2016年4月に海外赴任を控え、色々と赴任準備をしている外資系営業マン Koです。
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本サイトは、基本的にTOEICに関するブログですが、「TOEICで英語を勉強して、仕事に活かしたい」という人たちに向けたものであるため、海外赴任に向けた準備についても情報共有をしていきたいと思います。
今回は、先日打ってきた予防接種についてです。
海外赴任に予防接種は必要不可欠
海外赴任とは関係がない人でも、予防接種の必要性は大方想像がつくでしょう。
国別地域別で以下のリストのような予防接種を打つ必要があります。
そして、予防接種には時間的な制約があることから、赴任が決まった時点で予防接種のスケジュールが重要となります。
私が確認したところ、複数回の接種を必要としているワクチンは、少なくとも一ヶ月はインターバルを開けないといけないようです。
例えば、1月初旬に最初の予防接種をうけ、2月初旬に二度目など。
これが仮に、「赴任まであと1ヶ月しかない!!」となると、赴任先で二回目以降の予防接種を受けなくてはなりませんからね。
と・・・ここで疑問が。
「予防接種って、一度で終わらないの?」
はい、私もそう思っていました。全くの無知でしたね。
これはですね、ワクチンの種類と有効期間によるらしいのですが、ワクチンによっては複数回打たないと効き目が出ないものがあるんですって。
いやー、知らなかった。以下のとおりです。
ということで、「予防接種は計画的にね」論が優勢になるわけです。
私の海外赴任準備においては、ビザ取得の次に優先順位が高かったのがこの予防接種です。
私が予防接種に使った病院
で、私が実際に予防接種のために利用した病院はこちら。
→ 渡航医学センター 西新橋クリニック <http://www.tramedic.com>
なんとまぁ、海外渡航者専用のクリニックです。
こんな病院あるんですね。
海外渡航者専用の病院ではどんなことをしてくれるかと言うと、以下のような感じ。
1. 渡航先の情報提供
2. 健康ガイドの配布
3. 健康診断:赴任前・一時帰国・帯同家族健診
4. 企業留学と帯同家族の現地校入学サポート
5. 予防接種
6. 薬の処方
マラリア予防薬(メファキン、マラロン)、高山病予防薬(ダイアモックス)、下痢止め薬 抗菌剤、虫除けクリーム(DEET製剤)
7. 英文診断書、英文紹介状、母子手帳の簡易翻訳、健診結果の英訳の作成
8. 渡航中の健康指導
9. 健康相談
#1.については、ガッツリ初診の際に相談させてもらいました。
海外情報に詳しく、どのワクチンを打つべきか、どのワクチンを打たなくても良いかについて決めることができたのも、この情報ベースです。
でもまぁ、基本的には#5がメインですよね。
但し、#7も結構大事。
赴任先で何かがあった時に、自身の症状および状態を正確に伝えるため、このような書類が必要となるのです。
TOEICの問題素材として、英文診断書や健康診断の結果が出てくることはありませんが (LR, SWともに)、出てきたら面白そうですよね。
なお、本記事を執筆している時点で、私は 二度 予防接種を受けています。
そして、最後の一回を一ヶ月後に控えている状況です。
1度目は土曜日に行きまして、院内はほぼガラガラ。
もう一人くらい患者さんがいたような気がしましたが、全然人はいませんでした。
一方、二度目の予防接種は平日の午後に、PM休を取得してでの来院。
そしたら、まぁー人がいっぱいいましたね。8人くらい?
完全予約制のクリニックなので、院内はそこまで広くないんですけど、世の中にはこんなに海外赴任する人がいるのかってくらい人がいました。おじさまばかりでした。
ちなみに、実際に注射を打つのはお医者さんではなく、看護師さん。
なかなか言葉巧み、かつテクニシャンな人でして、
(看護士さん) 「今から打ちますね〜。肩を出して下さ〜い」
(私) 「はい」
(看護士さん)「大丈夫ですか〜?力抜いて下さいね〜」
(私)「わかりま…ブスッ…した。……あらっ?」
(看護士さん)「はい。終わりましたよ〜」
(私)「あっ・・・はい、ありがとうございました・・・(いつの間に?)」
喋りながらあっという間に三本の注射が打たれていたのでした。
恐るべしテクニック・・・。
不要とされているワクチンもこれを機に打っとくべし
赴任する国によっては、「最低限、このワクチンは打ってください」っていう予防接種の種類があると思います。
で、それ以外のワクチンを打つかどうかは個人の裁量によるようです (もちろん、会社・団体に勤めている人は、その社内ルールに則って)。
私は不要とされていた「狂犬病」について、二度目の予防接種の際に無理言って看護師さんにお願いし、打ってもらうことにしました。
さて、二回目の予防接種に行こう。
予約は腸チフスだけだけど可能であれば狂犬病と日本脳炎もやりたいと思ってたら、日本脳炎って子供の頃にやってた疑惑が。— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2016, 2月 5
理由は・・・、予防接種費用は会社負担だから・・・かな。
いやね、最初はなんか嫌な感じがしたんですよ。ワクチンを体内に入れるって。
個人負担がないからと言って、ポンポン注射を打つのもね・・・嫌だしね?・・・コワイシ.
でも、色々と情報収集していると、
「一回打つと、10年とか効き目があるワクチンについては、やっとくべし!!」
という人が大勢いたもので、
「・・・エヘヘ、そうかな」
とのび太くんばりに周囲に流され、狂犬病ワクチンを打つことにしました。
私の赴任先で野生の犬とかいないんですけどね(笑)
あと、日本脳炎も不要だったのですが打とうかなと考えましたが、母親に確認したところ、子供の頃に打ってました。それも3回も。
ということで、日本脳炎はパス。
ちなみに、会社負担で受けれる予防接種ですが、各ワクチンには当然価格帯があります。
私が利用した西新橋クリニックでの価格は以下のとおりです。
うーん、適正かどうかよく分からん(笑)
なお、ワクチンの価格に、輸入ものと日本製のがありますが、個人で選べるようです。
私の時は「どちらにしますか?」と看護師さんに尋ねられました。
輸入品の方が効果が強いようで、効き目も長いため、価格も割高。
日本製のはやっぱり日本人用に組成されていて、輸入品はガッチリムキムキな人用に作られているんですかね?
私は迷わず輸入品でお願いしました (費用は会社負担なので)。ここでケチってもしょうがない。
ということで、海外赴任時の際の予防接種体験談でした。
あと1回残っていますので、そこで何か面白ハプニングがあれば本記事をアップデートしたいと思います。