2013年現在、「世界 No. 1」とされている化学メーカーと採用の面接をしてきました。
どの数字で「世界 No.1」かをご紹介してしまうと情報公開になってしまいますので、そこは披瀝せずにその時の様子を纏めます。
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経緯
元々は 転職エージェントである ジェイエーシー・リクルートメントから同社を紹介頂いたのがきっかけです。
同社の売上規模は 1,000億円以上 (日本法人のみ)、従業員数は600名ほどですので、大変一人当たりの稼ぐ額が1.6億円強という凄い会社です。
募集職種は”Technical Sales Representative” 「技術営業職」でした。
年収レンジは500万円~800万円 (私の転職条件は700万円以上)。
応募に際して、要求事項は以下の3点でした。
(1) 大卒以上(2) 要英語力 (TOEIC L&R 650点以上)
(3) 化学業界での営業経験がある方。
応募時には英文レジュメの提出が必須で、選考フローは 一次面接⇒二次面接⇒最終面接の3段階です。
以前から給与レベルは高いと聞いていたのですが、年収例として以下のケースを提示頂きました。それがこちら ↓
950万円 (月額79万円) / 34歳 / 入社10年目
・・・と、とても高い (笑)
笑っちゃうくらい・・・。
石油関係の商材は今と変わらなく親和性もあり、世界 No. 1 企業のブランド力にも魅了され応募に至ったんです。
すると、翌日に面接の要請が。
何とか時間を調整し、会社も有給休暇を取得して面談に臨んできました。
面接で話したこと・聞かれたこと
さてさて、例の如く転職活動における面談の内容をご紹介します。
01. 自己紹介をして下さい
02. 商社時代の取扱い商材に関して教えて下さい
03. 商材は「毎回入札」か、「ほぼ指定」だったか教えて下さい
04. 入札の際に工夫した点は何でしょうか
05. 転職理由を教えて下さい
06. 石油会社時代の取扱い商材に関して教えて下さい
07. 海外出張頻度はどれくらいですか?
08. 当方からの質問 (* 後述)
#01 はいつも通り。日本の大学~米国の大学へ留学~商社入社~外資系企業の海外営業職に至る。ってな感じで淡々と話しました。
#02 はフランスのメーカーを中心に、アメリカ・オーストラリアのメーカーを担いでいました~と説明。
#03 は #04 の前フリですね。どうやって顧客にアプローチしたかを確かめる為の質問でした。購買担当と技術担当の中を上手く取り持って、色々やりました~、って話に纏めたのを記憶しています。
#05 は今回の転職理由をということです。「もっと challenging なステージで!」みたいなことを伝えましたかね。
#06 は #02 と同じパターン。似通った業界と言いつつも、あまり先方がご存じなかったようでしたので、懇切丁寧に説明差し上げました。
#07 は、「2ヶ月か1ヶ月に1回くらい」と答えて終了。ですが、その後に「海外出張時の飛行機の席の話」で盛り上がってしまいました。「昔はビジネスで行けたんだけどね~」みたいな。私は海外出張でビジネスクラスに乗ったことがありませんので、なかなか面白い話を聞けました。
そして、私からの質問は以下の通りです。
01. チーム構成を教えて下さい
02. 営業職の評価基準・内容を教えて下さい
03. 転職された人の前職を教えて下さい
04. 募集職種に求められる性格を教えて下さい
05. 募集部署の売上比率を教えて下さい
06. 競合他社に無くて、御社にしかない強みを教えて下さい
全部で6個の質問を用意していたのですが、なんと実際に質問できたのは#01 と #02 だけでした。
理由は、その2つの話が盛り上がってしまい、時間を大幅にオーバーしてしまったから。
「話が盛り上がった」と聞くと、即座に「一次面接突破は間違いなし!」みたいな発送になりがちですが、私は経験上、そうとも限らないということを知っております。
ただ単に面接官が話したかった内容であったという可能性もありますしね。
TOEIC L&R 900点オーバーの印象は
さて、外資系企業に転職する際に「TOEIC L&R 900点越え」はどれくらいのインパクトがあるのか検証してみました。
尚、最近まで私のベストスコアは935点でしたが、第185回 TOEIC 公開テストにて 940点を取得しましたので、その旨は口頭にて説明 (職務経歴書を訂正していませんでしたので)。
で、面接官の方に言われたのはこんなコメントでした。
「英語は・・・、海外営業とか輸出入をされてきたから問題ないですよね。
TOEIC L&R も900点以上あるし。950点で満点ですよね。
まぁこれくらいの点数だと、英語は問題ないんですもんね」
ご存知の通り TOEIC L&R における満点は990点です。
ですが、そんなことはどうでもよく、「900点を超えているかどうか」というところに着目されていました。
990点取得は勿論最高なんでしょうが、そこまで求めていないというのが実情でしょう。
そもそも、英語力の指標を そこまで TOEIC に求めていない気もしましたし、一方で 900点以上あることは大きなアピールにもなるという気もしたのが正直なところです。
さてさて・・・合否はどうなりますでしょうかね。進捗が見えたら、またご報告したいと思います。
尚、今回 活用した転職エージェントはこちらです。⇒ JAC Recruitment
その他にも DODAとR/A が有名ですので、宜しければ 英語を使った仕事情報をチェックしてみて下さい。