スマホ アプリを実際に使用してみたレビュー記事です。
今回は教材というわけではなく、TOEIC L&R を勉強する際に使用する副資材のようなアプリです。
TOEIC Stop Watchと言います。
TOEIC Stop Watchを知ったきっかけ
TOEIC Stop Watch を知ったきっかけは、開発者 本人からのレビュー依頼です。
私のところには「平均 10アプリ/月」のレビュー依頼が入りますが、当該アプリは内容が非常にユニークである点、加えて 短時間で使用することが出来る為、レビューするに至りました。
ただ、それだけの理由では、この忙しい時期にわざわざ使ってみた感想記事は書きませんよね。
今回に関しては、依頼者の熱意と礼儀正しさがありましたので、優先的に対応した次第です。
話が逸れてしまいますが、アプリレビュー依頼者の中には 礼儀を知らない人が大勢いますからね。
ネチケットって言うんですか?それを知らない人。
いや、ネチケットの前に私はリアルの世界で10年セールスをやっているようなヤツですから、基本的な挨拶ができない人間とかには厳しいです。
・・・いや、厳しいってことはないな。普通。普通です。
ということで、アプリレビューを依頼してくる人たち、お礼の返信くらいはきちんとしましょう。
そんなに大袈裟なお礼を求めているのでなく、通常のコミュニケーションレベルのものです。
あ、これは普段のメールやTwitterのDMを使っての、私へTOEICに関する質問をしてくる人々にも同じことが言えますので、宜しくお願いします。
TOEIC Stop Watch の概要
では、TOEIC Stop Watchを「見たことも聞いたことも無い」という人の為に、まずは このアプリの概要を簡単にご紹介しましょう。
名 称 :ToeicStopWatch:ストップウォッチ/タイマー
開 発 元 :Leo Oyama
価 格 : JPY 0.- (アプリ内課金あり)
サ イ ズ : 12.0 MB
内 容 : TOEIC 副教材
対 象 : TOEICを学習する人すべて (英検には使えない)
使用日数目安:N/A
App Store リンク:http://goo.gl/mGC0L8
Android MRK リンク:http://goo.gl/CFI4He
・・・はい、こんな感じです。
え?よくわからない?
そうですね。
では、実際の画面のスクリーンショットをご紹介しましょう。 ↓
・・・特に説明は不要ですかね。パッと見で大体お分かり頂けるのではないでしょうか。
ご覧の通り、TOEIC L&R に特化したストップウォッチですな。
他方、時間配分はスマホの時計機能を活用している人が大勢いると思います。
私も基本的にはそうです。
それでは、このアプリは、それらの時計機能と比べて何が異なり、利用者にどんなメリットをもたらせてくれるのでしょうか?
TOEIC Stop Watch を使ってみた感想
さてさて、実際にのTOEIC L&R Part5,6,7の勉強時に活用してみました。
まぁまぁ とは言いましても、要はストップウォッチとタイマーですからね。
とりわけ真新しさもないのですが、「今まさにTOEIC L&R を勉強している感」は、通常のストップウォッチとタイマーに比べると得ることができたと思います。
また、以下の画像の通り、Part 5,6,7において、1問当たりに費やす秒数を設定することが可能です。(1問当たり22秒で解くよう設定しました)
Part 5は合計40問ですので、制限時間を1秒短く設定すれば、全体の設定時間が40秒減ります。
同様に、Part6 は12問ですので、制限時間を1秒短く設定すれば、12秒減るし、逆に2秒長く設定すれば、全体の設定時間が24秒 時間が増えます。
また、Part7 は シングルパッセージ(= 文章が1つの問題)とダブルパッセージ (= 文章が2つの問題)をそれぞれに設定することが可能です。
うーん、便利。
・・・と思う一方で。
Part7 をシングルパッセージとダブルパッセージに分ける気遣いをしてくれるようであれば、シングルパッセージの中でも異なる秒数を設定できるようにして欲しいです。
TOEIC L&R を一度でも受験されたことがある人ならご存知だと思いますが、Part7 シングルパッセージの最初の設問と最後の設問では、その難易度が異なります。
と言いますか、そもそも設問数が違いますし。
そうなると、同じ秒数で設定すること自体、ちょっと違うのですよ。(厳密にいうと、Part5 もこれに該当するとは思いますが、そのレンジはPart 7と比べ、遥かに狭いので割愛します)
そもそも、Part7 関しては、トータルを何分で終えることが出来るかが重要なはずです。
そうなると、Part7 の問題 (シングル・ダブル問わず)を、1問毎の決められた時間内ではなく、合計 13題を解き終えるのに、どういったスピード・リズムで解き進めればいいかの方が求められているのです。
まぁ、それらを細分化すると、結局1問当たりを何秒で解くかに落ち着きそうなのですが、
「1問当たり xx 秒で解くから、トータルで xx 分で解き終える」
と言うよりむしろ、
「トータルで xx 分で解き終える為に、シングルパッセージの設問2問の問題は、xx分で解く。ダブルパッセージは xx分で解く」
って言うアプローチの方がより良いような気がします。
さらに。
更に深く考えますと、Part7の時間を捻出させるには、「いかに早くPart5&6を終えるか」という要素も非常に重要となっています。
個人的には、Part7の時間のやり繰りをトレーニングする前に、こちらに注力した方がいいと思っているくらいです。
いかにパート7用に時間を確保するか、ってね。
ちなみに、私のメルマガのコンセプトは正にコレに基づいたものです。
TOEIC 模擬試験メルマガ → https://toeic-eigo-blog.com/630-2
あとはですね、インターフェイスって言いますか、デザインがちょっと分かりにくいかな・・・。
なるべく文字を使わないで、直感で使用できるようなデザインに仕上げてあるのは理解できるのですが、私はパッと見て、どう使うかは把握できませんでした (私の理解度が極度に劣るだけかも知れませんが)。
例えば、以下の画面でいいますと、右上には「Part 5」とあるにもかかわらず、左下には「5」「6」「7」の表記しか無く、一瞬、「???」となりました。
また、「Part 5 Question 2」と表記がありますが、実際には「Part 5 No. 102」ですよね。
「Part 5, 6, 7」とパート振りを実際に即して行うようでしたら、問題数も実際に即したものにしないと、ちょっと分かりづらいかなぁと。
更に、「0m24s」の上にも、「1問当たりの制限時間」といった記載があれば良いのになぁと感じました。
恐らく、本アプリにおいては全ての表記を英語にしたいのだと思うのですが、これを使用するのは 多くが日本人ですのでね。
何だか「アプリ開発コンサル」みたいになってきましたが、もう1点。
Part5&6の制限時間を設定する際に、上級レベルとか通常レベルとか、そういったレベルを識別できれば初心者にとってありがたいのではないかと思います。
理由は、初めてTOEICを受験する人にとっては、Part 5を何秒で解けば、時間内にリーディングを終えることができるのかを事前に把握できるからです。
今のままですと、「好きな時間に設定してください!」っていうスタンスですから、その設定時間が早いのか遅いのか、それとも普通くらいなのかを知ることが出来ません。
最悪のケースですと、自分が設定・訓練していた時間通りに試験を進めていたにもかかわらず、本番では Part 7の途中で終わってしまった、つまり、誤った時間設定で勉強をしてしまっていたなんてこともあり得なくはないと思います。
色々と言いたいことを言ってしまいましたが、TOEICリーディング教材で明確に時間設定をしているものって少ないですからね。
このアプリを使用して、自分なりの解くスピード・リズムを身につけることが出来れば、大変有効なアプリであることは間違いないと思います。
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