心の傷も癒えましたので、改めて前職で起こった事件でも振り返りますか。
どんな環境下でも会社員だと嫌なことは起きますが、今思うとやっぱり前職の職場はイカれていましたな。
ブラック話なんて挙げればキリがありませんが、とりあえず3つだけご紹介します。
「残業代支給」と明記されていたが、実際は1円も出なかった
新卒で入った商社マン時代、最初の転職活動をしていました。
転職エージェントに伝えた条件はいろいろあったのですが、その中の一つが「残業代支給」でして。
商社時代にしっかりと残業代は支給されていましたので、給与に大きなインパクトをもたらすことは知っていましたしね。
しかし、この会社、「残業代支給」と明記されていたにもかかわらず、実際は支給しないということが発覚。
その事実を認識したのは、なんと入社初日でした。
未だにはっきりと覚えています。
私は、転職した会社に出社した、正にその日に、
「ダマされた。転職しないと」
と心に強く刻んだのです。
今思えば、転職エージェントに対して「話が違う!」と苦情を入れたり、会社に対してゴネてみても良かったのかもしれませんね。
でも、キツくて長い転職活動をようやく終え、ようやく掴んだ外資系企業への転職という達成感を持って臨んだ出社初日に、その気力は無かったんですよ。
結果的にこれが、次の転職のきっかけとなったわけです。
完全に裏切られたと思いましたね。
でもここで腐っても仕方ないと思い、気合いで4年間働きました。
よくまぁ頑張ったと今では思います。
MGRが部下に蹴りをして、スタバのインドマグが割れた
以前にブログで書いたことがあったかもしれません。
私自身の話ではないんですけどね。
私と同じ海外営業部で働いていた、韓国人のJ君が直接の被害者なんですけど。
ちなみにJ君は日本語上手で、普通の日本人みたいな感じ (ネイティブとはいわないけど)。
そんな彼がマネージャーと一緒にインドに出張に行くということになり、当時はスタバがインドにできたばっかりでしたので、インドマグを買ってきてもらうようお願いしていました。 ↓コレ
・・・なんですが。
結果的に私はこのインドマグをもらうことができませんでした。
何故かというと、インド出張中にMGRがJ君の行動に切れて、成田のbaggage claimでJ君が荷物をピックした瞬間に、蹴りを食らわしまして。
蹴りをかました瞬間、とっさにJ君はボストンバッグを盾にして防御。
その瞬間、辺りは騒然としたらしいですが、それはともかく、MGRが食らわした蹴りが私のインドマグに命中していたようで、粉々になったのです。
一応、J君から割れたマグを見せてもらいましたが、とてもアロンアルファでどうにかなるような感じではありませんでしたね。
ちなみにこの事件の後、同僚の女性が、仕事中にJ君の後ろからPCをチラッと覗いたら、Wikipediaの「パワハラ」ページを熱心に読んでいたそうで。
まぁ、パワハラもパワハラですよ。蹴りなんかします?
結果、この事件でMGRは社長から呼び出しを食らい、土下座 (したらしいです)。
それでもMGRのポジションは変わらなかったのが、この会社の闇ですよね。
パワハラで二人を辞めさせた人が、その後役員へ昇格した
先述のMGRではなく、それよりも更にポジションの高い、「役員」の話です。
私が入社する前の話なので詳しくは知らないのですが、彼はその当時MGR職だったのですが、それまでに二人をパワハラで辞めさせていたようです。
バリバリの営業畑の人なのですが、私が入手した時には調達のMGR。
・・・だったんですが、ほどなくして (確か半年くらい)、すぐに営業のMGRに復帰しました。
まるで以前のパワハラ事件が無かったかの如く扱われていまして。
そして、そんな人が最終的には役員へ・・・。
周りからは「一旦降格しても役員になれちゃうんだから、うちの会社は甘いよな」と陰口叩かれていました。
ただ、相当社長から叱られたようで、私に対する接し方はだいぶ丸くなっていたようですが。
しかし、私がこの役員の下で働いていた時も当時のパワハラを匂わすようなことが多く起きていました。
対外的にメールを打つ際には、必ず事前にドラフトを作り、単語・熟語のチェックを全て役員にしてもらってからようやく発信、とかね。
一通のメールを打つだけで1日が終わってしまうことも何度かありました。
それと、当時私がインドネシア現法を立ち上げ担当をしていて、9割完成していたにもかかわらず「止めよう」と撤退を決めたのもこの役員でした。
とにかく石橋を叩いて叩いて、叩いて壊しちゃうタイプの人でした。
もう失敗したり怒られたりしていたから、前進することに億劫だったんでしょうね。
ちなみに先述のMGRとこの役員、共に海外営業部から外されたそうです。
私を転職させてしまったことが理由とのこと。
はい、残念でした。