先日の記事、第1回 TOEIC(R) Speaking の受験申し込み完了、のとおり、TOEIC Speakingを受験することにしました。
で、新たにTOEICスピーキング用の教材を購入する必要があるなと感じ、新たしい教材を購入。。
全3回の記事に分けて、使ってみた感想・レビューをしていきたいと思います。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー① (この記事)
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー②
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー③
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の概要
ではよりによって、最初は「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の概要をおさらいしていきましょう。
以下のような内容の参考書になっております。
名 称 : TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回
媒 体 : 書籍
サ イ ズ : 縦 20.8cm x 幅 15cm x 厚み 2.8cm
付 属 品 : CD-ROM x 1枚
発 売 日 : 2014年3月27日
出 版 元 : コスモピア
価 格 : JPY 2,808- (税込)
ページ数 : 396 page
問 題 数 : 計165問 (= TOEIC Speakingの 総問題数11問 x 15回分)
対 象 者 : TOEIC 600点以上 (LRの割合関係なく) もしくは TOEIC Speaking 受験者全て (以上、Koの感覚)
目標レベル : 170点と200点満点 (170点を目指す人用の解答サンプルが収録されています)
内 容 : TOEIC スピーキングテストの模擬試験 (ライティングは一切ないので注意)
立ち読み : 準備中ですって → http://www.cosmopier.com/shoseki/toeic_23.html#
視 聴 : 170点取得用のシンプル解答は上記リンクからダウンロード可能
・・・はい、どうでしょ。
動画でも触れましたけど、値段はまぁこんなもん。
15回分の模擬試験が収録されているだけあって、本としての厚みはそこそこあります。
重量感があるので気軽に持ち運びという感じではないかもしれませんね。
本記事を書いている時点で、「試し読みは準備中」とのことですが、この類のHP工事はそのまま放置されがちです。
試し読みをしてみたい人は書店に向かった方が早いと思います。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の目次
さてさて、それでは次に「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の目次を覗いてみましょう。
目次を読めば、その本の内容が大体わかるらしいですからね (昔、イケイケの時の勝間和代さんが言っていました)。
こちら ↓
受ける前に知っておきたいパート別必須攻略法/安河内先生からの実践アドバイス
<はじめに>
「音読問題」攻略のポイント Question 1-2
「写真描写問題」攻略のポイント Question 3
「応答問題」攻略のポイント Question 4-6
「提示された情報に基づく応答問題」攻略のポイント Question 7-9
「解決策を提案する問題」攻略のポイント Question 10
「意見を述べる問題」攻略のポイント Question 11
<模試編>
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
<解答・解説編>
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
・・・うわっ、書くほどのことではない。
いたってシンプルな構成です。ひたすら模試を解くという。
ま、TOEIC LRでもそうですが、継続して模擬試験もしくは本番を受験し続けるというのは非常に効果的ですもんね。
その理由として「問題になれる」ことに焦点が当てられがちですが、個人的には「自分の中の解答の型が出来上がる」ことが最たる理由だと思っています。
あと、安河内先生のアドバイスは、「はじめてのTOEICテスト スピーキング/ライティング完全攻略」で書いてあることとそんなに差異無しです。
私は同書のアドバイスに上手い具合に混乱させられましたが、この類のアドバイスにはあんまり深入りしない方が賢明ですよ。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」でできること・できないこと
さて、では次に「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」でできること・できないことを見ていきましょう。
参考書にもタイプがありますからね。
一冊でできることは限られているわけで、できないこともシッカリと押さえておきましょう。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」でできること
1. 本番さながらのTOEIC Speaking を経験できる。
2. TOEIC Speaking での模範解答を15回分知ることができる (← 結構大事)
3. それぞれの問題について攻略方法を知ることができる。
4. TOEIC Speaking で登場する英単熟語を学ぶことができる
5. 毎日勉強し続けることで、英会話のスキルを伸ばすことができる
6. TOEIC Speaking でのスコアの取り方を知ることができる
はい、こんな感じ。
ライティングの要素は一切ないので、そちらには意味ないですからね。
私のようにTOEIC Sを受験する人はもちろんですが、TOEIC SW受験者にもバッチリ使える内容となっています。
では次に「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」ではできないことを分析してみたいと思います。
私が感じた限りではこんな感じ
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」でできないこと
1. TOEIC Writingの勉強はできない。
2. TOEIC Speakingの各問題に対する個別アプローチはできない。
よくも悪くもこの2点だと思っています。
特に#2ですね。
個別アプローチってのがちょっとわかりづらいかもしれませんが、TOEICの参考書で散見されるいわゆるホップステップ式の勉強方法ですよ。
TOEIC Part 5 で言えば、最初に英単語を勉強して、その後にTOEICでの出題形式などを勉強して、最後に演習問題のような。
Part 3&4で言えば、最初に単語を聞き取ってディクテーションして、その後に問題解いてとか。
その参考書独特の勉強法があるじゃないですか。
そういった、著者独自の勉強方法は一切収録されていません。
ただただひたすら模擬試験を解く。
こういう教材です。
さて次の記事では解答の質なんかについて感じたことを綴っていこうと思います。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー① (この記事)
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー②
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー③