ジャカルタに駐在し、新たにインドネシア語を話すようになったり、100%英語で仕事をするようになってから気付いたことがあります。
語学 (= 私の場合、英語とインドネシア語)の成長と男女間の恋愛 (もしくは男性→女性のナンパ)のそれは似通ったところがあると。
カッコつけてるやつは成長しないという共通点
恋愛のニュアンスに「ナンパ」という行為を含めてしまっているため、前提としては男性に限った話とします。
大方想像がつくかもしれませんが、語学も恋愛もゴール(*)にいち早く辿り着ける人は、泥臭く失敗を続けながら、それでも起き上がって再挑戦をし続ける人ということです。
(*) 語学で言えば「TOEIC 900点、英検1級合格など」。恋愛で言えば「彼女を作る、結婚をするなど」。
弊社内の話なので全くイメージがつかないと思いますが、結構スカしている駐在3年目の44歳の韓国人男性がいます。
英語は喋れないことはないけど、恐らく普通に話せる。
インドネシア語も全く知らないということはないけど、恐らく簡単な会話に必要な単語くらいは知っている。
どうして「恐らく」と付けるかというと、そのおじさんが英語やインドネシア語を積極的に話しているところを見たことがあまりにも少ないからです。
社内では、「彼はクールだ」とか「どっしり構えている」なんて評する人もいますが、私からすればただの「スカし野郎」です。
泥臭く失敗しながら進むことができない、プライドだけ高い高学歴おじさんです (学歴知りませんけど)。
自己評価なので客観性は全くありませんが、この3年目の韓国人男性よりも、駐在歴1年未満の私の方がインドネシア語を喋れる・聞き取れる自信があります。
ましてや英語については言わずもがな。
「語学に興味がない」ということであればそれまでですが、異国で働く以上、現地語に興味をもち能動的に学習することが求められているのは言うまでもありません。
【関連記事】 「お前は早くインドネシア語学校に通え!」と怒鳴られながらも私が頑なに拒否る3つの理由
男女の恋愛でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。
私がそうだったので心底わかるのですが、精神年齢が低い中学生・高校生くらいの男子はプライドだけが高く、泥臭くなることを拒みます。
「プライドが高いことが格好いい」と思っているので仕方ありませんが、結局何も動かなかったら失敗をすることすらできません。
自ら女の子へアプローチし、失敗し、何が足りなかったのか反省し、次に対策を打つ。
その繰り返しで初めて結果が出るじゃないですか。
中には努力なしに結果を得ることができる男性もいらっしゃると思いますが、私くらいの人間では努力なしに結果を得ることなんて絶対できません。
TOEICと関連付けると、いつまでもTOEIC L&Rだけにこだわってしまうと確実に英会話 (= Speaking)がおろそかになります。
(ライティングもおろそかにはなりますが、世間一般的には「英会話をできるようになりたい!」という人はいますが、「英文を書けるようになりたい!」という人は明らかにマイナーですのでここでは割愛しましょう)
正に英会話なんてのはこの極みだと思います。
日本人は失敗するのが怖くて喋ろうとしませんから。
変なプライドだけ高く、自分からアプローチしないのは恋愛そっくりです。
【関連記事】 覚えている英単語をアピっちゃう痛い人へ
同様に、「TOEIC Part 7の問題はある程度勉強しているので解きたいと思うが、英字新聞や英文本は読まない」というのも変にスカしていると思います。
TOEICのスコアアップ、もしくは本質的なReading Skillを身に付けようとしている人は「TOEIC Part 7 の勉強がてら、英字新聞や英文本を読んでみよう!」と行動できるはずです。
他方、勇気のない人・泥臭くないプライドが高い人は「自分はTOEIC のスコアだけ必要だから、英字新聞や英文本なんか読まずに参考書・問題集だけ解けばいいや」と行動を起こせません。
こういう人たちは「やらない理由」、「動かない理由」を作るのが天才的に上手です。
挑戦してみて傷付くのが怖いのはわかりますが、TOEICスコアはいずれ頭打ちになりますから。
本質的な英文読解力を身に付けることは通常でも難しいため、TOEICを勉強しながらそちらも意識をすることが重要だと考えます。
「挑戦 → 失敗 → 起き上がる」をトレーニングする際に一番簡単な方法
私も人生経験が全くないただのアホ野郎ですので大きなことは言えませんが、無駄なプライドを持っている人が泥臭く成長できるようになるには、小さな「挑戦」、「失敗」、「起き上がる」作業を繰り返すしかないと思います。
TOEICに関連付けると「英単語の暗記」なんかが当てはまるのではないでしょうか。
つまり、
挑戦 = 暗記
成功 = TOEICで登場した際に理解し、正答する
失敗 = TOEICで登場した際に理解できず、間違える
といったところ。
言わずもがなですが、一度の暗記で全てを記憶し正答を出す人なんていません。
「失敗して当たり前」の環境下で動き出すのが理想だと思います。
日常的に「記憶力」と「情報処理能力」を訓練する
英単語の暗記に必要なのは結局のところ記憶力が大事になってくるわけですが、皆さんは普段から記憶力のトレーニングをしていますでしょうか。
私は特に何もしてはいないのですが、実は「ボケ防止」的なことをここ10年以上していることに、親から指摘され気付きました。
それは「スケジュール帳に前日に使ったお金を記入すること」です。
ご存知の方も多いと思いますが、最近テレビでも特集されたマネーフォーワードという会社が勢いを増しています。
マネーフォーワード → https://moneyforward.com
いわゆるファインテック (Finance + Technology)を駆使したIT企業です。
お馴染みなのが400万ダウンロードを達成した家計簿アプリですが、私はこういったアプリを全く使っていません。
毎日スケジュール帳に手書きで書いています。
このブログでもだいぶ昔ですが「NOW ON DAYS」というスケジュール帳を使っていることを紹介しました。
もちろん今でも使っていまして、2017年分については11月に一泊三日で帰国した際にAmazonで購入済み。
【関連記事】 8ヶ月ぶりに日本に帰ってみた
話を戻しますと、前日に使ったお金の内訳をレシートを使いながら記録するという行為を10年以上続けていまして。
この行為が、記憶力向上とまではいかないかもしれませんが、毎日「昨日、何にお金を使ったっけな・・・」と思い起こすことで脳の体操になっているのでは・・・?との結論に至りました。
もちろん基本的にはレシートを見ながら記録していますので全てを思い出しているわけではありません。
ただ、中にはレシートが発行されないお店がありますので、頭の片隅に金額を記憶しておかないとスケジュール帳に書くことができません。
これを毎日の習慣としていることで、若干ですが記憶力が上がっているのではないかという話になりました (検証のしようがありませんが)。
仮に、家計簿アプリを使用してしまうと(前日のことを)思い出すという行為が無くなってしまうので、記憶力や情報処理能力はまず身に付かないことでしょう。
このような「記憶」と「情報処理」を日常的に行うことは、多少なりともTOEICに良い影響を与えていると思います。
例えば、TOEIC Part 3, Part 4における「情報処理能力」を高めるトレーニングになっていたりだとか。
ただ、本質的な記憶力・情報処理能力の底上げを考えるようであれば、TOEIC問題集・参考書ではなく英字新聞を日常的に読むことの方がよっぽど意味があるのでしょうが。
The Japan TimesでTOEIC Part 3, 4 の情報処理能力を強化
「情報処理」の代表格といえば新聞。
一言一句読んでいる人も中にはいるかもしれませんが、自分が知りたい箇所だけ抜粋して読み上げる人が多いですよね。
日常的に英字新聞を読みたいのならばPC・スマホ・タブレットで読めるThe Japan Timeがおすすめです。
私も社会人2年目〜4年目くらいの時に購読していました。
当時は英検1級合格に向けて死ぬ気で勉強していた時期でして。
また、The Japan Timesには独自の求人特集が組まれており、大使館や国際的な企業が求人を出していたこともあり、当時転職活動中だった私はそれも併せて読んでいました。
ということでせっかくですのでこのタイミングでウェブ版に入会したいと思います。
3,000円/月は高いので、900円/月くらいが丁度いいですかね。
The Japan Times LITEを毎日読むことで、TOEIC Part 6, Part 7の読解スピードアップ、およびPart 3, Part 4 の情報処理能力アップに繋げたいと思います。
次にApplyをクリックします。
The Japan Times Digital版 LITEの特長は以下のとおり。
支払いはクレジットカードのみで初月は無料とのことです。
また、自動更新なので解約するには自ら動かないといけません。
続けていくとメールアドレスを入力しアカウントを作成します。
作成が完了するとこちら↓の画面が現れます。
その後、登録メールアドレスに案内がきていますので手順にのっとりクレカ情報などを入力し完了です。
どこまで習慣にできるかわかりませんが、2017年はこれでスタートをきりたいと思います。
TOEICの勉強をしつつ、本質的な・総合的な英語力の向上を達成することが理想です。
The Japan Times Digital版の公式HP → ジャパンタイムズ デジタル版