2018年8月で、今の会社に転職して4年が経ち、晴れて5年目を迎えました。
「あっという間の4年でした」ということはなく、紆余曲折あった4年間だったと感じています。
海外で仕事するならばフリーや現地採用ではなく、やっぱり駐在員として行くのが最強なんだと実感しました。
二十歳の時に出会った、LAのガイドさんの言う通りだった
アメリカ留学中に両親とLAに旅行に行ったことがあります。
その時についてもらったガイドさんから、当時の私はこんなことを聞かされていました。
「いやー、私は現地採用としてアメリカで働いていますけど、海外で働くならば日本の企業に就職して、それから駐在員として派遣された方がいいですよ。やっぱ」
当時の私はこの会話の後に、「なぜですか?kwsk!」と問い詰めることはしなかったのですが、このことを話す時のガイドさんの様子が本当にしみじみと語っていたというか、疲れ切っていたんですよ。
そんなこともあり、この時の出来事は未だに覚えています。
変に洗脳されてしまったのか、当時「将来は海外で仕事をしてみたい」と漠然と考えていた私は、
「個人で海外に出たり、現地採用で行くってことはないな・・・」
と自然に考えるように。
そして、念願(?)の駐在員として今現在働いているわけですが、その意味が明確にわかってきました。
駐在員だからこそ享受できる利
私にはフリーとして海外で働いた経験はありません。
また、現地採用として海外で働いた経験もありません。
ということで、フリー・現地採用・駐在のメリット・デメリットを比較することはできません。
いやまぁ、やろうと思えば情報集めて出来るんでしょうけど、やろうとも思いません。
比較をしなくても大体分かるのと、フリーの人、現地採用の人って、結構「私はこんなに素敵な人生を歩んでいます!」ってキラキラした感じで主張してくるじゃないですか。
だから、こちらから情報を取りに行かなくても勝手に情報が入ってくるんですよ。
この時点で大体わかりますよね。
ホントに海外での仕事に満足していれば、わざわざ情報発信しなくてもいいわけですから。
やっぱどこかで「マイノリティーである自分のとった行動は間違っていなかった!」と認めて欲しいんですよ。
駐在員だからこそ得られる利としては、給与面・福利厚生面が大きいですが、それ以外にも、こういった「精神衛生的に安定できる」ということが大きいと思います。
特に日本人は小学生の頃から「オールB」の教育を受けており、「人と同じことをしよう。足並みそろえよう。人と違うことはしちゃダメ」といった刷り込みがありますから、フリーや現地採用で働くとなると、先述のように「自分は少数派なんだよな・・・」と不安になってしまうんですよね。
駐在を目指すならば転職しよう
生まれ変わっても、やっぱり私は駐在を目指すでしょう。
いや、そこまで大げさに言わなくとも、インドネシアでの赴任を終えて日本に戻ったとしたら「駐在目当てに転職活動」をするかもしれません。
何を有り得ないことを、などと思う人もいるかもしれませんが、実際にそういう人っているんですよ。
サラリーマンとしての収入を上げるのは昇格、昇進ではなく転職で。
あとやっぱり早期リタイアを目指すのは大事だと思う。早期リタイア=経済的自由。
これを達成するために自分の持ってる知識や頭をフル活用する!勉強して実行する!
— MM (@matsuyoinikki) 2018年3月6日
シンガポールか香港で非日系に転職しようかな。日本に戻ったところで薄給で長時間労働だし、メリットが少ないよね。
早いとこ日本国外で働けるスキルと経験を身につけないと、いつの間にか国外の人々と比べての相対的貧困に陥ってそうだな。— ジャカルタの元駐在さん (@indonesiananan) 2017年4月30日
駐在していた人たちが日本に本帰国し、本格的に転職活動をしているのがみて取れます。
それもそのはず、海外駐在のいいところを一旦知ってしまうと、日本で働く気が起こるわけないですからね。
ということで、フリーとか現地採用を考えるのは止めて、まずは駐在員としての道を探すことをお勧めします。