新たに取り組むこととしたTOEIC SW (スピーキング&ライティング)の対策として、「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」を購入しました。
継続して使ってみましたので、その感想・評価・評判などをまとめてみます。
- 「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」の感想・レビュー①
- 「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」の感想・レビュー②
- 「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」の感想・レビュー③ (この記事)
<「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」の紹介動画> ↓
「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」をおすすめな人
さて、「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」を使って勉強をしてきましたが、この教材・参考書を使って勉強することをおすすめする人を列挙してみたいと思います。
完全に私の独断ですが、以下のとおりです。
<「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」をおすすめな人>
・ 「TOEIC S&Wの受験料は高いから受験したくない」と考えている人。
・ 普段、仕事で英語を使う機会がない人。
・ TOEIC S&Wの傾向を自分なりに掴みたい人。
・ 自宅でTOEIC S&Wの勉強/トレーニングを行いたい人。
・ TOEIC S&Wの小手先のテクニックは置いておき、とにかく問題を解いてみたい人。
・ 「 TOEIC・英語の勉強は自宅でやる!」という人。
・ 「TOEIC S&Wやってみよーかなー」と多少の興味が出てきた人。
・ 「TOEIC LRは満点だぜ・・・。すごいだろう・・・。フッフッフ」とLRの世界でイキがっている人。
・・・はい、こんな感じです。
最初の『「TOEIC S&Wの受験料は高いから受験したくない」と考えている人。」ってのは、¥2,500で5回分のTOEIC SWを受験できますよ、という意味でです。お得ですよ。
でも中には、
「えっ!? 参考書に¥2,500!? たけー! 買ってらんねー!」
って言う人もいるかもですね。
ま、そういう人は、そうやって一生チャンスを潰し続けてください。
価値基準をお金でしか計れないようでは終わっています。
「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」をおすすめでない人
一方で、「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」をおすすめでない人はどんな人でしょうか。
既に色々と述べているところもありますが、ここに改めてまとめたいと思います。
<「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」をおすすめでない人>
・ TOEIC S&Wのテクニック論(TOEIC LRで蔓延しているような)を知りたい人。
・ 「TOEIC・英語の勉強はカフェ・ファミレスだ!」という人。 → 私
・ ラップトップを持っていない人 (デスクトップでもできますけど)。
・ 「PCに向かって自分の英語を話すのは恥ずかしい・・・」と無意味に戸惑っている人。
・ 「うわっ! TOEIC参考書で¥2,500?? 買わねーよ」な人。
・ 「まぁ別にTOEIC スピーキング&ライティングなんか会社では必要ないでしょ」という受け身な人。
・ 「私は帰国子女です。英語ペラペラです。でもハイスコアだとチヤホヤされるからTOEIC受けます」といういやらしい人。
うーん、結構出てきましたね。
TOEIC SWの入り口には「TOEIC(R)スピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド 新装版」がいいと思いますが、その後のステップとしては最適だと思います。
なんたって模擬試験ですからね。5回分ってのもちょうどいいと思いますよ。
ただねー、私が代表的な例なのですが、なかなか毎日続かない。
TOEIC LRのようにテキストだけ開いてひたすら問題を解いていれば、多少なりとも毎日続くのでしょうが、PCを使って英語を発するとか、30分間ライティングを打つとかって、中々日常生活に取り込みにくいと思います。
・・・まぁ、偶然にも この教材で勉強している最中、私の精神状態がヤバかったってのもあるんですけどね。
→ 転職して、仕事で英語を使わなくなって250日経過した今の率直な気持ち
うん、これだな。これが理由。
教材のせいにしているようじゃ終わりだな・・・。
「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」でスコアはアップするか
さて、ということで「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」をレビューしてまいりました。
レイアウトも綺麗ですし、文字の大きさもそれなりに大きいですので、40代で老眼を迎えた人にも優しい教材となっていると思いますよ。
また、解答が一つではないTOEIC SWですが、それを補うためのチェックポイントもうまい具合に機能していると思います。
チェックポイント ↓ (影が入っちゃった)
また、スピーキングでもライティングでも、解答例として使用される英単語・英熟語のレベルはそこそこ高いと思います。
ここがこの教材の絶妙なところで、あまりにも簡単すぎる (= 日常会話で頻繁に登場するの意)と、
「あー、自分が使った単語でちょうど良かったんだなぁ〜」
と直ぐに満足レベルに達してしまうのですが、あまり使わないような上級単語・熟語があることで、
「なるほど。こういう表現もあるんだなぁ。今までは自分の辞書にはなかったけど、これをきっかけに追加しよう」
と総合的な英語力をも向上させることができるのです (当然 その人の単語レベルによりますが)。
でもね、恐らくそんなに難しい英単語・英熟語を使用しなくともハイスコア (= 180点くらい?)は出せると思いますよ。
一応、スコアを形成する要素としてvocabularyというのがありますけど、私レベルでもライティングで180点を取れましたしね。
で、問題は、この「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」を使ってTOEIC SWを勉強すればTOEIC SWのスコアは上がるか?というところです。
まぁ上がるでしょうね。
但し、5回の模擬試験を複数回こなして、自分なりの「得点パターン」を作り上げてから。
ちょっと脱線しますが、私がよく聞かれる「TOEICの参考書を何回 (= 何周)勉強すればいいですか?」って質問なんですけど、基本は上限なしだと思います。
英語の参考書・教材に限らず、なんでも繰り返しやったほうが物事は身につくかと。
但し、その参考書・教材を解いている際に、暗記で解いてしまっているようになったらアウト。
もう次の教材に進むべきです。
そういった意味で、この「TOEIC テスト スピーキング/ライティング完全模試」は、何周でもやっていい参考書ではないですかね。
なぜなら解答が一つではないのですから、何度やっても意味があります。
・・・と言いつつも、数多くの質問を経験しておくことも必要ですので、せいぜい2周かな。
2回分、つまり10回の模擬試験を経験すれば、問題パターンも見えてくるし、自分の解答パターンも形成されるし、苦手な分野も浮き彫りになると思います。
かくいう私は、2015年5月のTOEIC SWは受験しません (理由:平日の疲れを癒すために土日にしっかり休みたいから)。
ので、2015年6月のTOEIC SWにて、本教材が効果的であったかどうかを確かめたいと思います。
(ちなみに、同時にこちらの教材も使用していますので、併せてその効果を検証する予定です)
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