TOEIC L&R 前日にやることって、当然 人によって違うと思いますし、「100%こうすべし!」というのはこの世に存在しないと思います。
かくいう私は、過去のTOEIC L&R受験前日に色んな事を試しました。
8時間くらい勉強したり、何も勉強しなかったり、遊びにいったり、家に引き籠っていたり・・・と。
その中で「最低限これはやっておくべき・準備しておくべき!」というものが見えてきましたので、将来のTOEIC受験者の為にも、ここで一通りのことをまとめておこうと思います。
必要に応じて上手い具合に利用して下さい。
Contents
受験に必要な持ち物を準備・確認
改めてですが、受験に当たり必要な持ち物を精査しておきましょう。
直接試験とは関係ないものも記載しました。
- 受験票
- 受験票に貼付する写真 (3 cm x 4 cm)
- ID (免許証・学生証・社員証・パスポート)
- TOEIC L&R専用シャープペンシル (or HBの鉛筆)
- 消しゴム
- 室温変化に対応出来る追加の衣服 (季節関係無しに)
- ペットボトルの水 (500mlくらいがベスト)
- 腕時計
- 単語本一冊 (3秒単位で最後の悪あがきができる)
- 財布
- メモ帳
TOEIC直前 Check-List(完売しました)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
受験票、受験票に貼付する写真 (3 cm x 4 cm)、ID (免許証・学生証・社員証・パスポート)
写真は当然、受験票に貼付した上で持参すべきですが、中には「TOEIC L&R受験の「受付をするデスク」で貼っている人もいるので敢えて分けました。
名前と受験番号を裏面に書いておくこともお忘れなく。
TOEIC L&R専用シャープペンシル (or HBの鉛筆)
鉛筆ではなくシャープペンシルが精神的に良いと思います。
理由は、「折れたらアウト」と言う状況を除外する為。
シャーペンも同様の状況になりかねませんが、確率論としては「芯が無くなる」と言う状況は限りなくゼロに近いので、シャープペンシルの場合は 余計な心配をする必要がないと思います。
消しゴム
前日にはさみやカッターで切っておくことをおすすめします。こんな感じで。
ご存じの通り、TOEIC L&Rはマーキング形式の試験ですので、消しゴムの角を上手い具合に使わないと前後のマーキングまで消してしまうことになります。
「消す」までいかないにしても、「少しだけ薄まってしまった」という解答が一つでもあると、「ちゃんと機械が読みとってくれるかな・・・」と妙な心配をしながら問題を解かないといけなくなるんです。
その解答が正しく読み取られようが、読みとられなかろうが、こういった類の精神状態で問題を解き進めること自体が悪影響を与えてしまうんですよね。
この状況を打破する為には、角消しを自分で作って試験に臨むことがいいと思います。
写真の通り、私の場合は毎回切っている為、相当短くなってしまっていますけど・・・。
室温変化に対応出来る追加の衣服
特に冬場に大事となります。男性と女性とでまた違いますしね。
こちらも「暑がりだから問題ないっしょ」とかって意識は捨てて、とりあえず持っていくことで心配や不安を払拭することができますので大変有効でした。
ペットボトルの水
喉の渇きを潤すという目的だけです。
お茶やジュースよりも後味が残らない水が一番いいかと。
試験会場での飲食は基本的に認められていませんが、試験会場までの道中や室内でもちょこっとくらいなら飲んでも構わないと思います。
腕時計
時間管理がマストなTOEICでは当然必須の持ち物ではありますが、あんまり自分の時計を過信しない方が賢明と思います。
いくら時間を合わせていても、結局基準は試験会場の時計となります。
終盤になると秒刻みで時間を管理する必要がある為、自分の時計への過信は要注意です。
単語本一冊
試験会場に到着してからの過ごし方で、最もポピュラーなのは「試験開始まで参考書を読む」ではないでしょうか。
当然、模擬試験をすることは出来ませんが、単語帳をぼーっと眺めるくらいがちょうどいいと思います。
私は過去にリスニングの問題を解いたり、パート 7 の問題を解いたりしましたが、あんまり意味がありませんでした。
「数分の時間を使ってスコアを5点でも多く稼ぐ」と言う視点で考えますと、一つでも暗記していない単語を見ておくことが一番効果的でした。
財布
極々普通のことですが、試験会場の最寄り駅に到着したのはいいですが、会場までの道で迷ってしまった場合などにタクシーを使わなくてはならなく場合がありますので、その為のものです。
もちろん財布だけ持って行っても、中身が無くては意味がありませんので悪しからず。
メモ帳
用途は、TOEIC L&R終了後に「分からなかった問題・迷った選択肢」などを書き留める為のものです。
スマホのメモ帳やEvernote にメモってもいいかも知れませんが、人ってビックリするくらい直ぐに問題を忘れますので、手書きでぱぱっと書くことが最も効果的だと思います。
試験会場までの交通手段の確認
持参する物と同じくらい重要なのが試験会場までの交通手段の確認です。
私の場合は、大抵の場合 地下鉄、若しくはバスで試験会場まで行くのですが、地下鉄・バスの具体的な出発時間と到着時間を受験票に書き込みます。
ホントは書いちゃいけないんですけどね。
受験票Aの方に時間だけ書いておくんです。
当日の朝はそれを片手に持ちながら会場まで行けばいい訳ですから。
ごくごく当たり前のことではありますが、意外と確認を怠る人が大勢いるんですよ。
「別に事前にチェックしなくても、当日なんとかなるでしょ~」っていう考えも分かります。
で、事前確認をしなくても恐らく会場までは辿り着けると思うんです。有る程度土地勘のある地域であればね。
でも、繰り返しですが私が強調したい点は「試験会場まで行けるか・行けないか」ではなく、「当日の余計な心配を無くすこと」なんです。
当日はTOEIC L&Rで頭の中をいっぱいにしなくてはいけないので、交通手段でどうこう考えること自体が邪魔なんですよ。
ですので、確認出来ることは前日に全てしておきましょう。
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目覚ましの確認を怠らず、いつも通りに就寝
「TOEIC L&Rの前日は早く寝るべし!」ってよく聞きますよね。
でもですね、日常的に25時くらいに眠っている人がいきなり22時とかに就寝したとしても眠れないと思うんですよ。
で、私が出した結論は「TOEIC L&R前日はいつも通りに就寝」です。
私の場合、22時くらいに寝ようとしたことが3回あったのですが、結局24時くらいまで眠ることが出来ず、しかも逆に「明日TOEICだ・・・」と緊張してしまい、快適な睡眠を摂ることが出来なかったことがありました。
完全に逆効果。
試験中に眠気に襲われたことを今でも良く覚えています。
TOEIC L&R前日の眠りに関する注意事項と言えば、忘れずに目覚ましをかけることくらいですよ。
朝の7時に起きようが、9時に起きようが、11時に起きようが その人の生活リズムに合わせるべきかなーって感じます。
但し、「朝起きてリーディングの勉強を10問だけ解こう!」とか考えている人は確りと時間をマネジメントしながら起床すべきですけどね。
むやみやたらに「当日は朝の6時に起きよう!」って気合い入れても効果は薄いと思います。