私のTOEIC SWとの歴史と言えば・・・。
2015年1月:事前情報なしでTOEIC SWを初受験。
2015年2月:「TOEIC SW公式本」を購入。ようやく内容を理解。
2015年3月:TOEIC SWの参考書がメチャクチャ少ないことに気づく ← イマココ
TOEIC SWに関する驚愕の事実
いやー、びっくりです。
TOEIC SWの参考書 (本、書籍の意味です。PCソフトとかは含めず)って、こんなにも市場に出ていないのですね。
日本では2007年1月に初めて実施されたTOEIC SWですが、8年という年月が経過したにも関わらず、参考書はこんな感じです。
<2015年3月、Amazonにて「TOEIC SW」というキーワードで検索した結果>
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
・・・むむっ!?
ちょっと待ってよ、Amazonさん。8位ってTOEIC SWじゃないですやん。
さらに言うならば、6位の本はライティングの要素ゼロだし、7位はTOEIC じゃない。
9位に関して言うと・・・えーっと・・・。
というくらい、TOEIC SWの参考書は存在しないのですね。はー・・・。
実は私も、先日ふら~っと書店のTOEICコーナーを除き、「SWはどんな感じなのかな~?」って具合に、探し始めたのですが、結果は 1冊しか見つかりませんでした。
そこそこな大型書店でしたので、品揃えでいうと多い方だと思います・・・が、1冊。
私が見落としている可能性も当然あるのですが、・・・それにしてもですよね。
その時は「TOEIC LRと比べて売れないから、書店も買わないよな~」ぐらいでしたけど、いやいやいや とんでもない。
単純に絶対数が少なかったんですね。
自分の勉強法を確立している人にとっては「英語の勉強センス」が試せる良いチャンス
以前に、「英検1級二次試験」や「国連英検A級」など 出版されている参考書が少ない英語試験を受験したことがありますが、こういった時こそ独自の英語学習法で対応するべきだと思います。
TOEICや英検、さらには学校や会社での英語クラスを一通り経験しており、「自分はこうやって英語を学べば、結果が出る」という検証が出来ている人にとっては、TOEIC SWは「英語の勉強センス」を試せるチャンスになります。
手前味噌で恐縮ですが、私は以下の本をきっかけに、19歳の頃に初めてオリジナル教材 (= 単語カード)を作成しました。
もちろん、自分が暗記しやすいように工夫して作りました。
作るのに結局2年くらいかかりましたけど・・・。
ということで、TOEIC SWに特化した参考書は非常に限られている環境ですが、ここは何とか地頭で考えまして、スコアが上がるような勉強方法を確立したいと思います。
TOEIC LRの参考書収集マニアになってしまっている人にとっては圧倒的ピンチ。でもピンチはチャンス。
一方で、ただただTOEIC LRの参考書に頼り切っていた人にとっては、TOEIC SWを勉強することが高いハードルになりそうです。
もちろん、限られた参考書と言いながらも、そこそこの数はありますので、それらを何周も行うことで立派な勉強にはなると思いますけどね。
恐らく、TOEIC LRの参考書は書籍に置いてある資格試験の参考書の中で、最も多くの数が取り揃えられているのではないでしょうか。
こういった環境に慣れてしまうと、「かゆいところに手が届く参考書」があって当然くらいに思えてしまいます。
でも、それは違います。TOEIC LRが異常なだけです。
こんなことばかりお話ししますと、「うわー、TOEIC SWって、なんか勉強できなくてメンドくさそー」と受け取られてしまうかも知れませんが、逆に考えれば、これは良い機会ですよ。ホントに。
「TOEIC SW対策としての教材ではないが、xxx という風に使えば、きっと効果があるはず」のように、何度も試行錯誤をすることで、自分の英語勉強、ひいては語学勉強の方法論を確立できるはずです。
ということで、私もTOEIC SWの教材探しに取り掛かろうと思います。
オンライン英会話とかもひょっとしたら効果的かもしれませんしね。色々と調査してみます。