新たにTOEIC L&R 教材を購入しました。今回は「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」です。
早速、使ってみた感想をまとめてみます。同時に、この教材の内容に関しても詳しくご紹介したいと思います。
- 「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の感想・レビュー① (この記事)
- 「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の感想・レビュー②
- 「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の感想・レビュー③
「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」を選んだ経緯
先ず始めに、この教材を選んだ理由を。
取り敢えず今回は、リーディング教材を探していたんですよ。それもTOEIC L&R のスコアに直結しそうな。
そう考えていた理由は、単純に私のスコアが常に「Listening > Reading」であるので、これを矯正したいから。
更に、単なる問題集ではなく、半分テキストのような内容に仕上がっている教材であることも重要でした。
理由は、Part 5, Part 6 のポカミスを無くす必要があり、ポカミスを無くすには文法を改めて頭に叩き込む必要があると感じた為。
過去に、<TOEIC (R)自分の弱点分析方法>という記事の中でもまとめましたが、私自身のスコアを落としてしまう傾向をability measured と共に分析した結果、やはりどう考えても何かしらの文法ミスを犯しているはずなのです。
<参考記事:TOEIC (R) Abilities Measured の読み方・見方・対応スコア>
従いまして、基礎的な英文法を改めて勉強する必要があると考えた訳です。未来完了とか、倒置法とかね。
確かにここ最近は、アジアのビジネスマンと会話や英文メールのやり取りをしていても、「文法なんて関係ない!」って思っていましたので、文法への意識が疎かになっていたんだと思います。
・・・ま、実際に海外の人と英語を使って仕事をしていると気づきますが、英文法なんてどうでもいいんですが。
そんなこともあり、「Part 5, Part 6 対策教材」、「問題集でなく、テキストの要素もある教材」、「TOEIC スコアに直結するような教材」という3つの理由から、この「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」を選んだのです。
・・・それにしても、2014年もTOEIC L&R 教材はバンバン出版されていますね。
毎月のように出版される教材の中から、3年後も残っている教材なんてのは極僅かなのでしょう・・・。
「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の概要・特徴
では次に、「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の概要と特徴を簡単にご紹介しましょう。
ざっとまとめた感じでは以下の通りです。
媒 体: 単行本 (ソフトカバー。問題・解答の取り外し不可。)
サ イ ズ: 21 cm x 14.8 cm x 1.5 cm
付 属 品: なし
著 者: 中村澄子
発 売 日: 2014/03/27
出 版 元: 講談社
価 格: JPY 1,836.- (税込)
ページ数: 224 Page
内 容: 第1章 Part 5で出るのはこれ!
1.名詞
2.形容詞
3.副詞
4.動詞
5.代名詞
6.前置詞
7.接続詞
8.「前置詞+名詞」、「接続詞+節」を問う問題
9.分詞
10.関係代名詞
11.完了形
12.適切な意味の副詞を選ぶ問題
13.その他
第2章 Part 6で出るのはこれ!
第3章 実践模試編
1.Part 5 文法問題50問 その1 基本的な問題
2.Part 5 文法問題50問 その2 少し難しい問題
3.Part 5 語彙問題50問
4.Part 6 長文穴埋め問題10題
立ち読み: 不可
視 聴: 不可
・・・はい、こんなところでしょうか。
まぁ、これらは客観的な情報ですからね。あまり文字通りに受け取らない方がいいのかも知れません。
ちなみに、フライング的に感想めいたことを言ってしまいますと、上記内容をご覧頂ければお分かり頂けますが、第2章のPart 6 に関する内容がありません。
これはちょっと残念でした。
あまりfeature されないPart 6 ですが、これに関しても詳細が記載されているのかな〜と淡い期待を抱いていたもので。
結果的に、パート 5の教材って感じですね。
ま、まだ私もこの教材を使って勉強している最中ですので、先ずは一通り使ってみてから、あーだこーだは言いたいと思いますが。
「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」でできること・できないこと
例によって、この「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」で「出来ること」と「出来ないこと」をまとめたいと思います。
あくまでも私の主観です。
やり方によっては如何様に出来たりしますので、その辺は個人で判断して下さい。
<出来ること>
⑴ 基礎的な英文法の勉強
⑵ TOEIC L&R Part 5 & 6 の演習問題 (合計300問)
⑶ TOEIC L&R 頻出単語の把握
⑷ TOEIC L&R Part 5 & 6 の出題傾向の把握
<出来ないこと>⑴ TOEIC L&R Part 5 & 6 頻出単語の暗記
⑵ 各文法毎の演習問題
・・・こんなとこですね。
<出来ないこと>の⑵は、例えば「完了形」に関して勉強した後に、内容理解チェックの意味の演習問題がついていないということです。
厳密には、その後に問題はあるのですが、各語法に関してではなく (= 現在完了・過去完了・未来完了に関する問題があるのではなく)、そのカテゴリーの何かしらがランダムで問題になっているということです (= 未来完了だけが問題になる。過去完了はない、等)。
ということで、次の記事からは実際に使ってみた感想をご紹介したいと思います。
- 「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の感想・レビュー① (この記事)
- 「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の感想・レビュー②
- 「TOEIC(R)テスト パート 5, 6 出るのはこれ!」の感想・レビュー③