TOEIC L&R Part 2は、比較的序盤が簡単なのですが次第に難しくなっていく傾向にあります。
その主な理由が、「(質問者・発言者のコメントに対して) 素直に返事をしていない選択肢」が正答となるからです。
そんな「素直に返事をしていない選択肢」ですが、理解できた時には「ほほぉ〜そうきましたか。ニヤニヤ」と感動することが多々あります。
そんな選択肢 (正答)の例を13問だけご紹介したいと思います。
ビジネスで使いそうな選択肢 4問
まずはTOEICの世界のみならず、仕事の現場で使いそうな例文をご紹介したいと思います。
と言いつつもそのままTOEIC L&R Part 2に登場してもおかしくないような内容となっています。
How many sales person worked late last night?
All the employees are prohibited from working overtime.
→ 何人? に対して「そもそも禁止」と言っている。
Can you prepare the documents for the interview?
Maybe you should ask Tom instead of me.
→ Yes/Noときそうだが、「私は担当ではない」というドライな対応。
I heard that Mr. Mac was promoted to a manager.
It is not impossible.
→ 遠回しに「ないことはないね」と嫉妬している。
How can I get reimbursed for these purchases?
Tim will tell you how to fill in the forms.
→ 「精算フォームの記入方法」とreimbursementが直結しない人には難しい。
I would like to speak to someone in charge of technical support.
I will put you through right away.
→ 「繋ぎます」。営業事務の女性が言うやつ。
日常生活で使いそうな選択肢 4問
そして次にTOEIC L&Rの世界のみならず、日常生活で使えそうなPart 2の例文です。
Could you lend me $200?
I will see what I can do.
→ 素直にどうぞとかではなく、「善処します」とお茶を濁すパターン。
How about going out for lunch?
Some other time.
→ 遠回しに否定している。英語だと嫌な感じがしない。
Do you know whether Mary already left the office?
I just saw her car in the parking lot a few minutes ago.
→ Yes, she must be in the parking lotとは言わない。
正答が疑問文の選択肢 5問
最後に疑問文で返すパターン。これまた難しいレベルとなります。
が、日常生活で我々も同じように使っていますからね。
Which do you like better, eating out or at home?
How about ordering pizza?
→ 外食でも自炊でもなく、ピザを家で食べるというまさかのパターン。
The circulation of this monthly has been decreasing.
How about restoring a coupon advertisement?
→ decreaseの理由を話すと思いきや、分析もせずに提案。
She is the new president’s secretary, isn’ she?
Do you mean the woman in a blue dress?
→ そもそもsheが誰なんだかわかってないっていう。
Do you remember the name of the product?
You mean the one that is still under development?
→ 確認している時点で答えはNoなのに。
When are you going to have the meeting?
Do you mean the sales meeting?
→ 全くスケジュールが頭に入っていない営業マン
ということで、如何でしたでしょうか。
もちろんこれだけというわけではないのですが、記憶に留めておきやすいよう13個くらいにまとめておきました。
こんなパターンの選択肢が正答になり得るということだけでも認識していれば良いのかなと思います。