インドネシアへ赴任して2年と9ヶ月が経ちまして、初めて海外出張に行く機会が生まれました。
行き先は日本でして、目的は社内研修です。
ついでに健康診断を受けようと思い、お尻に有給休暇をくっつけてインドネシアへ戻ってきたのも束の間。
中一日を空けて、次はベトナム・ハノイへの出張が待っていました (予約はいつものExpediaです)。
そのハノイで体調を崩してボロボロになった記録を忘れないうちに残しておこうと思います。
インドネシアでも味わったことのない腹痛が襲ってきた
会議が終わりかけた17時頃、体が次第に熱くなってくるのを感じていました。
倦怠感もあり、ボーっとする感じでしたので、「完全に風邪だ」と判断。
その日の夕食は止むを得ずキャンセルすることに (中国、インド、ベトナム、タイ、シンガポール、日本からの代表が集まっていました)。
鼻炎の薬を風邪薬として代用し、18時には眠りにつきましたが、いかんせん眠れない!
何故かというと、猛烈な腹痛が襲ってきたのです。
しかもタチが悪いことに便意を伴わないヤツでして。
厳密には数回下痢が出たんですが、数回に一回でるかどうかといった感じ。
結局、私は翌日のagendaを全てキャンセルし、部屋で休むことになりました。
まさかのベトナムでダウン…。
腹痛、下痢、倦怠感、関節痛が一気に襲ってきて昨晩から体が機能せず…。とりあえずサークルKで買ったアイスとヨーグルト食べて、こっちで買った下痢止めを飲もう…。 pic.twitter.com/vrb3j6kGgV
— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2018年11月30日
原因が特定できればわかりやすいのですが、私が直前に食べたものといえば・・・
サラダ (レタス、人参、大根、カイワレ)
デザート (ケーキ、マカロン)
のみです。
ランチはホテルのビュッフェだったのですが、インドネシアで日頃ダイエットを実践している私ですので、ベトナムに来てもそのスタンスは変えまいと意気込んでいました。
上記の中から怪しいものといえば、レタス。葉物です。
若しくは水を疑うべきなのでしょうが、口にしたものは全てボトルドウォーターでしたのでシロだと思います。
ベトナムに到着してからは本当にこれらしか口にしていないので、恐らくレタスだったのではないかと想像します。
それでもスタバのYou are hereマグを買いに
それでも。それでも.
ベトナムのStarbucksには行かねば!
という意気込みはあったものの、なかなか体が動かず。
食欲も全くありませんでしたが、Grabアプリがここベトナムでも使えると聞いていたので、早速ホテルに車を呼びました。
18時くらいでしたかね?24時間くらいベッドにいたこともあり、さすがにメンタルもボディもおかしくなっていた頃です。
車は2分くらいで来てくれて、ついに最寄りのスタバへGo!
料金はVND33,000でしたので、150円くらいでしょうか?ジャカルタと同じくらいの相場ですね。
ただ、最寄りのスタバが思ったよりゴミゴミした街中にあったようで、ドライバーから、
「ここでいいかい!?スターバックスはあっちだ!」と強制的に降ろされる羽目に。
ちなみに降ろされたのはこの辺です ↓
有名どころなのか知りませんが、なんだか迫力あったのでパシャりと撮影してきました。
支払いを済ませ、ドライバーの指示通り歩いて行きましたが・・・スタバらしきものは何処にもない。
「さては・・・あいつ。適当なこと言ったな?」
と、独自の東南アジア感が働き、近くにいた青年がiPhoneを使っていたので、
「すまん!この辺にスタバがあるようなんだけど、地図で場所を教えてくれない??」
と英語で伝えました。
しかし、路上に座っているようなベトナム人では全く英語が伝わらず、ポカーンとしているだけ。
まぁ、この辺はジャカルタと同じです。
言い方悪いですけど、英語を使えるような人だったら路上でボーっと座ってたりしない。
ということで、ここは出川Englishばりのジェスチャー&気持ちコミュニケーションです。
色々とコーヒーの仕草とか、Starbucksとか、行きたいんだとかの思いを伝えました。
出川 English の世界ではこれで通じるんですが、今回は全く通じませんでした。
ということで最終的に、「OK, OK, もういいや、そのiPhone貸してくれ!!」
と無理やり彼からiPhoneを剥ぎ取り、自分で地図アプリを起動させて調べました。
結果、Grabの親父が指した方向とは真逆の位置にスタバがあることが分かり、無事到着。
あー、よかった。
腹痛は治らないもののスタバへ。
You are hereを5つ購入してドリンクは飲まずにさっさとホテルへ戻ります…。 pic.twitter.com/xtL4PhGPmQ— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2018年11月30日
日系スーパーマーケットに行きたい
スタバにはFree Wifiがありましたので、ここで再びGrabを使いホテルまで帰ればよかったのですが、貪欲な私は次の欲が生まれてきてしまいました。
日系スーパーマーケットに行きたい・・・。
スタバ内で調べてみると、徒歩9分の位置にSakukoという日系のお店があるようで。
「地図アプリをギリギリまで起動させ、全体の行き方をスクショで撮っておけば大丈夫だろう!」と考え、とりあえず歩き出しました。
しかし、この時点で既に体力が限界に。
シティマグを5個持ったまま、ごちゃごちゃしたハノイのストリートを歩かなくてはならないのです。
こんな感じの道です ↓
「ヤバイ・・・シンドイ。腹も痛い・・・どうしよう、引き戻そうかな・・・。でもここまで来たから・・・」
と無駄なプライドで損切りができない性格の私。
予想通りSakukoが分からなくなってしまい、先ほどと同様に路上に座っている青年に場所を聞くことにしました (性格にはiPhoneを借りようと思いました)。
もはや英語は伝わらない、と体験学習しましたので、最初から”Could I?”とか”Can I”とか”Please ini!”とか (iniはインドネシア語ですが)で積極アプローチを敢行。
すると彼は、「分かったぜ!」みたいな顔をしたので、「ふぅ〜ようやく伝わったよ・・・」と思いきや、急にGrabのようなアプリで車を呼び出しているではありませんか!
「いや違うよ!もうこの辺にあるのは確かなの!要らない!要らない!Tidak usah!」
と何故かインドネシア語も飛び出したりして、結局彼には頼らず自力で探すことに・・・。
そして歩くこと10分。
Beard papaのお店が目に入り、日本語もあったので、「まてよ・・・あれがSakukoなんじゃないか・・・?」と疑ってみて、店内に入ってみたところ、ビンゴでした。
日本食の充実ぶりは凄かったですね。ジャカルタとは比になりません。
いいなぁベトナム。
日本食のラインナップがインドネシア とは大違い。駐在員も日本食には困らないでしょう。インドネシアの国内産業保護が過ぎることが目に見えてわかる…。 pic.twitter.com/eOBnES2Eal
— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2018年11月30日
無事に買い物も済ませたので、さぁホテルへ帰ろうと思い、店内の店員さんに”Free Wifi??”と聞いたのですが、“No, Wifi…”と・・・。
「参ったな・・・Grabを使えない。Wifi環境を得るためだけにスタバに戻るのも大変だな・・・」と考えた結果、
WiFi環境がなかったので日本食スーパーにいたベトナム人に「お願いっ!Grab呼んで!」と代理で車を呼んでもらい無事ホテル着。
ベトナム人いい人。 pic.twitter.com/oWChGrM8Ud
— 外資系営業マン Ko (@KoTOEIC) 2018年11月30日
その辺の人に自分の車を頼んだのは初めてでした。
ありがとう、ベトナム人のおじさん。
ということで何とかホテルに到着することができました。
体も限界超えていましたので、夜はぐっすり眠れました。
ただまぁ、インドネシアに帰国するまで腹痛は戻らなかったんですけどね・・・。
ベトナム旅行、改めてゆっくりと行ってみたいと感じましたので、Expediaでまずは見積もりとってみます。