2015年1月から受験し始めたTOEIC SWの対策として、PCを活用したスピーキング教材を探していました。
とりあえず「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」は使い続けようと思いますが、記事・動画のとおり、スピーキングの練習とかトレーニングって感じではありません (模擬試験に勝るものはないっちゃ ないんですけどね)。
従いまして、何か継続してPCに向かって英語を話す教材が必要と考えていました。
そんな中 ご紹介頂いたのがこの「YouCanSpeak」です。
全3回の記事に使ってみた感想・レビューを残していきたいと思います。
「YouCanSpeak」の概要
英語、とりわけ英会話を勉強していた人は「YouCanSpeak」という英会話教材を耳にしたことがある人もいるかもしれませんが、知らない人のためにどんなものかを簡単にご紹介したいと思います。
名 称 : YouCanSpeak (ユーキャンスピーク)
媒 体 : PC・スマホでできる英会話ソフト (アプリ)
(CDなどをPCにインストールするのではなく、インターネット環境下でID・パスワードを入力して使用する)
発 売 日 : 2005年
発 売 元 : 株式会社 BLA
価 格 : JPY 59,800.- (税込)
問 題 数 : 2,496カード (= 2,496問)
学 習 時 間 : 約10〜15分/回
対 象 者 :
中学2年生程度の英語を学んだことはあるが、英会話力がゼロの人。
英語の実力はあるが (TOEIC 900点以上など)、スラスラ話せない人。
英語が話せないと困る人
英語がペラペラになることを夢見ている人。
(全て公式サイトから引用)
目標レベル :
Level 1 頭に思い浮かぶことの大半を瞬間的に英語で言えるようになること。
Level 2 多岐にわたり、頭に思い浮かぶことを瞬間的に英語で言えるようになること。
Level 3 与えられたテーマに関してスピーチができるようになること。
Level 4 ネイティブスピーカーと自由にディベート (議論)ができるようになること。
(全て公式サイトからの引用)
内 容 : 文法を意識せず、瞬時に英語で話す訓練を繰り返すことで英語を話す能力を感覚的に身につける「英語スピーキング/アウトプット」プログラム。
YouCanSpeak独自の「基本・変化・代入・合成」方式と英文を名詞化・副詞化する仕組みを感覚的に覚えることで、特定の単語や表現ではなく文章を自在に造り出す構造を身につける。
無料体験 : あり <http://www.youcanspeak.net/freeycs/>
・・・はい。こんな感じであります。
うーん、ご理解いただけますかね。ちょっと分かりにくいかも。
簡単に言いますと、「PCやスマホに向かって、日本語を英訳して口に出すソフト」みたいな感じかな。
参考書じゃないですよ。PCもしくはスマホがないと使用できません。私はPCでやってます。
それにしても気になってしまうのは、「価格: JPY 59,800.- (税込)」ではないでしょうか。
「TOEIC・英語の参考書」という目線で見ると当然割高に見えますが、それ以外のTOEFLや国連英検など専用の英語教材と比較しても非常に割高な教材となっています。
私もしばしばブログ・メルマガの読者様よりご相談を受けるのですが、
「なるべく安いTOEICの教材を探しているのですが・・・」
といった要望を多くの人、特に10代、20代の人から受けたりします。
この「なるべく安くすましたい論」とは逆行する「YouCanSpeak」ですが、その価格なりのコストパフォーマンスがあるかどうか、これを確かめるべく、実際に使用してみて私が検証したいと思います。
「YouCanSpeak」を選んだ理由
改めまして、私がYouCanSpeakを選んだ理由ですが、色々ありますがまとめると以下の通りですかね。
1. 毎日、PCに向かって英語を話す習慣をつけたかった為。
2. 発音のトレーニングをできると感じた為。
3. 思ったことを瞬時に英文化するスキルが身につけれそうであった為。
まずですね、TOEIC SW対策の教材を選ぶ大前提として、最近の私は仕事でほとんど英語を使用していないのですよ。悲しいですが。
転職して9ヶ月が経ちますが、今のところ海外出張は一度しかしてませんし、国内向けビジネスが主流となっているので英語なんぞ使いません。
一方で、転職するまでは毎日英語を話す機会があった為、「1. 毎日、PCに向かって英語を話す習慣をつけたい」なんてことは一切感じていませんでした。
やっぱね、語学は使わないと忘れます。
読む・書く・聞く・話すのどれでも良いので実践しないとね。
ということで、仕事とは別に英語を話す機会を意識的につけないとTOEIC SWは攻略できないと考え、YouCanSpeakにたどり着いたんですな。
一度の勉強が10分くらいですからね。
平日の帰宅後、報道ステーションをつけながらやってます。
また、PCに向かってというのがポイントです。
TOEIC SWを受験したことがある人はご存知でしょうが、TOEIC SWはオープンスペースでPCに向かって話しかけるテストです。
普段、こういう機会ってあります?
・・・まぁ、自分のデスクにあるPCの前で海外の人と電話をすると、結果的にPCに向かって話しかけてはいるような気がしますが。
でもまぁ、あんまりないでしょ。
非日常ですよ。
こんなこともあり、「毎日、PCに向かって英語を話す習慣」が私にとっては必要だったんです。
あとは発音。なんてたって発音。
英語の発音はアメリカン、ブリティッシュ、アジアン、インディアンなど多種多様ですが、全てを知っていて全てを使いこなせるにこしたことはありませんし、私はそこを目指したいと思っています。
ということで、男性ナレーター・女性ナレーターどちらも収録されているYouCanSpeakにしました。
で、最後に「思ったことを瞬時に英文化するスキルが身につく」ってのね。
これがYouCanSpeakの一番の売りなわけですが、これは次回以降の記事でより深くレビューしていきたいと思います。
YouCanSpeakの詳細はこちらから