あなたは辞書を何冊お持ちですか?
私は基本的には電子辞書を一つ持っているだけです。
中学生、高校生の頃に使用していた英和辞典・和英辞典はもはや手元にはありません。
暫く見ていないので恐らく捨てたんだと思います。
スマホで辞書アプリ
大人になっても昔からの時点を使っている人ってたまにいらっしゃいますよね。
個人の問題なので全く問題無いとは思うのですが、やっぱり電子辞書がある現代ですので、それを使わない手はないかなと感じております。
さて、「電子辞書を一つだけ」と申し上げましたが、よーく考えればスマホにも以前から辞書アプリをインストールしている事を忘れていました。
それがこちら ⇒ 英語辞書 – NAVER Japan Corporation (サービスを終了しました)
ご覧の通り、価格は無料。
ですが、大変使い勝手の良いアプリです。
このアプリの感想・レビューなんかも書いてみたいのですが、取り敢えず本日は「電子辞書・アプリ辞書・PC辞書のそれぞれの使い方」に関して考えてみたいと思います。
スマホ英語辞典を使用するシーン
自宅、通勤中、オフィスで、ランチ中、(仕事で) 外出中、
帰宅時、運転中、寝る前、シャワー、会食中、会議中・・・。
挙げ出したらキリがありませんが、我々は日常的に色々な場面に出くわしており、いつでも電子辞書を使える状況にいたり、スマホを見れる機会があるとは限りません。
仕事中に意味が分からない単語があれば、電子辞書を取りだすのは極々自然に写るかも知れませんが、スマホをいきなり取りだして見出すと、
「キミ!何をしているのかね!」
と上司に怒られかねません (上司でなくとも怒ると思いますが)。
こう考えると スマホ英語辞典が最も役立つのは通勤・通学中に勉強している最中だと思われます。
電車や車で通勤・通学する人は平面の机がある訳でもなく、電子辞書がいくらコンパクトであろうと、なかなか落ち着いて確認することは難しいはずです。
一方でスマホ英語辞典ですと、片手でさらっと意味を調べることが出来ます(運転中は基本的に不可)。
但し、先述のアプリは都度ネットに接続する必要がありますので、ネット環境でなくなってしまうと辞書としては機能しなくなってしまいます(ダウンロード型の辞書もあります)。
PC辞書の基本はスペースアルクで
一方で職場で使うならば断然スペースアルクです。
もはや英語学習者で使用していない人はいないでしょう。
前職の商社時代には、有料版英辞郎を使用している人が大勢いましたが、TOEIC 900点を目指す分には無料で使えるオープン版で問題無いはずです。
<参考> 有料版英辞郎 ⇒ 英辞郎 第七版(辞書データVer.136/2013年1月8日版)
ちなみに、私の留学時の先輩が翻訳の仕事をする際に「英辞郎の有料版を使ったら、無料版にはもう戻れない」と言う主旨の発言をしていましたので、私はいつか購入してPCにインストールしたいとずーっと思っております (未だに買っていませんが)。
いずれにせよ 例文の豊富さ、発音記号や派生語の記載、見易いレイアウト、どれをとっても一流の英語学習ツールだと思います。
電子辞書との併用
スマホ英語辞典を一度使用し始めると、電子辞書を使うことが無くなるのでは?と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
ですが私は、どちらかだけを使うということは基本的には無いと思います。
いや、というよりむしろ、上手い具合に併用すべきだと思うのです。
理由は「スマホを使うと脱線する可能性が著しく高くなるから」です。
電子辞書は電子辞書です。
以前はワンセグ付きのものもありましたが、基本的には辞書です。
一方でスマホは電話も出来ます。ネットサーフィンも出来ます。メールも出来ます。
この違いです。知らずのうちに英語の勉強から逸脱し、ダラダラと勉強してしまうことは間違いありません。
ですので、基本的には電子辞書を活用し、そうもいかない時にスマホを取りだす。
これが健全な辞書の活用法ではないでしょうか。