転職活動記です。
某外資系メーカーの人とお会いしてきましたので共有したいと思います。
TOEIC L&R を使ってキャリアアップしたいと考えている人、外資系企業に転職したいと考えている人、今は無理でも 将来英語を使う仕事に就きたいと考えている人にとって、少しでも有益な情報となれば幸甚です。
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某スイス系のメーカー
私の経歴から判断すると直ぐにばれてしまうかも知れませんが、今回応募した企業はスイスの会社です。
本社はチューリッヒ。
日本の本社は都心の一等地にある巨大ビルの2フロアを占有しています。
呆れる位の超グローバル企業です。
私に興味を持って頂いた部署のトップはオランダ人ですって。
オランダ人とは仕事どころか、会話もしたことないような・・・
半ば無理矢理応募させられることに
今回の面接に至った経緯ですけどは ちょっと特殊でした。
こんなパターンで面接をすることってあるんだ!?ってな感じです。
転職業界ではよくあることなのかも知れませんが、少なくとも私はこんなこと初めてでした。
簡潔に申し上げますと、転職エージェントの方にしつこく「Ko さん、この会社如何ですか? 応募しませんか?」って薦められて、最終的になだめられて応募した感じです。
・・・ん?よく分からない?
えっとですね、順を追ってお話ししますと、先ず最初にエージェントさんがこの会社を私に紹介してくれました。
が、私はこの会社にはあまり興味ありませんでした (今もそうですが) ので、お断りました。
でも、このエージェントさんがどうしても (私に応募させるのを) 諦めきれず、どうやら勝手に私の経歴 (= 職務経歴書?)をこのスイスの会社のHRの人に口頭ベースでお話しをしたとのこと。
すると、そのHR (= Human Resource) の方が、『是非お会いしたい』と感じたようで、無理やり「お話だけ如何ですか?」となだめられたんです。
私としては「応募しません」って意思を表明していたんですけどね。
・・・ま、こんなことも一つの縁だと思いまして 取り敢えず面接に臨んだんです。
面接で話した内容
さて、毎度恒例ですが備忘録的に面接で話した内容をメモしておきます。
今後、転職活動をする人にとっても、何かしらの有益情報になるかもしれませんかので。念の為。
尚、今回私がお会いした部署は 国内マーケットを対象とした営業の部署です。
それを踏まえ、外資系メーカーの一次面接で聞かれたこと・話したことは以下の通りとなります。
01. 経歴を踏まえて自己紹介をして下さい。
02. どんな営業スタイルでしたか?
03. どんな失敗ありましたか?どう乗り越えましたか?
04. 最初に就職した商社と現職の外資系メーカーではどちらが良かったですか?
05. 今回転職する理由は何ですか?それを当社に就職することで解消できますか?
06. 将来はどんなことをやりたいと考えていますか?
07. 私からの質問
・・・はい、そうです。そうなんです。今回は英語とかTOEIC L&R とかに全く触れられませんでした!
本意は不明ですが、「英検1級あるから、英語力を確かめる必要性はない」かも知れませんし、「TOEIC L&R 900オーバーしているから有る程度英語は出来るだろう」と認識されたのか・・・?
まぁでもやはり経歴でしょうね。私の経験。
輸入ビジネス・三国間ビジネスを通じてアメリカ人・フランス人と仕事をしてきた経験、更には現職でアジア向けに海外営業をしているという何にも変えることのできない経験を見て、「別に英語を話せるかどうかを確かめなくてもいい」と判断したんだと思います。
それを裏付けるかのように最後に聞かれました。
「この一次面接に合格しますと、次は部署のトップとの面接になります。彼はオランダ人ですので当然面接は英語になります。英語は大丈夫ですよね。では宜しくお願いします」って。
私も「あっ、はい」と返答。内心ドキッとしましたけど(笑)
ちなみに私も英語に関する自己アピールは一切しませんでした。それよりも人となりを見て頂く機会だと思いましたのでね。
結果は直ぐ出るで有名なこの企業ですが、既に3週間くらいが経過していて 返事がありません。
これは恐らくお金です。私が転職エージェントに依頼した最低保証賃金の交渉をしているのだと推察されます。結構いいお金を要求しましたからね(笑) 「Ko なんてヤツにこんなお金はかけられん!」って判断されたら即アウトです。
さて、結果はどうなることやら・・・?
尚、この会社との転職やり取りをサポート頂いたのはこちらの会社です。TOEIC L&R スコアを活かして外資系企業への転職を考えたいと言う人はお会いして話だけするのも悪くないと思います。