「教材」って感じではないのですが、アエラ・イングリッシュを買いました。
私も10年くらい前に毎月購読していましたので、その懐かしさから 購入せずにはいられませんでした。それでは内容をレビューしたいと思います。
- 「AERA English 2014 Spring & Summer 」の感想・レビュー ① (この記事)
- 「AERA English 2014 Spring & Summer 」の感想・レビュー ②
「AERA English 2014 Spring & Summer 」の概要
では早速アエライングリッシュの概要を簡単にご紹介します。
まとめるとこんな感じです。
名 称: AERA English 2014 Spring & Summer
媒 体: 単行本 (ソフトカバー。問題・解答の取り外し不可。)
サ イ ズ: A4
付 属 品: なし (音声ファイルダウンロードは有り)
著 者: —–
発 売 日: 2014/4/3
出 版 元: 朝日新聞出版
価 格: JPY 880.-
ページ数: 132 page
内 容: 英語・TOEIC コラム (当該号のみならず毎号)
声出しトレーニング特集 (当該号のみ)
英文ビジネスメールのサンプル集 (当該号のみ)
著名人への英語インタビューの書き起こし (毎号?)
立ち読み: 不可
視 聴: <https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=15700>
・・・はい、こんな感じ。
やっぱりアエライングリッシュはモチベーションを上げる為の「英語雑誌」みたいな位置付けですねー。
ただ、今回のAERA English では「声出しトレーニング」が特集として組まれていますので、だいぶ「参考書色」が強い印象です。詳細は別途レビューしたいと思います。
「AERA English 2014 Spring & Summer 」で出来ること・出来ないこと
例によって「できること」「できないこと」をまとめたいと思いますが、TOEIC L&R 専門の教材ではありませんので、「できないこと」が殆どであります。
Part 1 の問題を解くことが出来る訳ではありませんし、TOEIC L&R に出題されるような単語を学べる訳でもありません。
但し、今回の特集で組まれている「声出しトレーニング」を実践することで、リスニングの聞き取りスキルが向上したり、リーディングの読解スピードがアップすることは間違いないと思います。
正に「TOEIC のスコアを上げたければスピーキングを勉強せよ (= 実践せよ)」に繋がりますよね。
まぁ、TOEIC L&R 的な視点で見るとそんな感じなのですが、繰り返しになりますが、AERA English で「できること」の最たることと言えば、英語学習におけるモチベーションアップですよ!
これに勝るものはありません。
ずーっと TOEIC L&R の勉強ばっかりしていると、次第にやる気も落ちてきますし、何の為に勉強しているのかなー?って感じてしまうことも当然あります。
そんな時に、AERA English を読むと、世の中のいろんな人が英語を勉強していて頑張っているんだなぁ〜と実感することが出来たり、将来はこんな風に英語を使って仕事をしたいな~なんて夢や希望を持つことが出来ますからねー。
結果として、英語の勉強を継続することができるのです。
一方で、TOEIC L&R 専門の教材ではこういった要素はありませんからね (あったら売れると思います)。
従いまして、英語のスキルアップ等とは異なりますが、この「モチベーションアップ」は、立派な「この教材でできること」だと私は信じています。
私もアエライングリッシュに助けられたことが何度有ったことか・・・。
具体的には、アメリカ留学を目指して TOEFL を勉強していた頃ですね。周りにはだーれもTOEFLを勉強している人がいませんでしたので、とにかく「英語の勉強を頑張っている人」がいるだけで、
「よしっ!自分も頑張ろう!」
ってなれましたもんね・・・。
アリガトウ、アエライングリッシュ・・・。
ぱっと見で感じたこと
教材としてのレビュー、そして コラムを読んでの感想なんかは次の記事に書きたいと思いますが、なんか 今回のAERA English は広告の要素が満載な感じがしました。
具体的には、TOEIC L&R の教材とかね。
いやまぁ、もともとそういう雑誌ですし、あっても全然問題ないとは思うんですけどね・・・。
ただ、どうしても私の場合は、10年前のアエライングリッシュと比較してしまうもので、当時はそんな印象がなかったので・・・。
いやまてよ、単純にその時の自分は広告に目がいっていなかっただけなのかな・・・。
うーむ、よくわからなくなってきました (笑)
あと、何ですかね。
「無料で音声・動画をダウンロード可能」ってあるんですけど、正直 これを使おうって気になりません。
まず、せっかく雑誌という媒体で勉強しているのに、わざわざPC を取り出すのが面倒くさい。
そして、ダウンロードページを見てみると「ダウンロード:2.5 MB」って・・・。
うーん、そこそこ大きいし (笑)
付属品としてCDを製作すると、その分 コスト増に繋がりますから、web page からダウンロードってのは致し方ないと思いますが、何でしょ。 出来れば一冊の雑誌内で完結できるような仕組みが望ましいような。
よく 「問題音源はHPからダウンロード」とか「リーディング問題の音声はHPからダウンロード」とかってのはあるんですけどね〜。
ま、あくまでも「ぱっと見」で感じたことですのでね・・・。
ということで、次の記事ではもうちょっと深いところまでレビューしたいと思います。