成前に必ず「ポイント」を複数頭に浮かべます。
伝えたい重要部分とでも言いましょうか。
その「ポイント」の数は毎回2つとは限りませんが、いずれにせよ「盛り込まなければならない語」を使うトレーニングになり得るのではないでしょうか。
ただやっぱり、写真を見ながらメールを打つということはありません。
英語試験の問題としても非常にレベルの低い問題ですし、可能であれば問題の見直しを希望します。
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Respond to a written request (Eメール作成問題)
25~50語程度のEメールを読み、返信のメールを作成する問題です。
これは言わずもがな仕事に役立っています。
活用できるかどうかどころか、これはそっくりそのまま実践と同じですね。
以下の評点ポイントについても異論なしです。
稀に(いや頻繁に)、全く発信者の意図を汲み取らずに返信をしてくる輩がいますので、是非この問題を使ってトレーニングして欲しいです。
Write an opinion essay (意見を記述する問題)
提示されたテーマについて、自分の意見を理由あるいは例とともに記述する問題です。
TOEFLや英検1級などでも出題されるような問題ですが、実際の仕事では同じ状況が起こることはありません。
しかしながら、メールにて自分の伝えたい内容をロジカルに説明するために、理由・例を巧みに使うことは極めて重要です。
そういった意味ではこの問題でトーレニングを行えば、実際の仕事に役立つこと間違いないと思います。
英文エッセイについては、アメリカ留学中にも勉強していましたが私のWritingスキルの土台となっているような気がします。
基本を知らないと応用もくそもありませんので、こういった問題は実戦への即効性はないかもしれませんが、メールはもちろん、英文報告書、スピーキングの際の内容構成などなど、礎となること間違いなしです。
ということで、TOEIC SWが仕事に役立っているか検証してみました。
あくまでも私個人の仕事に役立っているか否かの話ですので、万人に当てはまるわけではありませんが、参考にして頂ければと思います。
海外赴任前にTOEIC SWを1年間勉強していたが仕事で役立っているかどうかを検証 (1)
海外赴任前にTOEIC SWを1年間勉強していたが仕事で役立っているかどうかを検証 (2) (この記事)