TOEIC L&R Part 7は、Part 5・6と異なり、読む英文の量が大変多いです。
加えて、Part 5・6で時間を多く割いてしまった場合、時間も限られてしまいます。
こんなことから、TOEIC Part 7では、英文を読み理解する力、すなわち「読解力」を身に付けなくてははならない、と言われています。
ただ、新形式でのアップデートを考慮すると、「読解力」よりも優先順位が高いことがあるでしょう。
TOEIC L&R 新形式での問題数が増えたという事実
ご存知のとおり新形式TOEIC L&RのPart 7は、従来の48問から54問に増えています。
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更に、問題の題材としてLINEのようなテキストメッセージのやりとりも追加。
更に更に、意図を読み取らせる問題や挿入問題も追加。
更に更に更に、パッセージの数も3つある問題も加えられています。
とどのつまり、TOEIC L&R Part 7はそこそこの変化を遂げているということです。
しかし、しかしです。
私は新形式を一度も受験したことがなく、公式問題集やその他問題集でしか解いたことがありませんが、英文自体のレベルの難易度が上がっているとは思えないのです。
むしろ、登場する英語はやや軟化していませんでしょうか? (これはあまり自信ありませんが)
この仮説が正しいとするならば、新形式TOEICではハイレベルな読解力は問われていないということになります。
では新形式TOEICで求められているのは、どんなスキルか?
それは間違いなく情報処理能力でしょう。
「情報処理能力 = 英文読解力」であると提唱する人もいますが、そんなことはないと思います。
日本語に置き換えてみて下さい。
深く理解することはできない日本語の文章があったとしても、素早く大意を掴み取ることができる人は大勢いるはずです。
情報処理能力アップの第一歩は「緩急をつけること」
情報処理能力を高めることはTOEICのみならず、社会人が必要な能力の一つであるように思えます。
情報処理能力アップの方法は巷で色々と取り扱わていると思いますが、Part 7で私が考える一番簡単で着手しやすいのはこれです。
緩急をつけて英文を読む
具体的に言うと、丁寧に読む箇所とある程度飛ばしながら読む箇所を分けながら読むということになります。
ただこれは、旧形式 TOEICでも必要とされていたスキルです。
スキミング・スキャニングとかといった形で。
しかし、先述の通りTOEIC L&RのPart 7はそこそこな変化を遂げています。
これまでに必要とされていた情報処理能力のレベルよりも、より高いものが求められてきているような気がするのです。
ちなみに、旧形式TOEICでハイスコア(900点以上)、引いてはPart 7でハイスコアを持っている人がハイスコアを取れる所以は、もともと情報処理能力が非常に高いからだと思います。
従って、新形式になったとしても そんなに苦にならず、継続してハイスコアを維持できるのかと。
一方厳しいのは、これまでボーダー上の情報処理能力を有していた人たち。
新形式に移行した瞬間、一気にスコアが落ちるなんてことも有り得ます。
改めてですが、情報処理能力を高めるには、緩急をつけて英文を読むトレーニングを積むことが良いと思います。
「緩急」で英文を読むなら、洋書なんかではなく英字新聞
TOEIC L&R Part 7の勉強法として英字新聞を読むのはあまり推奨していませんが、緩急をつけて英文を読むトレーニングとしては最適だと思います。
全体をしっかり読む精読を行うのではなく、その記事のポイントを理解できればOKです。
従いまして、CNNやABCのウェブサイトを延々と読むとかではなく、短い英文を数こなすのが理想かと。
となるとおすすめは英字新聞です。
あれくらいの情報量をさっと読み、ポイントを掴み取るのが最も適していると思います。
ただ、新聞購読はもはや私からおすすめはできません。
なぜなら、私も過去に購読していたことがあり、最初は続きましたが、最終的には完全に挫折した過去があるからです。
そんな私ですが、最近The Japan Timesのデジタル版を購入しました。
新聞を購読していた当時は、仕事用のバッグにいつも入れていましたが、途中から全く読まなくなったため、今回はパソコン、タブレット、スマートフォンで読めるデジタル版を使ってみることにしました。
政治経済、スポーツ・文化など幅広いコンテンツを英文で読めるサイトなので、「新聞を読む」と肩肘張って読むのではなく、日頃のネットサーフィンの延長くらいに捉えて読んでいます。
公式HP → ジャパンタイムズ デジタル版