2014年8月に人生2度目の転職をしてから早いもので2年が経過しました。
転職したての頃に書いた記事と言えば・・・
【転職後の代表記事】
・ 転職して、仕事で英語を使わなくなって250日経過した今の率直な気持ち
う・・・タイトルからして 改めて読んで見るとホントひどい。
こんなドイヒーな状態だった私ですが、今現在では夢であった海外駐在も実現でき、何とか楽しく生活できています。
ということでこのタイミングで改めて、この2年間を振り返ってみたいと思います。
英語を使って仕事をすることが私の天職である
2度目の転職前までは、基本的に毎日仕事で英語を使っていました。
それはEメールや電話のやり取りから始まり、海外出張に行ったり、海外から外国人を迎えたりと様々。
そんな中、現在の会社に応募した時の最終面接にて、「しばらく国内 (= 日本)向けの仕事をしてもらうから」と言われたのです。
その時は、
「(将来的には海外で働ける可能性があるのだから・・・) はい!もちろんです!」
なんて二つ返事をしましたが、今振り返るとこれがとってもキツかった。
実際に私が英語を使わずに仕事をした期間を数えてみたんですが、16ヶ月ですよ。1年4ヶ月間。
この間に英語を使った機会と言えば、海外からの電話に出ること2回。
英文の書類は2ヶ月に一度見る機会があるくらい。
海外出張は何とか2回。↓
それまで毎日英語と触れ合っており、英検1級やらTOEICの勉強をしていたヤツからすると、圧倒的苦痛。悪魔的環境でした。
で、海外転勤ですよ。
今では毎日当然のように英語。
メールも会話も打ち合わせも。
そんな環境に身を置いて改めて感じました。
「ああ、英語を使って仕事をすることが自分の天職なんだ」と。
正直ね、海外勤務したからって何もかもが楽しいわけではないんです。
好きでもないゴルフはP.D.から毎日やれやれ言われるし。
日系企業のクライアントはやっぱり日本式だし。
職場のマジョリティーは40代、50代で30代は肩身狭いし。
そもそもジャカルタでの生活には慣れたとは言えないし。
ストレスフルなことばかりです。
でも。
それでも。
それでも何とか自分を律して毎日頑張っていられるのは、やっぱり英語を使って仕事を行えてるからだと思うんです。
社会に貢献するとか、継続して利益を出すとか崇高な理由では決してありませんが、私にとってはこのことが一番大事だったって改めてシミジミと感じたわけであります。
いやー、くそシンプル(笑)
英語使えれば何だっていいわけですから。単純だ。
ひょっとしたら「天職」なんて大袈裟なものではないかもしれませんけどね。
ちなみに、これまでにこのブログで紹介したことはありませんが、1度目の転職の時にこんな本を読んでいました。
なんかね。これからの人生が不安で不安で、死ぬほど読んでいたんですよ。
久々にAmazonでページを開くと、購入履歴がしっかりと・・・↓
その時は、「自分の天職を絶対に見つけてやる!」と思っていました・・・が、そんなのねー、簡単に見つからないし、見つける必要もないということに気が付きました。
気づいたら、「あ、これが天職なんだな」くらいでちょうど良いのかなと。
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メンタル・フィジカルが一番大事
先述の過去記事を読んで頂ければ分かると思いますが結構精神をやられていたんです。
永遠に終わらない仕事に悩ませられたのが主因で、多少の人間関係もありました。
そんなストレスフルな生活を続けていたせいか、変な話で申し訳ありませんが、私は完全に軟便、というか毎日のように下痢しか出ない状態にまで追い込まれていたんです。
でもストレスフルなのは私だけではなかったようで、隣のデスクに座っていた同僚のゴミ箱にこの薬の箱が捨てられていたのをよく覚えています。
そんな軟便野郎だった私が、海外に赴任した瞬間、あら不思議。
硬便 (っていう日本語ありましたっけ?)というか、無事普通の状態の戻ったのですよ。
今となればバカらしいような話ですが、当時は結構深刻。
そして、その頃の記憶がまだあるだけに、便の硬さを感じる度に今いる環境への感謝がこみ上げてくるのです。
(何か変な話ですみません)
最近ニュースになった東大卒電通社員の自殺に関連しますが、やっぱりメンタルが大事ですよ。
5年くらい前の話。資生堂に入社した大学の同期がキツくて上司からも怒られまくってうつ病になりかけてたから「何で辞めないの?」と尋ねたところ「だって私みたいのがせっかく資生堂に入れたから辞めるのはもったいないでしょ・・・」って。
汐留界隈は昔からこんな考えが流行ってるんですかね。
— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2016年10月14日
ストレスでメンタルがおかしくなってまで会社に固執するってのは、どう考えても常軌を逸した考えです。
で、そのメンタルを健全に保つためにはフィジカル面も大事なわけで。
日本にいた頃はほとんどできていなかったジム通いについても、この8月から週2回程度できるようになってきました。
ジムがアパートの中にあるってのが一番でかいですが、ジムに行ける余裕が生まれたことが一番だと思います。
今は自分に対して、1回4kmを走り、10回/月のペースで通うことを課しています。
給料が増えたことで多くのことにチャレンジできるようになった
転職して2年たって思う3つ目のことは、給料が増えたなーってこと。
転職 = 給料アップ、ではないことは最初の転職でよくよく分かっていました。
当時は「仕事は金じゃない!」ってイキがっていましたけど、お金は大事。
ということで、給与面もよくよく考慮した上でした2度目の転職の結果、かなりの給与アップを勝ち取ることができました。
その結果、新たにお金を使ったものと言えば、英語教材、PC、デジカメ・・・。
・・・ん? あんまり変わっていないかな?
いずれにせよ、転職してからはお金に余裕が生まれ、生活が豊かになったのも正直なところです。
【関連記事】 就活し社会人になってから現在までの収入推移を振り返る
なお、日本人は給料やお金の話をタブー視していますけど、私はもっともっと日常会話にように話すべきことだと考えています。
今会った57歳の方は来年日本に帰るかもしれないができればもう少しいたい。理由はサラリーが日本より150万円/年ほど高いからと。 お金についてフランクに話そうとする駐在日本人少なかったから喋っててホント楽しかった。 — 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2016年10月18日
他の国がどうだかは知りませんが、インドネシア人はお金の話をざっくばらんにしています。
同じポジションでも給料が異なることはよくあるため、
「ねぇねぇ、君いくら?」
なんて会話は100%行われているそうです (実際にその場に遭遇したことはありませんが)。
ただまぁ、その結果(金で釣られて)転職する人もチラホラ・・・。
そんなこともあり、インドネシアでの採用活動は給料が非常に大事になってくるのですけどね。
と、採ろうと思ってた候補者に辞退された…。日系企業でうちより1.5倍の給与提示でひっくり返された模様😱
あーあ、また最初からか。— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2016年10月18日
色々と思うことを脈略もなく綴ってしまいましたが、転職して正解だったと思います。
私の転職した経緯などは以下の記事にまとめてありますので宜しければどうぞ。
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