新たに始まったTOEIC Speakingテストに向けて新たな教材を購入しました。
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全3回の記事にて使ってみた感想を書いていきます。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー①
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー② (この記事)
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー③
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の使い方
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の使い方についてです。
と言いましても、本教材は模擬試験を収録しているだけですので、基本的には「解く → 答え合わせ」のステップを踏むだけです。
・・・ただそれだけですと、改めてここで書く必要はありませんので、私が実践してみた上での使い方を下記のとおりご説明します。
1. CD-ROMを使って模擬試験を解く(私はできませんが)
2. 解答と照らし合わせ、答え合わせを行う
3. 今の自分にはない英単語、表現をその場で暗記する
4. 暗記した内容を次の模擬試験に活かす
5. #1に戻る (以降、15回まで繰り返し)
・・・うーん、まぁ結局同じかな (笑)
私は使えてませんけど、CD-ROMは是非使ってみて下さいね。
録音機能も付いているそうですから、自分の話した内容を後から確認することができます。
なお、同じTOEIC SWの教材ですけど、こちらの参考書は録音機能がありませんでしたので要注意。
【関連記事】 「はじめてのTOEICテスト スピーキング/ライティング完全攻略」の感想・レビュー②
ちなみにですが、全部で15回もありますので、ちびちびやってても仕方ないと思います。
例えば、「今日は Question 1 – 6までやって、明日はQuestion 7 – 11までやろう」とかではなく、「今日は第1回をやる」というスタンスが良いかと。
勉強時間に制約がある人もいるかもしれませんが、1回分は13 〜 14分しかありませんので、感覚的には一瞬で終わっちゃいますよ。
私の場合は以下のような感じで学習スケジュールを立てています。
あんまり参考にはならないかもしれませんがご参考までに。
月曜日 : 23:30くらいから模擬試験
火曜日 : ランチ時間に答え合わせ。帰宅後は模範解答を口に出したり、暗記したり。
水曜日 : 次の模擬試験
木曜日 : ランチ時間に答え合わせ。帰宅後は模範解答を口に出したり、暗記したり。
金曜日 : だいたい飲みなので勉強できず
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の難易度
さて、「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の難易度についてです。
これはね、恐らく使ってみた人とは意見が共通すると思いますが、Q1, 2, 3については、本番より難しいと思います。
何というかですね、私が経験したレベルはもう少し簡単でしたよ。
例えばQuestion 3でこんな問題があるんですけど本番で出ますかね・・・?
これは私の知識不足としか言いようがないのですが、”lingerie”という単語がパッと浮かびませんでした。
取り敢えず “underwear shop” を使いましたが、模範解答にある”bras and panties” はちょっと違和感を感じましたね。
なお、Question 4 – 11の難易度は通常通りといったところだと思います。
私もTOEIC SWをそんなに多く受験したわけではありませんが、過去問題と非常によく似たような典型的な問題が出題されていますので、再現性はそこそこ高いと思います。
でもランジェリーショップにいる男の子をdescribeする問題ってのは・・・。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の解答・解説の質
さ、そして「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の解答・解説の質についてです。
結論から言いますと、ポイントをとらえながらも、非常にシンプルに仕上げてある最高の解答・解説だと思いました。
特に Question 1のRead a text aloud の解説はこれまでの教材の中で最も細かいのではないでしょうか。
何というかですね、模範解答の質が高く、その量も多いんですよ。
TOEIC Speakingに限った話ではありませんが、模範解答は120%くらいの出来が理想です。
それをそっくりそのまま覚えるのはレベルが高いが、部分的にでも自分のものにできるとスコアが取れるというね。
で、よくよく本書を読むと以下のようなことが書かれてありました。
本書の解答例の多くは、実際の解答時間よりも長めに作られています。
それは、学習者ができるだけ多くの文例にふれ、自分のものとして解答ができるように、解答例の例文を取捨選択および変更をして文章を組み立てて試験対策をすることで、同時にスピーキング力もアップできるようにしたいという著者の方針です。
こういうことですよね。
また、模範解答の話すスピードも非常に早くなっていると思います。
TOEIC SW公式ガイドの解答例からすると、こんなに早くする必要はないはずですから。
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故に、この教材の模範解答と同じレベルまで喋れなくともTOEIC Speakingのスコアは取れると思いますので悪しからず。
ただ、高地トレーニングは大変効果的ですからね。やる価値大です。
・・・と言いましても、腑に落ちない解答もありましたけどね。
Question 3 の Describe a Pictureにて、「大人と子供の場合は大人から描写する」とありますが、ちょっと決め付けすぎかと。
なお、解答のページは以前に使ってみた韓国本に似ていると感じました。すんごいゴチャゴチャしてる。
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はい。ということで色々と思ったことを書いてきました。
次の記事では「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」を使って勉強するのがおすすめな人とおすすめでない人についてまとめていきたいと思います。
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー①
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー② (この記事)
「TOEIC(R)スピーキングテスト リアル模試15回」の感想・レビュー③